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C5コルベットの修理&メンテナンスなんかと色々と

ここ1年くらいでマイナートラブルが連発してます…(°_°;)

アメ車オーナーミーティングだムック本だ何だと、ここ1年ほどは目が回るほど忙しくて、アメ車ワールドのデモカー(というか、ただの私の愛車ですがw)である2000年型シボレー・コルベットのリポートを完全にサボってました。が、記事にこそしていませんでしたが、ずっと乗ってはいたし、取材だけはマメにやってたんですよね。で、さすがにそろそろ露出していかないと、写真はあっても内容を忘れちゃう危険があるので、やっと重い腰を上げる気になったんですが…、写真を整理していくと、まぁ色々と手がかかってるというか。これだけあれば、半年くらいはネタには事欠かないかな?(笑)

更新日:2013.07.20文/田中享(Tanaka Susumu) 写真/田中享(Tanaka Susumu)

取材協力

ウエストクラブ
TEL 053-427-0808 [ホームページ] [詳細情報]

クルマの部品というのは、金属であっても必ず消耗します

 まず最初に誤解のないように言っておきますが、C5コルベット(1997〜2004年型シボレー・コルベット)は丈夫で壊れ難いモデルです。オイル管理などの通常メンテナンスさえサボらなければ、滅多にトラブルことはありません。
 事実、私は現在の愛車である2000年型コルベット・クーペを約4年前に走行約4万kmで買って以降、4年4万kmはノートラブル。サーキット走行やジムカーナで使ったり、九州まで往復したりと、けっこうハードな使い方をしてますが、ホントに手がかからないというか。3ヶ月に1回くらいのペースでのオイル交換と、たまにタイヤのエアチェックをするくらいで、他には一切お金はかかりませんでしたからね。ひいき目抜きで優秀なモデルだと思います。

 ただ、どんなに優秀なクルマでも、機械である以上は経年劣化によるトラブルは避けられません。何故ならクルマを構成するほとんどの部品には寿命があるから。クルマにあまり詳しくない方は、消耗品=オイルやタイヤ、電球などを想像すると思いますが、金属製の部品だって消耗するし、いずれは必ず寿命が来ます。

 で、私のC5コルベットの場合、生産から約12年、8万5000kmくらいからボツボツと各部が寿命を迎え始めたみたいで、ここ1年ほどの間に次々とマイナートラブルが連発しちゃったんですよねぇ。ま、これは仕方ない。クルマは永久機関じゃないですからね。古くなって機能しなくなった部品は新品に交換するしかない。逆に言えば、クルマっていうのは、そういった消耗した部品を交換しさえすれば、実は半永久的に乗れるんですよね。

 と、前置きが少し長くなってしまいましたが、今回の本題は『サーモスタット』です。順番的にはもっと前にやった修理やメンテナンスもあるんですが、ちょうど今は夏真っ盛り。猛暑が続いていますからね。オーバーヒート関連のネタがタイムリーかな?と(笑)。

 アメ車のサーモスタットいついての解説は下記を参照してください。さっき書いたばかりですが、初心者にも分かるように細かく解説してますので。↓
>> 夏のアメ車はサーモスタットに注意が必要?
私のC5コルベットを題材にしたサーモスタットについての企画を『アメ車の修理・メンテナンス』コーナーに掲載してますので、そちらも合わせてご覧ください。
半年くらい前には、助手席側のパワーウインドーモーター&レギュレーターを交換しました。これがまた面白い裏話があるんですよねぇ。w
パワーウインドーの位置調整を2回くらいやりました。120km/hを越えると風切り音が凄くて。これが1mmとか2mmで大きく変わる微妙な作業で大変なんですよね。
ウインドーウォッシャーモーターも交換しました。「ウインドーウォッシャーなんてどうでもいいじゃん?」と思うかもしれませんが、コレってメッチャ重要な部品です。単価は安いんですけどね。これが壊れるとマジで困りますよ!

オーバーヒートの原因は様々です

 ここではC5コルベットのサーモスタット交換に到るまでの状況とか、サイドストーリー的な話を少々。メカニズム的な話じゃなくて、こういう前後の話も意外に役立つんじゃないかな?ということで。ま、ブログ的な?(笑)

 ちょっと前の話になりますが、ゴールデンウィークの最中に取材で浜名湖に行きました。もちろん足はC5コルベットです。
 早朝に会社を出発し、東名高速道路(御殿場手前の右ルート)を景気よく走っていると、何時ものパワーが出ていない感じが。「あれ?なんかイマイチ加速が悪いな。なんで?」と思っていたら、次の瞬間、視界の端でチェックゲージ(エンジンチェックスーン)が点灯。
 「わっ!ヤバい」と慌ててインパネに目を移すと、水温計の針がレッド(140℃)寸前に。すぐにアクセルを抜いて左車線に入り、2000回転以下まで回転数を下げて法定速度付近での巡航を開始。その状態でしばらく走っていると水温計の針は徐々に下がっていき、チェックは消えました。
 ただ、通常であれば100km/h程度で高速を巡航してる時には、水温計の針は100℃前後のはずなのに、しばらく巡航しても水温計の針は110℃以下に下がらない。で、ちょっとアクセルを踏み込むと、水温計の針がすぐに上昇し始める。これは明らかにおかしい。
 今年はGWの頃からすでにメッチャ暑かったけど、この時は早朝でまだ気温は高くなかったし。景気よく走っていたといっても、所詮は高速道路レベル。サーキット走行時のようにずっと高回転高負荷をかけていたわけでもありません。で、この段階で俺が疑ったのは、サーモではなくビニール袋などの『ゴミ』の吸い込みでした。

 C5コルベットや4thカマロといったグリルレスのクルマの場合、ディフレクター・ロワー・エアー(通称・ベロ)というバンパー下部の清流版を利用して、ノーズの下部からフレッシュ・エアーを取込む形状になっているんですが、ここからよくゴミを吸い込んでしまうんですよね。コンビニのビニール袋とか紙くずとか枯れ葉とか色々と。
 で、このゴミがエアコン用コンデンサーの表面に張り付いてしまうんですが、これを放置するとその奥にある冷却装置(ラジエター)にフレッシュエアーが当らなくなり、水温が上昇してしまうわけです。いくら水冷エンジンとはいえ、エンジンを適切に冷やすためには、空気(風)の力も必要ということですね。
 ディフレクター・ロワー・エアーはどうしても地面に擦りやすいので、「ガリっ」とかいうのが嫌だからといって、これを取ったり切ったりしたらダメです。ベロなんて少々擦っても大丈夫ですから(笑)。

「大丈夫だろう」の判断が大けがの元!

 少し話が脱線してしまいましたが、このゴミの吸い込みを疑った私は、すぐに最寄りのサービスエリアに入り、下からディフレクター・ロワー・エアーの奥を覗いたんですが、ゴミはなかったんですよね。これが…
 ちなみに、ゴミを確認すると同時に、念のためボンネットを開けて電動ファンも確認しましたが、ちゃんと動いてるし。こうなってくると、疑うべきはもう水回りしかない。
 まぁ水回りと一口に言っても、なんらかの理由で水(クーラント)が漏れて水が少なくなっている場合もあれば、ラジエターや冷却水の回路がサビなどで目詰まりを起こしていることもある。ただ、見た限りクーラントが漏れている気配はなし。年式や使い方を考えるとサビや妙な添加剤が原因の目詰まりも考え難い。などと素人なりに考えを巡らせて、この時点で私の中では「一番可能性が高いのはサーモスタットだろうなぁ」とアタリをつけてはいました。

 ただ、私は若い頃に素人判断で何度も痛い目にあってることもあり、ここ10年ほどは「何かトラブルや気になることがあったら、直ぐにプロに相談」を鉄則としているので、本来であればその場でショップに電話したかったんですが、時間はまだ7時過ぎ。当然ながらお店は開店してませんし、携帯を鳴らすには早過ぎる。しかも、浜名湖に9時に行く約束もしてるし…
 本来であれば、この時点でJAFを呼ぶか任意保険のレッカーサービスを適用するかして、最寄りのプロショップまで運んでもらう。あるいはショップがオープンするのを待って積載車で引取に来てもらう。これが最善策です。
 こういう場合、一番やってはいけないのが、「とりあえず走るし、走れる所まで」という判断。なんとか自走出来るからといって無理に走ると、クルマのダメージを増やす危険は大です。最悪の場合、2〜3万円で済むはずの修理代が数十万円に跳ね上がることだってあります。そして、私はそれを経験的に知っている。んですが…
 9時の約束は出版社からの依頼。前日に広告代理店からも「くれぐれもヨロシクお願いします」と泣きつかれてもいる。さすがにこの仕事はドタキャン出来ない。かといって、大切にしてるC5に無理はさせたくないし。どうするよ俺?…と、一服しながら考えること5分で私が出した結論は…、
 「GWとはいえ、この時間はまだ道は空いてる。東名はもちろん、インター降りてからも目的地までは混む道でもない。さっきの感じだと、エンジン回転数を極力抑えつつ適度な速度で走行する限りは水温は120℃くらいはキープできる。とりあえず空いてる内に目的地までは走っていき、状況しだいで取材場所から助けを求めよう!大丈夫、修羅場には慣れてる。なんとかなる!」というものでした。世間一般ではこれを称して『欺瞞』といいます。

 言わずもがなですが、こういう無理は厳禁です。今回、私の場合はたまたま上手くいって大事にはなりませんでしたが、何時も結果オーライになるとは限りません。この記事を読んだ読者の皆さんは、「何か異変を感じたらすぐプロに診てもらう」の方を強くオススメします。ま、スピード違反する人間にスピードの出し過ぎはダメだよ!と言われるようなもんで、説得力皆無かもしれませんが(笑)
デフオイルも交換しました。エンジンオイルは定期的に交換してるし、ミッションオイルの方も2回くらい交換してましたが、これまでデフオイルは放置してたんですよね。燃費が少し戻りましたよ。w
ブレーキパッドも交換しました。今回装着したのはホーク。これまではACデルコのデュラストップを使ってたんですけどね。性能評価とかそのうち掲載しますね。
余談ですが、ここ1年ほどは仕事の都合もあって社用車を足にする機会が増えてます。以前は仕事でもプライベートでも9割方はアメ車に乗ってたんですが、最近は国産セダンの社用車が3、C5が1、広報車とか色々が1という感じ。さすがにアメ車媒体の編集長がこれは不味いので、そろそろメインをC5に移すつもりです。w

サーモスタット交換の補足

 サーモスタットの役割や交換についての詳細は最初に書いた通り、リンク先を参照していただくとして、ここでは少々補足を。

 サーモスタットというのは安価な部品だし、交換作業自体も大したものではありません。車種によっては(例えば4thカマロのZ28とか)作業性が悪くて時間がかかる事もありますが、熟練のメカニックであれば、大抵のクルマはあっという間に終らせてしまいます。
 ただ、交換作業自体は簡単でも、エア抜きという作業に手間がかかる。これはバルブ交換の際に冷却水に混入した空気を抜く作業なんですが、場合によってはこのエア抜きに1日かけることもあります(車種やお店のやり方によっても違います)。なんで、サーモスタットの交換をショップに依頼する際には、基本的にはクルマを預ける事を念頭に置いた方がいいと思います。

 あと、これはリンク先の記事でも多少触れていますが、オーバーヒートに対しては、昔のクルマよりも現代のクルマの方が弱い傾向にあります。
 これはエンジンの素材が違うから。昔のクルマのエンジンは大概は鉄製ですが、最近のクルマのエンジンはアルミを多用しています。アルミヘッドとかアルミブロックとかいうやつですね。で、アルミというのは鉄に比べると熱に弱い。
 もちろん正常な状態で普通に運転する限りはアルミ製でも何の問題もありません。というか、重い鉄よりも軽いアルミの方がメリットがあるからこそ、最近のクルマのエンジンはアルミにシフトしてるわけだし。ただ、オーバーヒートするまでエンジン温を上げてしまった場合には、鉄製のエンジンであれば修理出来ても、アルミ製だと修理不可という事もあります。

 オーバーヒートというと、いかにも古い旧車のトラブルといったイメージがありますし、実際に最近のクルマは簡単にオーバーヒートするような事はないんですが、もしオーバーヒートしてしまったら、昔のクルマよりも現代のクルマの方がダメージがデカいというのは頭の片隅に入れておいてもいいかもしれません。

 とまぁ、今回はこんなところで。
ps
7月中にもう一回くらいはこのコーナーに何か記事をアップしたいとは思ってます。w

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