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試乗記 TEST RIDE トヨタ タンドラ (TOYOTA TUNDRA)まだまだ続くタンドラカスタマイズ

トヨタ タンドラ (TOYOTA TUNDRA)

機能優先か、はたまた迫力重視か

いまだ人気上昇中のトヨタタンドラだが、その遊び方は二つに割れるという。ひとつは迫力重視のカスタマイズ、もうひとつが機能優先のライトカスタム。果たしてどちらが好みでしょうか。

更新日:2016.07.15文/編集部 写真/古閑章郎

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こうやってカスタマイズすることで迫力あるスタイルが確立できるのが、そしてこれに呼応するパーツが豊富なのが、タンドラの魅力のひとつである。

リフトアップによる圧倒的迫力

 トヨタとしては2代目となるタンドラは2007年に登場した。ボディサイズやエンジンバリエーション等は、ビッグ3と対等に競える仕様に生まれ変わり、トヨタが本気で造った初めてのフルサイズピックアップトラックと言える存在である。

 強烈な存在感を醸し出す大きなフロントグリルを特徴とするフロントマスク。そしてレギュラー、ダブル、クルーマックスという3種のキャブボディ仕様に、万全なるトヨタクオリティが注がれている。

 またトップレンジに5.7リッターV8DOHCエンジンを搭載し、ビッグ3にはない高性能さをアピールすることでライバルたちを圧倒した。当時ライバルとなるビッグ3の代表格F150は5.4リッターV8、シルバラードは5.3リッターV8を搭載するなか、タンドラはあえて5.7リッターV8を搭載し、トヨタがフルサイズ市場に参入する意気込みとしての、強烈な先制パンチを食らわしたのである。

 これまでの一般的な価値観からすれば、こうしたいわゆる逆輸入車たちは「アメ車じゃねぇ」となったのかもしれないが、このタンドラの登場以降、アメ車ショップでのタンドラ率は急上昇。現在でも販売率は右肩上がりである。

 その理由としては、トヨタブランドの威光ももちろんあるが、それ以外ではカスタムパーツが充実しており、ライトなドレスアップからヘビーなチューニングまで、硬軟問わずに遊べることが最大の人気の秘訣である。

この車両は3インチのリフトアップにビルシュタインショックの組み合わせ。この他にも4インチ、もしくは6インチまで対応可能という。ただ6インチは別途加工が必要という。
 そんなタンドラは、2014年にマイナーチェンジを受けるが、基本的なスタイルはキープコンセプトであり、ユーザーの買い替え需要を促進させるまでにはいかず、現状この2014年前後を境に両極端のオーナー像が見えるという。

 かたや前期型は、リフトアップ等の足回りカスタマイズを行ない社外ホイールやオーバーフェンダー等でタフなギアを装うユーザーが多く、タンドラをより一層迫力あるマシンへと進化させているという。

 一方、後期型となる2015年や2016年モデルとなると、オーバーフェンダー+社外ホイール程度のライトカスタマイズのユーザーが多く、しばらくノーマルに近い状態で乗り、その後どうするか検討するという方向性が見えるという。

 まぁあくまで一ショップでのこれまでの傾向をまとめたに過ぎないわけだから、すべてのタンドラユーザーに当てはまると思えないのは至極当たり前であるのだが、それでも100%あたりではないにせよ、的はずれな意見でないのは間違いない。

 ということで、2011年型タンドラのリフトアップ仕様に試乗した。この車両、もとはライトチューニング仕様だったタンドラだが、そこから年々進化し3インチリフトアップにFUEL20インチホイール&ニットータイヤを組み合わせ、プレランレースカーさながらのフロントバンパーを装着。

なんだかんだいっても350V8エンジンを搭載しているのが最大の魅力となる。381hpだから、重量級ではるが圧倒的なパワーである。
 ビルシュタインショックによる引き締まった足により、視線が上がっているにもかかわらず車体の揺れは抑えられており、普通に走りる限りリフトアップによる制約を受けることはまったくない。

 もともとのタンドラの迫力とカスタマイズパーツとの組み合わせにより、見事アメリカンなオフロードマシンへと生まれ変わり、また381hpを発生させる5.7リッターV8による圧倒的な走行性能を伴ってオーナーを満足させるこのタンドラ。

 4インチアップや6インチアップも可能ということで、まだまだ遊びの幅があり前期型なら車体の値段も落ち着いてきていることから、中古車両をベースとしたタンドラ遊びはまだまだ続くのだろう。

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