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試乗記 TEST RIDE ハマーH2 & ハマーH2SUT今の時代だからこそのハマーH2

ハマーH2 & ハマーH2SUT

狙い目は300万円台車両だが、個体数はかなり少ない

いまだに根強い人気を誇るハマーH2。その販売車両を見つつ、購入時の注意ポイント等を取材した。

更新日:2019.10.18文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力

ブルート
TEL 0489529260 [ホームページ] [詳細情報]

2005年あたりの前期型の人気が高い

 ハマーH2のデビューは2003年。そしてハマーブランドの消滅にともなう販売終了が2009年。その間の2008年にマイナーチェンジを行い、搭載エンジンやインテリア等の変更がなされている。

 が、あの、めちゃめちゃ個性的なエクステリアの大部分はそのまま残された。だからこそ、当時から爆発的人気をもたらし、いまもなお売れ続けている。今現在が2019年10月だからH2の初期モデルで16年前、最終モデルで10年前の車両ということになる。

 ちなみに、基本コンポーネンツは当時のキャデラックエスカレードと同一。だから性能は高いし、信頼性も担保されていた。

 で、デビュー当初は6リッターV8エンジンを搭載し、330psを発生させ4速ATと組み合わされ、2008年からは6.2リッターV8エンジン搭載で398psを発生させ6速ATと組み合わされていた。

 このスペック的な数値をみれば、2008年以降のモデルが断然人気、ということを予想するだろうが、H2の場合はそれ以前の2005年あたりの中古車が非常によく動いている。
あまり使うこともなさそうな荷台だが、H2のボディにはよく似合い、素晴らしく贅沢かつカッコイイスタイルを作り上げる。
2006年型のSUT。走行」4.6万キロでブラックインテリア。すでにカスタマイズされているが、各部の調子は良好という。好みに合えば、絶好の車両といえるだろう。
あまりに無駄、意味がないと思わせる小さい荷台(笑)。でもそれでいてめちゃくちゃカッコイイ。今の時代ではあり得ないその姿に、贅沢とカッコ良さを感じる。
搭載されるエンジンは6リッターV8で、330psを発生させ4速ATと組み合わされた。このエンジン、2008年からは6.2リッターV8エンジンに代わり、398psを発生させ6速ATと組み合わされた。
圧倒的人気のブラックインテリア。想像以上にクリーンなコンディションで初期型のデザインとともに満足できるだろう。
このシフトノブも人気のポイント。今の時代にこういった遊び心があるアメ車はほとんどない。

ディーラー車はいまだ高額商品

 それは、インテリア等を含めた初期モデルのデザイン的人気が高いということであり、H2を買うなら「あのデザイン」と多くの方があえての前期型を選ぶということである(もちろん、年式的な価格的な安さもあったはずだが)。

 ちなみに、2008年以降のH2はほとんどがディーラー車で程度も良好なものが多いのだが、その分価格は高い。上記のようにエンジンパワーも上がり走行性能も上々であるが、インテリアのデザインが変わってしまったことが、若干のマイナス作用に働いているのか、やはり中古車人気の集中は前期型というのが現在の相場である。

 そんなH2の中古車に関してだが、そのほとんどの個体に大なり小なりの手が加わっていると考えてまず間違いない。逆にいえば、すでにカスタマイズされている中古個体のなかから好みに合う個体をチョイスする、というのが現在のH2の買い方といってもいいだろう。

 逆に中古のH2で、ノーマルボディのままで存在している車両は中古車全体の5%もないだろうし、もしあっても、いまだ500万超はするディーラー車と思ってまず間違いない。
大径ホイールを余裕で飲み込むスタイルだから、純正ホイールだと小さすぎてカスタマイズが当たり前になっている。その分、ハブのメンテナンスには気をつけたい。

中古車には十中八九手が加わっている

 もちろん、そういう車両を購入することができるならそれにこしたことはない。だが、この企画では比較的安価(300万円~300万円台後半)なH2を対象としているために、まずはカスタマイズされている車両の中から良い個体をチョイスすることを念頭に置かなくてはならない。

 そして、カスタマイズされた車両の中から自分の理想に近い個体を見つけ、価格と程度とに納得がいけば入手し、その後自分の理想へとちょっとずつ近づけていけばいい、というスタンスである。

 で、そうした中古H2の場合、どうしても避けるべき個体というのが存在するから注意が必要である。トラブルが起きた場合に、対処の方法が複雑かつ厄介になるであろう存在のことである。

 上記の通りH2の中古車にはほぼ十中八九手が加わっている。しかしそれらはメンテナンス等で対応できる場合がほとんどであるが、唯一、インテリア及び電装系パーツを複雑にいじってしまった車両の場合は、トラブルが起きた時に非常に厄介なことが多い。

 特に内装張替えやイルミネーション追加、オーディオ装備追加等による内側の配線をいじった車両は要注意である(カスタムを完成させるたがために、何も考えずにぐちゃぐちゃにつながれた場合が大いに有り得るのだ)。

 いわゆる人為的トラブルと言ってもいいだろう。配線各部が疲労、もしくはなにかの衝撃時に配線処理が崩れた場合、動作不能な部分が現れたりもしくは別のトラブルが起こったり。

 そうしたその配線のトラブル処理は配線を一から追わなければならず、正直、どれだけの時間とお金を有するかが判別不能なほど、手間と時間と金額がかかる。
H2ベースでアクティブに動き回るなら、荷台も使いこなすことは可能だろう。
シートはご覧のように使用感はあるのもの、非常にコンディションは良い。こういった状態のH2はどんどんなくなっている。
セカンドシートに至ってはほぼ使われた形跡が見られない状態。探してる方は一度見てみると良いと思う。
こちらは2003年型H2。走行8.1万キロの個体。ラグジュアリー系のカスタマイズが施されているが、各部のチェックが行われた状態で展示されている。
ブラックのインテリアに対し、こちらはベージュのレザーインテリア。ベージュレザーは、人によって好き嫌いがあるという。が、コンディション的には非常に良好だった。
ホワイトメーターに換装されている。この程度のカスタマイズなら中古車として扱うという。

触れてはいけない要注意な中古車もある

 だからこそ、そういった車両は後のことを考えスルーすべきであり、取材したブルートでも「処置に手間と費用がかかるであろう車両にはあえて手を出さない」というのである。

 その一方で、大径ホイールやエアロパーツの装着はデフォルトであり、その部分に関してのダメージや補修は「H2オーナーであればマストと考えなくてはいけないだろう」とのこと。

 具体的には、大径ホイール装着によるハブベアリングの劣化やアメリカ製エアロのガタつきの修繕である。

 H2の場合、純正ホイールが驚くほど小さく見えてしまうボディデザインなために大径ホイール装着は当然と言えるわけで、だがそうすることで純正ホイールサイズ対応のハブに負担がかかるのは当たり前であり、その部分のチェック&対応が欠かせないのは致し方なし、と考えるべき。
H2は基本的には何らかのカスタマイズが施された車両がほとんどと考えるべき。で、そのカスタマイズもオフロード系や上記のようなラグジュアリー系とさまざまである。

エアロパーツは補修前提の見極めが必要

 また、エアロでいえば、これまた個性を出すための必需品と化しているが、その装着部分のネジやボルトもしくはビスが緩みガタが出る。それもシッカリ固定し対応すれば問題ないために中古車購入時の確認すべきポイントとなっている。

 それ以外であれば、たとえば6リッターV8エンジンは、きっちりした定期点検および油脂類の交換を行っていれば、余裕で10万キロオーバーが可能なエンジンであるし、今や旧態依然と思われる4速ATだって、燃費にはあまり貢献しないだろうが、普通に安心感の高いパーツだからこそそれほど気にする必要もないだろう、ということである(もちろん各個体の整備記録的なものを追う必要はあるが)。

 さて、上記の取材ベースとなった個体は2003年型H2と2006年型H2SUTであった。ともに人気の前期型に属する個体であり価格も268万と348万円という、まさしく販売の中心となる価格帯のもの。

 それぞれエアロや大径ホイールが装着されており、現状でハッキリとした個性が打ち出されている。違いはインテリアであり、03年型のH2はベージュ内装となっており、H2SUTはブラック内装であった。
H2特有のスタイルやカスタマイズによるオーラ等、いまだにH2の人気が高い理由がよく分かる。とはいえ、中古個体はどんどんなくなっているから、欲しいなら早めに手を打つのが望ましい。
ベージュレザーは一見するとオシャレであるが、汚れ等が目立ちやすいという部分がある。だが、この個体はクリーンな状態にリフレッシュされているから、使用感はあるものの非常に好感が持てる。
セカンドシートもご覧のとおり。使用感はあるが、コンディションは非常にいい、と言えるレベル。
2台のリアを見比べると一目瞭然。エアロの違いやメッキパーツの使用の違いや社外マフラーの装着の有無等、中古車個体はさまざまな仕様になっている。だが、あまりコダワリ過ぎると希望車が見つかる可能性は低くなる。ある程度での妥協も必要だろう。
キャデラックエスカレードやハマーH2といったフルサイズSUVを得意とするブルート。しかも自社でシッカリ整備できるプロショップ。だからこそアフターフォローが充実しているからこそ安心感が高いのである。
ブルートの販売マネージャーを務める岡崎氏。自身もアメリカンSUVに乗るアメ車フリーク。だからこそ、実体験に基づいた的確なアドバイスが可能となる。H2の場青は「とにかく個体数が少ないのが難点」ということだった。

レアなSUTだが抜群にカッコイイ

 個人的に、初めての実車取材となったH2SUTの個性の強さに衝撃を受けた。あまりに無駄、意味がないと思わせる荷台(笑)。でもそれでいてめちゃくちゃカッコイイ。

 このSUTは2005年に登場したが、じつは2001年の時点でコンセプト出展されていた。当時、アメ車バブル的時代であり、キャデラックエスカレードやリンカーンナビゲーターといったラグジュアリーSUV隆盛時代と重なり、しかもそれらもリアを荷台にしたピックアップモデル、いわゆるSUTを販売したのである。

 すなわち、SUTとはアメ車イケイケ時代の象徴であり、だからこそ今の時代ではあり得ないその姿に、贅沢とカッコ良さを感じるのである(そもそもH2のカッコ自体が今の時代ではあり得ないし、だからカッコイイのだが)。

 最後に。取材した個体2台ともインテリアが非常にキレイだった。もちろん、シートやインパネにはそれなりの使用感やヤレはあるのだが、それでも初見で十分納得できるほどクリーンな室内だったのが印象的だった。

 インテリアには、やはりそのクルマの使われてきた痕跡が残るものだから、展示車の閒でもすでにその痕跡を消す等のクリーンな状態にしているところが(売れたら対処するという店はあるのだろうが)、H2を多数扱うブルートならではじゃないか、と思えたのである。

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