ドライバー目線で言えば、ハイルーフ化されたことで重量増および若干の腰高な印象が増えることになり、ハイスピードでの移動は諦めなければならない。だが、セカンドシート以降の頭上の空間が増えたことにより、さらに広く感じさせるスペースに豪華絢爛なイルミネーションが配置され、ひときわゴージャスな室内空間を与えてくれるのが、ハイルーフである。すなわち、ドライバー以外の充実感がさらに一段と高まっているモデルと言えるだろう。
ハイルーフということで、頭上空間が広まっているから、セカンドシート、サードシートへのアクセスは当たり前のように超スムーズになり、ロールーフに比べて全体的にルーミーである。さらに圧巻の26インチ巨大モニターが装備されており、センターコンソールにはブルーレイプレーヤー、その他エアコン、HDMI入力端子や120V電源・12V電源が用意されており、ゲーム機を持ち込んで大人数で遊んだり、撮影した動画をその場でチェックすることも可能等、リア居住空間の快適性やエンターテイメント性が格段に向上されている。
恐らく、アメ車のバンに魅力を感じる方々には、こういったセカンドシート以降の装備こそが重要であり、エクスプローラーはまさに現存する世界最高峰のコンバージョンメーカーということで、その辺りへのアプローチはお見事という他ない。だからこそ、その価値観に共鳴した世界中のセレブたちをも虜にしているのである。
ちなみに、ショーファードリブンカーとして使用する場合なら、この至れり尽せりの豪華装備を、後部席に座る自分だけの特権として使用することになる。まさに陸のクルーザー、もしくは大人のファーストクラスと言っても過言ではないだろう。
ロールーフとハイルーフ、どちらにも甲乙つけがたい魅力がたくさんあるが、あえて言うのなら「ドライバー優先+豪華さ」ならロールーフ、「ドライバー以外優先+豪華さ」ならハイルーフと言ってもいいかもしれない。あとは実際に試乗してみて判断して欲しい。この、別次元の完成度の高さには、きっと驚くに違いない。
最後に。BUBUのBCDでは、このエクスプローラーの新車を複数台扱っており、売れ行きもかなり好調という。特にロールーフは貴重な存在ということで、引き合いがかなり多いとも。BCDは、本国エクスプローラー社との繋がりが深く、コンバージョンを数多く世に送り出しているだけあって、車両の細部までを熟知をしている。そういう意味での安心感はかなり高い。
ちなみに余談だが、BCDではフォードエコノラインの2014年型の最終新車や2013年型の中古車を販売しており、そちらはほとんど即売状態というから、アメ車好きのバン好きは、流行り廃りに関係なく常に多くいるのだろう。
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