SPECIAL ARTICLES

[特集]

当時セマショーに出展されたコンセプトカー

2009 ダッジチャレンジャーSRT10 コンセプト

今更だが、あったら凄かったな、という話

コルベットのミッドシップ化に湧くjアメリカでは、同時にバイパーの復活を望む声があがるものの、実現の可能性は極めて低いと言われている。そんな中、「バイパーのV10をチャレンジャーに搭載したら?」 という声も上がっているという。その理由とは。

更新日:2019.07.04

文/椙内洋輔 写真/FCA

10年前のコンセプトカーが人気が再燃、なぜ?

 事の流れはこうだ。コルベットのミッドシップ化による進化を見たマスコミたちがバイパーの復活を記事にする。で、「どうせ復活するならミッドシップで」、と。

 だが、その記事の信憑性は極めて低く、あくまで記者たちの希望。だが、その記事をみたファンたちが、「どうせならバイパーのエンジンだけでも生かして欲しい、何ならチャレンジャーに積んでしまえ」と。

 というのも、バイパーのV10を搭載したチャレンジャーのコンセプトカーがかつて登場していたから。要するに、「過去に作っていたわけだから、できるでしょう」という流れ。

 で、本国ではかつてのV10搭載のコンセプトカーが人気に。YouTube にも過去の動画が再構成され新規で投稿される等、結構なブームになっている。

 しかもそれは、バイパーファンのみならずチャレンジャーファンにも飛び火している。というのも、現行チャレンジャーには毎年進化モデルが登場するものの、ちょっぴり食傷気味。パワーアップモデルの登場は毎回刺激的であるものの、根本的な大きな変化がまったく起こらないから。

当時はバイパーの存在があったがために、チャレンジャーにV10を積むことは許されなかったが、今やそのバイパーが存在しないだけに、可能性としてはゼロではない。

 正確には、2015年にマイナーチェンジが行われデザインに若干の変化が起こったとともに、ヘルキャットの登場が最大のインパクトを残したが、それ以外に(それ以前の2008年から含め)大きなデザインの変化が起きないことが、すなわちフルモデルチェンジが起きないことが、若干の「飽き」をもたらしているというのである。

 で、その不満のはけ口になっているのかどうかは不明だが、(どうせモデルチェンジしないなら)、既存のパワーユニットにプラスしてV10搭載マシンの登場を願っているというのである。

 ちなみに写真のV10マシンだが、2008年のセマショーに出展されたコンセプトカー。当時のバイパーV10エンジンから6速MTをまるまる使用して製作されている。搭載エンジンは8.4リッターV10で600hp、最大トルク560lb-ftを発生させる。それを駆動するミッションは6速MT。サスペンションのショックにはビルシュタインが用いられ、ブレーキには大径のブレンボ。組み合わされるタイヤは前Pirelli P-Zero 275 / 35R20インチ、後Pirelli P-Zero 275 / 40R20インチである。

 エクステリアは、トルネードレッドで塗装され、カーボンファイバー製のフードに1970年型ヘミ クーダをオマージュするシェイカーフードを装備し、くわえて当時のバイパーACRを真似たフロントスプリッターやリアスポイラーを装備し、ダウンフォースの確保とバランスを維持する設計がなされている。

だがV10エンジンとはいえ600hp。今やヘルキャットが710hpでレッドアイが797hp。そうなるとやっぱり「ないな~」とは思う。ただ、それでもあればあったで、限定なら売れる!

 われわれ編集部では、2021年に現行チャレンジャーのフルモデルチェンジが行われる、という予定を情報として持っているが、「V10エンジン搭載」の情報はまったくない。

 だが、V10搭載のチャレンジャーが一部に望まれているという話は事実であり、これがFCA首脳陣に届けばいいなあ、とは思っている。

 現時点でまったくそんな事実はないが、「もし出たら(限定1000台あたりか)」、チャレンジャーSRT10は極めて趣味性の高いマッスルカーになっていたはずだし、殿堂入りマシンとして認定されるに違いない、と勝手に思っている。

搭載エンジンはV10だし、シェイカーフードもチャレンジャーの販売車両に使用されていたものとは違うし、あくまでコンセプトカーだったが、チャレンジャーファンとしては是非とも欲しいパーツばかりだ。


後半にはしっかり走っています。

RELATED

[関連記事]

SHOP

[同店舗記事]

ARCHIVES

[アーカイブス]

ノコ (NOCO) geniusシリーズ

SPECIAL ARTICLES

阿部商会

アメ車オーナーミーティング2017 in ロングウッドステーションのQ&A

NEWS & INFORMATION

アメ車オーナーミーティングFacebookイベントページ

トヨタカムリ (TOYOTA CAMRY)

REGULAR ARTICLES

クワッドドライブ

シボレー、生誕100周年

NEWS & INFORMATION

NEWS & INFORMATION

[ニュース&お知らせ]

TEST RIDE

[試乗記]

CAR

[新着アメ車]

シボレータホスポーツスポーツディーラー車
シボレータホスポーツスポーツディーラー車

298万円

年式:1997年

走行距離:83,613km

ガレージダイバン

GMCシエラ3500デューリー
GMCシエラ3500デューリー

298万円

年式:2003年

走行距離:104,973km

ガレージダイバン

フォード37型フォード2ドアセダン
フォード37型フォード2ドアセダン

888万円

年式:年

走行距離:

ガレージダイバン

シボレーアストロサーフ&スキー 4WD
シボレーアストロサーフ&スキー 4WD

248万円

年式:1998年

走行距離:87,438km

ガレージダイバン

PARTS

[新着パーツ]

クライスラー300/300C カービ交換なら2011-2014年車両  Android搭載 4G 64G
クライスラー300/300C カービ交換なら2011-2014年車両  Android搭載 4G 64G

226,600

AUDIO&VISUAL

あとづけ屋

グランドチェロキー (WK36A、WK57A系)カーナビ交換なら2011〜2013
グランドチェロキー (WK36A、WK57A系)カーナビ交換なら2011〜2013

232,760

AUDIO&VISUAL

あとづけ屋

シボレー カマロカーナビ交換ならあとづけ屋 ハイテックナビ(テスラスタイル) Android搭載
シボレー カマロカーナビ交換ならあとづけ屋 ハイテックナビ(テスラスタイル) Android搭載

162,800

AUDIO&VISUAL

あとづけ屋

ACデルコ エンジンオイルエレメント PF454 アメ車 シボレー カマロ コルベット GM車
ACデルコ エンジンオイルエレメント PF454 アメ車 シボレー カマロ コルベット GM車

1,782

MAINTENANCE

6DEGREES

スーパフォーマンス・ジャパン公式HP有限会社 スペース YOKOHAMA西東京

CAR

[新着アメ車]

シボレータホスポーツスポーツディーラー車
シボレータホスポーツスポーツディーラー車

298万円
支払総額340万円

年式:1997年

走行距離:83,613km

ガレージダイバン

GMCシエラ3500デューリー
GMCシエラ3500デューリー

298万円
支払総額328万円

年式:2003年

走行距離:104,973km

ガレージダイバン

PARTS

[新着パーツ]

クライスラー300/300C カービ交換なら2011-2014年車両  Android搭載 4G 64G
クライスラー300/300C カービ交換なら2011-2014年車両  Android搭載 4G 64G

226,600

AUDIO&VISUAL

あとづけ屋

グランドチェロキー (WK36A、WK57A系)カーナビ交換なら2011〜2013
グランドチェロキー (WK36A、WK57A系)カーナビ交換なら2011〜2013

232,760

AUDIO&VISUAL

あとづけ屋

スーパフォーマンス・ジャパン公式HP有限会社 スペース YOKOHAMA西東京

ページトップ