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試乗記 TEST RIDE 2018 シボレーカマロ ZL1硬派な存在こそがカマロとしての正しいあり方

2018 シボレーカマロ ZL1

ZL1のフォルムにはそんな魅力が凝縮している

カマロといえばお洒落なスペシャリティカー的存在。ここ最近のカマロはそんな風な方向性だったと思うが、そんなカマロにも硬派なラインナップが存在する。そうZL1である。

更新日:2020.08.31文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力

ベルエアー
TEL 0436265700 [ホームページ] [詳細情報]

カマロとえいば昔から硬派な存在

 いきなりだが、カマロといえば?。サードカマロが現役だった時代から知る筆者にしてみれば、カマロといえば「硬派」なマシンという印象がもっとも強い。

 ワルっぽい兄ちゃんが乗っているアメ車。タイヤをキュルキュルと鳴らしながら街中を爆走しているイメージもあり、だからそういう不良っぽい方々が憧れるマシンだと勝手に脳内に刷り込まれている。

 だが、それから何十年か経ち、現役カマロのイメージとしてはお洒落なスペシャリティカーという雰囲気に変化している。もちろん、車両としての出来は良く、何ら不満はないからそれはそれで良いと思うが…。昔を知る方から言わせれば、お利口さんのイメージで面白くない、ということがあるかもしれない。

 だが、そんな現役カマロにもイメージを激変させる存在がラインナップされている。そう、ZL1。

 たとえば、アメ車以外の他国メーカーが作るスポーツカー、スペシャリティカーはみな丸みを帯びた流線型デザイン、というのが主流である。超極端な例がレクサスLC。アストンマーチンなんかもそうだしフェラーリだってそうだ。気品高き高級車たちはみな流麗なスポーティカーを作っている。
美しさすら感じさせるボディ。全体的に丸みを帯びたデザインが全盛の時代に、あえて直線基調で訴える。まるで鍛え上げられたアスリートのような引き締まったマッチョスタイルである。
2019年でベースのカマロがマイナーチェンジをしてフェイスチェンジを図ったが、ZL1はまだこのフェイススタイルのままである。
盛り上がりを見せるドーム型のボンネットフードは、フロント開口部からのエアの通気口の役割も果たす。
搭載されるエンジンは、6.2リッターV8LT4エンジン。650hp、最大トルク650lb-ftを発生させ、10速ATと組み合わせられる(6速MTも存在する)。恐ろしく速いのは言うまでもない。
フロータイと呼ばれるエア通路となるボウタイが特徴。それ以外にも冷却口の大きさが特徴となっているフロントマスクは、ZL1の最大のポイント。

現役カマロの硬派な仕様

 対するカマロZL1は、角ばった直線を多用したマッチョなスタイル。開口部の大きいフロントグリルを含めたデザインを見ていると、何となくだが、サードを思い起こさせる。いわゆる硬派なカマロとして非常に魅力的なスタイルだ。

 しかも、カマロである。正直、気品高き高級車たちと比較するレベルのクルマではない。

 しかし、驚くことにZL1は、上記にあげた気品高き高級車たちと同等に走り、競争すれば確実に勝つ。いやフェラーリの場合はいい相手になるくらいのレベルだが、それ以外の車両たちは逆に相手にしない。そのくらい速い。

 すなわち、ZL1とは、カマロならではの硬派なスタイリングに包まれた激速な、これぞカマロといわんばかりの存在なのだ。
ZL1は、6代目カマロベースに一段とレーシーさを増し、GMが作り込んだだけあってめちゃめちゃ速い。コルベットZ06同様に、日本にあまり数がないだけに一期一会ならぬ一車一会の思いを持ってZL1を見るべきだと思う。

簡単に得られる恐るべき速さ

 さて、そんなZL1の速さの秘密とは、コルベットZ06と同じ6.2リッターV8 LT4エンジンを搭載し650hp、最大トルク650lb-ftを発生させること。

 さらに車重が軽量化されており、旧型比で90kg軽いボディを上記のパワーと新搭載された10速ATで走らせるわけだから、相手が最新のレクサスだってアストンだってお構いなしに決して負けない。

 硬派なデザインのボディは、研ぎ澄まされたエアロダイナミクスボディとなっており、空力風洞実験によってもたらされたエアロダイナミクスに優れた仕様となっており、フロントスプリッターやフロータイと呼ばれるエア通路となっているボウタイや大口径グリル等、実際はすべてにおいて機能が優先されているという作り込みなのだ。

 同時に足回りは、新しく調整されたマグネティックライドサスペンションにパフォーマンストラクションコントロール、電子制御ディファレンシャル、さらにランチコントロールにドライバーセレクタモード等、最新テクノロジーを駆使した当時最高レベルの状態がもたらされているし、フロント285 / 30ZR20、リア305 / 30ZR20インチ鍛造ホイールに、グッドイヤーイーグルF1スーパーカータイヤ、さらにブレンボの6ピストンモノブロックブレーキとツーピースローターといった大径ブレーキが装備され、GM最高レベルの足回りとブレーキが650hpのパワーを支えているのである。
迫力のある筋肉質ボディ。まさしく鍛え上げられたアスリートのような切れ味。
スエード素材を大量に使用した硬派なインテリア。レーシングカーのような雰囲気に満たされ、実際にシートに座ってもそのタイトなフィーリングは、箱型ボディではマスタングを完全に上回る。
10速ATが抜群に良い。シフトノブは細身のタイプで操作性は良好。街中でATの10速を体感することはほぼ無理だが、小刻みに変速し、その変速をあまり感じさせずに650hpを制御する。個人的には常にMT推しだったが、ZL1はATでもいいと思う。その方が逆に速く走ることも可能だろう。
個人的にはツインクラッチがあまり好きではないために、アメ車系の多段化ATには意外に賛成している。ATでもパドル使用で十分に楽しいし、速い。
アナログ多様のメーター類。
シートが恐ろしく素晴らしい出来。ホールド性が抜群で、小柄な日本人ですらその性能に満足するはず。

このクルマに敵うアメ車も見当たらない

 くわえて、この状態で世界の難所サーキット、ニュルを攻めて鍛えたわけだから、だから軟弱な高級車には決して負けないし、そこをほとんど走っていないチャレンジャーヘルキャットにも絶対に負けない。

 実際に乗るとハッキリとわかるが、驚きの超強固なボディにステアリングの剛性感の高さなど、アメ車のなかでもこのクルマに敵う存在が見当たらないというのが本音である。

 このZL1を販売しているベルエアーのスタッフいわく「ちょっとレベルが違うマシンです。日本でも数が少ない存在だけに、しかもブルーというボディカラーはより少ないだけにオススメです」という。

 最新のアメ車から逆輸入に車に至るまで取り扱いを行うベルエアーには、今後、C8コルベットのコンバーチブルが入荷予定というから、そちらも注目である。

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