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特集 SPECIAL ARTICLES 1997年型 シボレータホ (CHEVROLET TAHOE)街中で超刺激的な90年代のアメ車

1997年型 シボレータホ (CHEVROLET TAHOE)

ストリートで楽しめるチューニングの方向性

質感や見てくれで劣るかもしれないが、アメ車の熱いビートを奏でる90年代のタホを取材した。

更新日:2017.04.25文/吉田昌宏 写真/古閑章郎

取材協力

ジャパンレーストラックトレンズ
TEL 0356613836 [ホームページ] [詳細情報]

90年代のアメ車が訴えかけてくる刺激性

 ひとつ前のエントリーで「今、3代目タホが熱い」というような記事があったが、今回筆者が取材したタホは初代タホ。1992年から1999年まで製産された初代型で、日本でも大人気を博したモデル。

 だが今、この時代のタホを手に入れるには、多少の困難がつきまとう。まず、タマを探すのが難しい。くわえて、仮に入手したとしても最終モデルの生産終了後すでに18年が経過。まったくの新車は100%あり得ないわけだから、走行距離や経年変化で何かしらの手入れが必要なのは言うまでもない。

 とはいえ、アメ車らしさや無骨さワイルドさ、さらにV8サウンドといった懐かしいアメ車論に照らし合わせるなら、この年代のアメリカンSUVは高級感や質感はまったく高くないが、ドライバーに訴えかけてくる刺激度においては、オブラートに包まれてしまった感のある現在の高級SUVでも絶対に敵わない。

 「あり得ないほど原始的だが乗ると面白い。イジると効果が体感しやすい。めちゃめちゃカッコイイ。それに当時はデカいと感じたが、今見るとそれほどデカくないし扱いやすく乗りやすい。最新の1.5リッタートヨタ車にも質感では負けているが、それでもこんなに面白いものはない」etc
フロントの大型エアフードがなければ、至って普通の4ドアタホ。だが年式の割りには非常にキレイなコンディションを維持している。車高やホイール等バランスにも優れている。
居住性があり、それでいて街中で楽しめる熱いV8サウンドが手に入る。考え方によっては、1000枚以上もの金子が必要な高級車にも優っている部分がたくさんある。当然、劣っている部分もあるのだが、それが気にならないほど面白い。
ブラックにペイントされたボンネットフードにビス留めされた大型エアフード。あえてビスで留めワイルドさを強調するとともに、往年のマッスルカー的雰囲気を醸し出す。
メカニカルなサウンドを奏でるV8エンジン。このエンジンに触れてしまうと、ノーマルのV8エンジンにはもはや何も感じなくなってしまうほど刺激的。造り込んだ味わいが、ノーマルのV8を圧倒的に凌駕している。
その一躍を担っているロングチューブへダース。低速域でのピックアップが素早くなり音質や振動が劇的に変化。
ワンオフマフラーも連動した作り。

マッスルSUV風に仕上げ途中

 アメ車に乗ったことのない方には恐らく全くわからない感覚だろうが、80年代、90年代のアメ車を多少でも知っている、もしくは乗ったことがある方ならわかっていただける感覚ではないだろうか。

 アメ車業界には、60年代70年代ファンと、90年代ファンと、2005年以降のファンと、大きく分けて3つの柱が存在していると言われている。筆者はまさしく90年代のアメ車を実体験してきた身だけに、その感覚が大いに染み付いているのである。

 ちなみに余談だが、筆者は老後C4コルベットをフルノーマルの状態にレストアして楽しむのを夢見ているクチである(笑)。

 で、こちらのタホ。97年型の4ドア。いわゆる一般的な仕様であり、珍しいといえばシャンパンゴールドのボディカラーくらい。それでも状態の良さはひと目でわかるほどクリーンな印象を与えてくれ、エンジンをかけた瞬間にこのクルマの目指す方向性がわかるのである。

 じつは、取材日はボンネットフードに巨大なエアキャッチのフードを装着したその日だった。あえてビス留めをしてワイルドな雰囲気を醸し出し、70年代風マッスルカーなイメージでの仕上げ途中だった。

 この車両には、すでにラムエアーが入っており、ロングチューブへダースとワンオフマフラーにて吸排気系の味付けがなされている。これらにより急激に速さを増すことはないが、これまでのタホは全く別次元の五感に訴える感動マシンへと変貌を遂げているのである。

 いわゆる吹け上がりとサウンドに驚くほどの変化が現れ、エンジンのピックアップの立ち上がり部分が俊敏になり、低速から中速への吹け上がりの伸びが段違い。

ストリート重視のチューンが必要になる

 あくまで感覚的な話なのでどこまで正確に伝わるかは不明だが、劇的に速さは増さなくとも、少なくともアメ車に乗る理由のひとつになる刺激度においては段違いの変化を与えてくれている。馬力や速さ、タイム等には現れない五感に訴える音や振動も間違いなくアメ車の醍醐味なのである。

 そんな刺激的なマシンへと変化を与えている中で、「次は外観」ということで、それら刺激に見合ったブラックのボンネットフードと大型エアフードをあえてワイルドに装着していたというわけである。

 90年代のタホには、こうしたカスタマイズの楽しみも豊富にあり、また効果を発揮しやすいのである。オーナーさん的にも、この先のカスタマイズプランも温めているということで、充実したタホライフを過ごすに違いない。

 それにしても街中をゆっくり走っていても刺激的なコイツはある種の理想型と言えるだろう。公道で200キロ出すのもひとつの楽しみかもしれないが、リスクを考えれば別の道も欲しい。となれば、街中を普通に走っていても熱いビートを奏でるこのタホも間違いなくアメ車であり刺激的である。

 「飛ばしてもアメ車だが、ゆっくり走ってもアメ車」。これからの時代には、信号ひとつ分でも熱くなれるストリート重視のチューンも見逃せなくなるはずである。同時に、こうした90年代のアメ車人気が再燃するはずである。
写真は左からノーマル純正、ショートチューブ、ミッドチューブ、ロングチューブのへダースである。同じ車種用ではないから誤解しないように。それでもノーマル純正のお粗末さがお分かりいただけるだろう。
実際には、へダースを交換するにしても、車両の下回りのパイプ取り回し等の状況も加味しないといけないから、一概にロングがいいとかショートがいいとかも言い切れないという。とはいえ、レーストラックの場合、アフターパーツとしてへダースが存在していない車両にもワンオフで制作しており、その経験値は日本一といっても過言ではない。
ちなみに市販のアフター品でも、車種によっては各メーカーから複数商品が存在しており、メーカーによっては効果の差が激しく変わるというから、その部分においても、自分の求めるフィーリング等を具現化するために、プロのお言葉が必要になるはずである。
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