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連載 REGULAR ARTICLES ダッジ デュランゴ (DODGE DURANGO)13年落ち、約8万キロ走行の中古車試乗

ダッジ デュランゴ (DODGE DURANGO)

現存する究極の個体かもしれない

すでに絶版車の仲間入りをして久しい初代ダッジデュランゴ。どんどん数が少なくなりつつある、名車の中古車に試乗。これまでのほとんどがオーナーカーだったために、初めて乗る「売りもの」の味とはいかに?

更新日:2014.10.03文/椙内洋輔 写真/石山英次

取材協力

ジャパンレーストラックトレンズ
TEL 0356613836 [ホームページ] [詳細情報]

初めてとなるノーマルボディの中古車

 基本中古車って、年式相応にやれていることが普通である。じゃなきゃ、レアモノとしてそれ相応の超高額プライスがついているはず。だが、この個体は99.8万円。そんなに高い値段じゃないが、投げ売りっていうほどの低額でもない。でも相場よりは高く感じるし、果たして価値は? きっと秘密があるに違いない。

 だからそういう見方で試乗をする。2001年型。約8万キロ走行。99.8万円。これまでの経験値から浮かび上がる個体リストを脳裏から引っぱり出し、それと照らし合わせて、いろいろ鑑定していく…。

 そうやって過去数百台にも及ぶアメ車中古車を試乗体験してきた。最近じゃほとんどハズレはない。ちなみに一つアドバイスを。試乗の際個人的に気にしていることが、乗り心地と異音。異音に関しては低級音ともいう、いわゆるミシミシ、ガタガタの類いの音。

 これってアメ車の専売特許ではなく、良質なクルマだとあんまり出ない。まあそれ以外にもまだまだあるんだけど、これ以外は一応の企業秘密ってことで。

 前置きが長くなったが、デュランゴの試乗。これまで何度も乗っているが、それらどれもがカスタムカーやオーナーカーであって、「売りもの」は初めて。だからかなり気合いが入る。

 個体は新車並行車で7万9000キロ弱の距離を刻んでいる。だが驚くことに荷室に使用感がまったくない。普通この手のSUVなら、「大量の荷物と人を積んで…」みたいな使い方を想像するが果たしてどうなのか? 

 仮に偽装するにもここまでの質感は絶対に出せない(経験値)。だから忌憚なく聞いてみる。

 「このクルマ、元のオーナーが女性なんだよね。だから珍しい赤いボディカラーを新車で輸入したのよ。で、そのまま10年乗って、その間に気になるSUV特有のロールを減らすためにショックを換え、強化スタビを入れた。それ以外はノーマルだよ」

 女性のワンオーナー車。しかも見た目ノーマル。10年間メンテナンスをしてきただけに、車両のコンディションを把握しているとのことで、もしかして優良車?
あまり見かけない赤いボディカラー。 90年代後半に登場したアメ車でここまでノーマルチックな個体も珍しい。2001年型で約8万キロ走行車。
AWDのため車高はノーマルを維持していた。ショックとスタビを入れているために、不快なロールは取り除かれている。
搭載される5.9リッターV8エンジン。245馬力を発生させる。いまを持ってすれば、驚くほどのパワー感はない。かといって過不足かと聞かれればまったくのノーだ。このままでも十分乗れるが、手を加えれば非常に面白いエンジンに仕上げることも可能だ。
ステアリングなどに擦れがあり、前オーナーの使用感を物語る。だが、女性ということで、雑な使い方をしていたような形跡がないのは嬉しい。
レザーシートには、乗降を繰り返した際のシワが刻まれている。だが、それ以上のキズや破れなどはなく、年式、距離に応じたものだと納得できる範囲にある。
唯一驚きを隠せなかったのが、荷室のきれいさ。使用感がまったくなく、ここは嬉しい誤算だった。

乗ると分かる「素材の良さ」と「管理の良さ」

 初代デュランゴといえば、個人的に知りうる限りにおいてほぼ十中八九、いずれかをカスタムしている車両がほとんどである。それを承知で中古を手に入れることが半ば当たり前のような車種でもあった。だからこそ、ノーマル個体の中古車試乗なんてまさしく夢のようである。

 室内はレザーで被われている。だが、ここにはバッチリ使用感がある。レザーシートに刻まれた無数のシワがそれを物語る。ステアリングにも若干擦れた部分もあり、ここら辺は距離や年式に相当したものだと推測される。個人的に違和感は感じない。

 実際に走ってみる。エンジンのかかりも一発だし、ちょうど下取りに出された直後ということで、不安定な要素は微塵も感じない。ブレーキやステアリングの動きにも動作の遅れや鈍さはまったく感じない。

 唯一手が加えられている足回りは、硬質なボディと相まって硬派な乗り心地を提供してくれるが、これまた不安定な要素は感じない。普通に街中を走っている限り、まったく普通のデュランゴである。出元のハッキリしている車両だけに、また管理ユーザー車ということで、車両の質が保たれている感じである。

 下手に改造されていない分、ボディや各種機関のヘタリも少ないし、まだまだ乗れる資質を十分に感じつつ、「これをベースにピカピカのフルノーマル車を作るのも面白いかも」とあれこれ夢想するのであった。

 90年代後半のアメ車は、非常に味の濃いフィーリングを与えてくれる、しかも手の届く範囲の価格帯で、かつコンディションを保てる最後の年代と感じている。だかこそ、そういった年代のアメ車を狙っているファンは、常にアンテナを張り巡らせ、こういった出物を的確に抑えていく必要があると思う。


今見ても古臭さを感じさせないデザイン力が素晴らしい。

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