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試乗記 TEST RIDE 2020 ジープグラディエーターグラディエーターの実車は想像以上のカッコよさ

2020 ジープグラディエーター

その辺を走るなんちゃってSUVよりも遥かに多くの夢を与えてくれる存在

ラングラーのピックアップ版、グラディエーターの実物はいつ見てもカッコイイ。さらにBCD車両であるから、個体の程度も良好だ。

更新日:2021.03.23文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力

BUBU / ミツオカ
TEL 0120-17-2290 [ホームページ] [詳細情報]

BUBU横浜
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新種のミドルサイズピックアップ

 日本でも大人気のジープラングラー、通称JL型には隠し玉があった。ピックアップ版たるグラディエーターである。

 グラディエーターは、基本はJL型のラングラーがベースであるから、フロント部分から前席ドア部分に至るまではラングラーと同一である。が、それ以降のボディ後部は31インチ延長され、ホイールベースも19.4インチ延長して製作されているから、瞬間的にはラングラーに見えるものの、真横から見る実物の印象はまったく異なる。

 ぱっと見、ラングラーの4ドアモデルのリアスペースが荷台になった感じなのだが、実際には全長が長く見え、だがしかしホイールベースの延長で上手くバランスが取られたデザインになっているから、間延び感は皆無であり、ピックアップトラックとしてみれば、恐ろしくカッコイイ。

 ピックアップトラックの、あの「いかにも」感がなく、あくまでジープラングラーの4ドアモデルのピックアップとして使えるところが最高。というか、ラングラーにさらなる無骨な印象が備わった感じでもあり、これならメルセデスGクラスの迫力にも負けない気がする。

 それでいてベースがラングラーであるから、新種のミドルクラスピックアップだけに、日本の道路事情においても適した存在と言えるのではないだろうか。たとえば、「トヨタタンドラではデカイ」と思われてしまう方にはもってこいかと。
フロント部分からドア部分に至るまではJLラングラーと同一であるが、それ以降のボディ後部を31インチ延長し、ホイールベースも19.4インチ延長して製作されているから、ぱっと見はラングラーに見えるものの、実物の印象はまったく異なる。
ラングラーの4ドアモデルに荷台が付いた感じだが、ホイールベースの延長で上手くバランスが保たれたデザインになっており、恐ろしくカッコ良く、迫力がある。
搭載されるエンジンは、JLと同様の3.6リッターV6ガソリンエンジンで、285hp、最大トルク260lb-ftを発生させる。それを8速ATで駆動させる。
ルビコンのフロントバンパーには、ご覧のようなウインチマウント付きフロントバンパーが装備されている。
ラングラー譲りの走破性は犠牲にされていなのがグラディーターの優秀なところ。

ピックアップ+ラングラーの実力

 さらに4ドアラングラーとしての居住性がほぼ失われていないのも嬉しいし、走らせればルビコンベースの走破性が、通常のピックアップを遥かに越えるのも頼もしい。

 このボディに搭載されるエンジンは、JLと同様の3.6リッターV6ガソリンエンジンで、285hp、最大トルク260lb-ftを発生させる。それを8速ATで駆動させる。乗員定員は5名である。

 ピックアップ版となったラングラーであるが、走破性を維持するために最低地上高やアプローチアングル、デパーチャーアングル等は確保されており、水深も30インチ程度なら侵入可能である。

 しかも取材車のようなルビコンともなれば、さらなるオフロードでの走りが期待される。
荷台の使い方、カスタマイズの仕方によっては、ここからさらにカッコ良くなる。スピード以外の部分でのエンターテインメント性に長けた稀有な存在。

トップグレードの「ルビコン」

 FOXレーシング製のショックが装備され、ヘビーデューティ仕様の4WDシステム(4.10リアアクスルレシオ)やウインチマウント付きフロントバンパー、17インチアルミ&33インチタイヤを備え、エクステリアはトップとオーバーフェンダーがボディ同色になっている。

 この仕様で後部の荷台にはオフロードバイク2台、あるいはカヌー2艇を積めるだけの積載スペースがあり、また最大で約3470キロまでの車両を牽引する能力があるから、たとえばボートやジェットなどの乗り物からキャンピングトレーラー等を引くことが可能である。

 一方インテリアは、レザーシートを含めた豪華装備が付帯され、アップルカープレイ&アンドロイドオート対応の8.4インチタッチスクリーンディスプレイが装備される。

 また、今時の安全装備も充実しており、「ブラインドスポットモニター」や「リアクロスバスディテクション」、リアバックカメラの「パークビュー」等によって運転支援や障害物に対する警告音でドライバーに危険を知らせてくれる。
ピックアップ版となったとしてもラングラーの走破性を維持するために、最低地上高やアプローチアングル、デパーチャーアングル等は確保されており、水深も30インチ程度なら侵入可能である。
かつてのジープの面影は微塵も感じさせない雰囲気たっぷりなインテリア。質感はかなり高い。しかも左ハンドルの自然な感じがさらにいい。是非、多くの方に触れていただきたい逸品である。
メーター類は、液晶とアナログメーターを融合させた独自なもの。視認性も良く、質感も良いから、ドライバーの満足感も非常に高い。
搭載されるエンジンに組み合わされるミッションは8速AT。この他に6速MTもラインナップされているから、あえて左ハンドル+MTギアをオーダーするのもオツなものだと思う。
ステアリング裏には、シフトアップダウンを行えるボタン操作スイッチが装備されている。
シートはレザー仕様の豪華装備。基本着座位置等はラングラーに準じる。安全装備やドライバー支援装備も充実している。
一番気になっていたリアの居住性であるが若干立ち気味のリアシートも健在(笑)。荷台を作ることでスペースが犠牲になっていることはなく、4ドアラングラーとして使え、プラスαで荷台が付いたわけだから、ファンカーとしてのグラディエーターの価値は非常に高い。

遊び方はラングラー以上

 さて、取材車は2020年型の3600キロ走行のBCD車両。本国での販売グレードは「スポーツ」、「スポーツS」、「オーバーランド」、「ルビコン」の4種類であり、そのトップグレードたるルビコンとなっている。

 実車だが、程度の良さはもちろんだが、想像以上にカッコイイ。やはりラングラーのデザインが素晴らしく荷台をつけても魅力が全く変わらないということに尽きるのだろう。

 しかし、それでいてピックアップ然としていないところが好印象だし、使い勝手は4ドアであるから良好だし、荷台の使い方は無限大だろうしで、とにかく遊び方がいっぱいあり過ぎて(カスタムして遊ぶことも可能だ)困ってしまうくらい魅力的な車両である。

 個人的には近年稀に見る傑作車ではないかと思っている。しかも、そんな車両がBCD車両として、50プランを利用して購入できるのだから、さらに素晴らしい。

 ジープブランドは、ここ数年で日本での販売台数を飛躍的に伸ばしており、さらに本国では矢継ぎ早にニューモデルを発表している。
ジープラングラーにV8エンジンを搭載したラングラールビコン392。こうした特別モデルも今後BCDに導入される予定である。

BCD車両だからこその安心感

 最近では、グランドワゴニアやV8エンジン搭載のラングラールビコン392がそれにあたるが、こうしたニューモデル全てが日本に正規輸入されるとは限らない。だからこそ、BCDのような存在は非常に貴重であり、正規輸入されていない魅力的車両を適正なカタチで直輸入してくれるのだから心強い。

 若干話は逸れるが、今巷ではある車両の不正輸入に関しての話題でいっぱいである。要するに、メキシコやロシア車両に偽造したFMVSSラベルを貼り販売していた業者がいくつかあるということで(そういう車両を知らずに購入されてしまった方はご愁傷様です)。

 だがBCDの車両は、BUBUの現地法人を介したカリフォルニア車両であり、そうした車両の中から日本向けに厳選された程度良好車両なだけに安心感が非常に高い。しかも現地ディーラーと同等の機材を導入したメカニカル&ECUパーツのチェックももちろん可能である。

 だから、そうした適正車両とアフターが可能だからこそ、1年保証という長期の保証も付帯できるのだ(ちゃんとした車両を売るからちゃんとした保証が付けられるという当たり前の理屈)。

 今回のグラディエーターも、当然そうした車両であるから別格の安心感であり、断然オススメできるのである。
BCDは、横浜店や阪神店だけでなく、関東近県5店舗にも同様の設備を導入し、車両のアフターに関する情報共有や研究を行っている。写真はフォード車とダッジ車に関するECU関連の自社技術講習会の模様である。
4種類あるラインナップの中でトップグレードのルビコン。その足回りにはFOXレーシング製のショックが装備され、ヘビーデューティ仕様の4WDシステム(4.10リアアクスルレシオ)やウインチマウント付きフロントバンパー、17インチアルミ&33インチタイヤを備える。
タイヤサイズは285/70R-17インチホイールはグラナイトクリスタルアルミを装備する。
荷台の使い方は自由自在。単純にピックアップのように使うも良し、この部分にテントを立てるも良し。

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