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試乗記 TEST RIDE 2018 シボレーカマロ SS 1LEZL1の足回りで6.2リッターV8エンジンをMTで操る

2018 シボレーカマロ SS 1LE

あえて世の流れと逆行するMTモデルをBCDで

ノーマルカマロをベースにアシ足回りをチューニングして走りに特化したグレードが1LEである。

更新日:2019.09.15文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力

BUBU / ミツオカ
TEL 0120-17-2290 [ホームページ] [詳細情報]

BUBU横浜
TEL 045-923-0077 [ホームページ] [詳細情報]

シボレーカマロ SS 1LEはMTミッション専用車

 取材車は、2018年型シボレーカマロ SS 1LE。1LEとは、足回りや駆動系を中心としたメーカーチューンモデルであり、サーキットやワインディングを積極的に走るのに、ノーマルモデルではちょっと物足りないと考えているユーザーには最高の一台である。

 もう少し説明すると、シボレーカマロ1LEは、2013年モデルから追加された「1LEパッケージ」装着車のこと。当初はV8搭載のSSモデル、しかもMT車にしか装着できないハイパフォーマンスオプションであり、2017年からはV6モデル、2019年からは直4モデルのMT車にも装着が可能になり、バリエーションを増やしている(ZL1にも装着可能)。

 世界中のクルマたちからMT車がどんどんなくなっているにもかかわらず、1LEはMT搭載車のみ、とはさすが唯我独尊のアメリカ車。

 この1LEは、旧5代目カマロでも発売され、かなりの人気を博したモデルだったことから、6代目でも当然発売されている。とはいえ、6代目1LEは、それまでの5代目1LEとは異なり、よりディープな内容となっている。

 ちなみに5代目カマロとは2015年までのモデルを指し、2016年から6代目となっているが、2019年にマイナーチェンジを実施し、フェイスチェンジが行われている。今回の個体は2018年型だから2019年でフェイスチェンジするちょうど前の個体ということになる。
一番素敵なアングル。ブルーとブラックのコンビネーションも良好。めちゃくちゃカッコよかった。
2016年から6代目カマロとなっているが、2019年にマイナーチェンジを実施し、フェイスチェンジが行われている。今回の個体は2018年型ということでフェイスチェンジするちょうど前の個体。コチラの顔が好きというファンも多い。
盛り上がったリアフェンダーからのラインが、シャープな6代目カマロ。個人的にも一番好きな現代カマロのデザインだった。旧型比で車重を減らしたことも二重丸。
搭載される6.2リッターV8LT1エンジンは、455hp、最大トルク455lb-ftを発生させる。旧5代目モデル比で50hpアップしたエンジンは強力である。くわえて90kgの減量も行っているから、旧型比で相当に速い。
2019年のフェイスチェンジ以降もこちらの顔を求めるファンが多いという。くわえてフロントスプリッター等のエアロが控えめなのも好感。
マットブラックのボンネットフードは、非常に軽い。全体的に軽量化を行っているが、ボディが強くなっていることもカマロの美点。
20インチホイール(前285/30ZR20 、後305/30ZR20)にグッドイヤーイーグルF1スーパーカータイヤ。ブレーキはブレンボの6パッド。

走れば走るほど「差」が分かる1LE

 その装備だが、サーキットも楽しめる足回り&外装パーツが中心となっている。マットブラックのフードにフロントスプリッター、20インチホイール(前285/30ZR20 、後305/30ZR20)にグッドイヤーイーグルF1スーパーカータイヤ。

 サスペンションにはマグネティックライドコントロールにモノチューブダンパーやスタビライザー等、そしてブレンボブレーキ(6ピストン)に電子制御ディファレンシャルの3.73レシオが入るという。

 言ってみれば、カマロZL1の足回りが導入されていると言っていい内容である。=600hp以上のZL1を支える足回りがノーマルV8モデルに組み込まれているのだから、その安心感と安定感、および攻めたときの懐の深さはノーマルSSの比ではないだろう。

 一方インテリアは、フラットボトムのステアリングにショートシフター、スエード製バケットシート等が中心となり、それだけでも十分魅力的だが、それにプラスした走りの性能向上と伴って圧倒的な雰囲気の良さというかオーラである。
MT車で操る大排気量V8エンジンは、今や世界中で希少価値上昇中。これほど楽しいマシンもそうはない。

スーパーカーに迫る速さ

 ちなみにまったくの余談だが、筆者はこのSS 1LEを見るとき、常にアキュラNSXとの走り比較を思い出す。『MOTOR TREND』誌の比較試乗で両車をサーキットテストした際のラップタイムがカマロで1分37秒78で、NSXが1分36秒36だった。

 1LEは、6.2リッターV8で455hp、最大トルク455lb-ftを発生させるのに対して、NSXは3.5リッターV6ターボで573hp、最大トルク476lb-ftである。

 単純なタイム数字で言えば負けだが、V8+FR+MT車という古典的パッケージが、V6ターボ+MR+9速ツインクラッチ車に迫るタイムだったことが、個人的には驚きだった。
 
 あくまで一つの物差しさだが、1LEに秘められた速さと、ベースとなる6代目カマロの出来の良さが明白になった気がしたのである。それと同時にカマロV8を含めたアメリカンスポーツカーに、スーパーカーに近い速さが秘められていることが何より嬉しかったのである。
比較的簡単に走らせられるから、慣れてしまえば思う存分楽しめるだろう。カマロの特徴である硬質なボディと引き締まったハンドリングは、他のマッスルカーを圧倒的に凌駕する。
スエード張りのフラットボトムなステアリングが雰囲気を高める。全体的にインテリアの質感はノーマルカマロ時から高い。
デジタル表記が増えつつある現代のメーター事情において、最近では珍しいアナログ表示のメーターを使用する。
マニュアルトランスミッションは、スポーティなショートシフトと良好なフィールを与えてくれる。クラッチの操作性も安易であり、自動ブリッピング機能も付くから、積極的にMTをチョイスしても後悔はしない。
アクティブレブマッチ機能をオンにすれば、シフトダウン時に自動で回転数を調整してくれるから、慣れれば慣れるほどMTを操ることが可能になり楽しめる。
低く座る着座位置と囲まれ感の強い室内空間。サイドミラーの小ささにも慣れる必要あり(笑)。だが、シートは非常によくできた硬質なバケットシート。ホールド性良く、1LEの性能にマッチしている。
BCDは、チャレンジャーやマスタングといった直輸入車を中心とした品揃えを展開していると思いがちだが、カマロやコルベットといったGM系車両も同様に得意としている。今後も程度良好なカマロやコルベットの展示が増えるはずである。

レアな車両だからこそ、BCDのような専門店へ

 そんな1LEがBUBUのBCDにやってきた。BCDには過去にも1台、白い1LEを直輸入していたのだが、それは日本に上陸する前に sold out 。今度の1LEも上陸直後から問い合わせが続いており、非常に大きな反響をもたらしている。

聞けば「本国にも1LEの出物が非常に少ないんです」という。

 それだけ本国でも中古車市場に売りに出されないということ、=人気が高いということであり、日本に直輸入したくても難しい車両のひとつである。だから今回の車両も久しぶりの個体であり、これを逃すとまたいつになるか…。

 今回BUBUのBCDに入荷した1LEは、現地メディアでもたびたび登場していたブルーの個体。2018年型で約1.7万キロ走行車。距離的には、アメリカ的に言えばまだまだの低走行車であり、インテリア等を念入りに確認したが、日本で感じるほどの距離感のヤレを感じることもなく、BCDらしい非常にクリーンな個体であった。

 BCDには、BUBU系列でシボレーディーラーを運営していることから、当然、GM系のメンテナンスにも長けているだけに、安心感がまったく違う。

 そんな1LEを、少し動かすことを許可してくれたので10分ほど公道を走らせたのだが、ひと言。「最高」だった。

 まず、クラッチとミッションの関係性が違和感なく非常に扱いやすく、それでいてショートシフターらしい小気味よさも備えており、シフトして楽しいミッションであることが一つ。

 さらにV8エンジンのサウンドも、MT車だとATよりもひと回りボリュームが大きく聞こえるような、それほどダイレクトかつボリューミーであり気持ちよく(パフォーマンスエキゾーストも効いている)、最後に、引き締まったステアリングの感触がスポーツカーのそれ、であった。

 とにかく、これはカマロ全体に言えることだが、ボディの強靭さが素晴らしく、それと1LEならではの引き締まったハンドリングに大径ブレーキの効きが、とにかく気持ちいい。

 日本では、最近、若者ですらMT車を敬遠するということらしいが、本当にもったいないと思う。MT車には、タイム測定には現れない、取り扱い時の感覚的な気持ち良さがプラスされるから、是非一度乗ってみてほしい。

 同時に、カマロにおける1LEは、ある意味スペシャルな個体だけに、ひと味違うカマロV8モデルとして超オススメの車両である。

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