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特集 SPECIAL ARTICLES アイトーンカーズ 【ショップinfo】90年代以前のアメ車をこよなく愛する

アイトーンカーズ 【ショップinfo】

知る人ぞ知る的な秘密基地的ショップ

人は見かけによらず、というフレーズがあるが、そんなショップ版。要するに、見かけによらず非常に頼りになるショップを発見し取材した。

更新日:2017.10.16文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力

アイトーンカーズ
TEL 0489206055 [ホームページ] [詳細情報]

まるで秘密基地のごとき作業空間

 埼玉県草加市に位置するアイトーンカーズ。埼玉県とはいえ、東京都足立区と埼玉県との県境に位置しているだけあって、両県からのアクセスがいいのが特徴である。

 そして店舗。ほぼ一軒家的スペースにアメ車、基本的には90年代以前のアメ車が多く止まっており、ひと目でショップを確認することが可能。そして、恐れることなくショップに入れば、まるで秘密基地のごとき作業空間が見て取れる。

 代表の加治氏は、以前からアメ車業界に従事し、2010年に現在の地に自身のショップを開く。それ以来、90年代を含む、今となっては懐かしい感じすらするアメ車全般の主治医として活躍されているのである。

 今現在は、90年代初頭のサバーバンのレストア(エンジン、足回り)を一人で行っており、それ以外にもカプリスセダン、サードカマロ etc が整備の順番を待っているのである。

 しかも自身も90年代のC-1500ステップサイドを愛車にしており、総じて90年代以前のファンの心を掴んでいるのである。

 「この年代までのアメ車が好きなんですね。そして、きっちり整備して後世に残して欲しいと思います。その力添えという感じで、一台一台しっかり整備しています」

 今現在、世界中で旧車の価値が上がっている。フルレストア状態の車両は軽く1000万円オーバーである。そしてそういった旧車といえば、60年代から70年代が中心。だが、この先10年~20年経てば、90年代のアメ車だって、価値が急騰する可能性を秘めている。

 別に加治氏は、そういった宝くじ的な目当てで90年代が好きなのではないだろうが(笑)、でも同様に旧車としての価値が高まり、評価が高まる時代が確実にやってくるわけである。その日のためにも、今から大切に乗って欲しいという信念のもと、整備に注力しているのである。
<アイトーンカーズ>
住所:埼玉県草加市吉町4-3-28
TEL:048-920-6055
営業時間:10:30~20:00
定休日:月曜日
今現在サバーバンの作業を進行中。エンジンと足回りのオーバーホールを行っている。
エンジンのオーバーホールが終了し、ブロックをオレンジにペイント。組み上げた後、エンジンルームに再び組み戻している最中。
この地ですでに7年の実績を積み、ファンを確実に増やしている。90年代以前のアメ車オーナーは使えるショップとしてリストに掲載しておくべきである。
上記のサバーバンに組み上げられるパーツを自身でペイント。アメリカ的な見栄えにもこだわっている。
すでに10万キロ以上の距離を重ねるサードカマロ。機関コンディションは良好だが、取材時にはエンジンの消耗による治療が行われていた。

小回りが利くショップ

 なかでも大切にしているのが、オーナーさんとのコミュニケーション。「予算との兼ね合いもありますし、全ての方がその時望まれる最高の修理ができるとは限りません。『でも大切にしたい』とのオーナーさんの思いが感じられれば、その時できる最大限の助言をし、その時点でのベストを尽くすことを考えています」

 一人で作業を行い、携われる車両の数も限られているが、だがそれだからこそ逆に、触れている車両に対しては全力で向き合えるわけで、いろいろな角度から修理のアプローチを指南することが可能になるのである。いわゆる小回りが利くショップであり、これこそが大きなショップとの差、利点と言っていいだろう。

 今回、取材時に、10万キロ以上の距離を刻んだサードカマロのエンジンのオイル下がりの対処に出くわした。
エンジンのオイル下がりという症状に見舞われているサードカマロ。エンジン始動時に白煙が吹き上がる。

その時点でのベストな修理を心がける

 オイル下がりが起きると、エンジン始動時にマフラーからもくもくと白煙が吐き出される。具体的には、エンジンのバルブ部分に装着されているステムシールと言われるバルブとピストンにオイルの侵入を防ぐパーツが劣化しており(長い目で見た消耗)、本来、この処置をするにはエンジン上部を全て取外し、バルブステムシールを交換する必要があるという。

 だが、今はその予算が捻出できないが「乗り続けたい」とのオーナーさんの意向を汲み取り、今回はリスローンにて対応してみるという。まさにそのシーンを目撃したわけである。

 「もちろん、バルブステムシールを交換した方がいいに決まっています。ですが、別のアプローチを望む方もいらっしゃいます。その時点でのベストは人によって異なりますから、きっちりコミュニケーションと確認をとって作業を進めて行くことを考えています」

 ちなみに、このサードカマロはこの後10キロ程度の走行テストをしているが(160キロ程度走行で効果体感とのメーカー公表)、この程度でも若干だが症状の減少が体感できたという。

 ただし、このオイル下がりの症状が出てからも長い間そのままの状態で走っていたということもあり、完治とまではいかず。もしこれが、初期症状の段階で施していればかなり違った(はっきりとした)結果が得られた可能性は非常に高いということだった。

 もしかしたら、こういった修理屋さんは頑固親父による敷居の高い店といった感じを受けるかもしれないが、そういったことは全くない(そもそもそんな店なら筆者が紹介しはしない)。それよりも見かけによらず頼りになるショップであることに驚くはずである。

 90年代以前のアメ車に乗っている、もしくは困っている、「そういった車両が今後欲しい」という方は、一度アイトーンカーズ連絡してみるといいだろう。
90年代以前のアメ車をこよなく愛するメカニックが行う昔ながらの修理工場。その腕に惚れたファンは多い。
代表の加治氏。今回の対応について「修理するのが基本であるのは間違いありません。ですが、その時のオーナー氏の状況もあるとは思いますので、その時点でのベストな方法を一緒に考えたいと心がけております」
対策前にオイル下がりの症状を確認させてくれた。上記写真の白煙がそれ。だが、それ以外では非常にコンディションの良いサードということだった。
さすがはアメリカ、さすがはリスローン。こういった症状に対して対策を講じる添加剤が販売されている。今回使用した「バルブシールリペア」。オイル下がり用に開発されたケミカル。通常160キロ走行程度から効果が体感できるという。作業車両はまだ走行が足りないために、今後の変化に期待したい。

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