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試乗記 TEST RIDE 2021 ダッジデュランゴ SRT ヘルキャット世界的にも稀有な710hp + 3列シートのミディアムSUV

2021 ダッジデュランゴ SRT ヘルキャット

一年間限定の超ハイパフォーマンスモデルがスペース横浜に入荷

2021年期待の1台はブロンコだけではない。そう、ダッジデュランゴにヘルキャットが登場した。世界的にも稀有な710hp + 3列シートのミディアムSUVである。

更新日:2021.05.18文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力

スペース YOKOHAMA
TEL 0455300139 [ホームページ] [詳細情報]

1年間限定の超ハイパフォーマンスSUV

 2015年に登場したダッジチャレンジャーヘルキャットは歴史的な名車である。それは車両として魅力的である、ということだけでなく、その後における700hp超のマシンを次々と生み出すことが可能な素地を作り上げたということも含めて、である。

 だからFCAにはチャレンジャーの他、チャージャー、グランドチェロキーに700hp超のマシンがあり、今年2021年にはデュランゴとラムトラックがそれらに続く。いやはやFCA恐べし、といった感じである。

 で、デュランゴヘルキャット。当然、6.2リッターV8スーパーチャージャーエンジンが搭載されているが、ただ単純にエンジンを載せ替えましただけで終わっていないのがデュランゴヘルキャット。

 今回、FCAはグラチェロの707hpに対して3hp、デュランゴのカタログスペックを上げている。グラチェロの707hpに対しデュランゴは710hpである。まあ、たった3hpであるから、その差はほとんどないに等しいが、あえてその差を設けたことに何かしらの意図があるようにも思えてしまう。

 ちなみにグランドチェロキーは2列5人乗車のミディアムSUV、対してデュランゴは3列7人乗車のミディアムSUVだからその3hpはシートの差か。
2021年デビューの1年間限定車モデル。フロントグリルやバンパーの形状の変化が大きな変更点。710hpを駆使したハード走行にも耐え得る空力特性やクーリング性能を与えている。
リアには新型のリアスポイラーが装備され、フロントエンドからリアエンドにかけての空力バランスを改善しSRT比で400%アップしている。
搭載されるエンジンはヘルキャットと同機の6.2リッターV8スーパーチャージャー。710hp、最大トルク645lb-ftを発生させ、0-60マイル加速を3.5秒でこなす。
295/45/20インチタイヤに大径ブレンボブレーキを備える足まわり。サスペンションも見直され、サーキット走行も可能。
新しいリップスポイラー、エンジンオイルクーラーダクト、エアガイド、シュノーケルが設けられたフロントマスク。

走りに関する装備は万全

 さて、そのエンジンに組み合わされるミッションは8速ATだが、変速スピードを求め、2018年に限定モデルで登場したチャレンジャーSRTデーモンと同機のミッションを搭載している。それでいて牽引能力は約4トンというから、走りだけではない万能SUVとも言えるのである。

 ボディは、全域で空力を見直し、SRTに対してリアのダウンフォース量400%超を実現している。

 具体的には、フロントに新しいリップスポイラー、エンジンオイルクーラーダクト、エアガイド、シュノーケルが設けられ、リアには新型のリアスポイラーが装備され、フロントエンドからリアエンドにかけての空力バランスを改善し、それに伴う400%アップということである。

 一方、ハンドリングにはモード変更可能な電動パワステが採用され、走行中のハンドリングパフォーマンスが改善される一方で、駐車時の旋回時の軽妙なフィールにもこだわり、操作性を上げている。

 実際、撮影中にも感じたが、ハンドルの切れが非常によく、小回りが利くからサイズ感をあまり感じさせないのが特徴の一つ。
ミッドサイズのマッスルSUVとしてレーシングストライプを加えるのも良いアプローチ。抜群に似合う。

走りの能力の高さと実際の速さにこだわった唯一無二の存在

 またインテリアには、新しい10.1インチのタッチスクリーンが配置され、それを介してドライバーはトランスミッションシフトスピード、ステアリング、パドルシフター、トラクション、全輪駆動(AWD)、およびサスペンション設定を制御することが可能であり、SRTドライブモードも新たに加わっている。

 これら装備の追加を駆使すれば、0-60マイル加速を3.5秒でこなし(デュランゴSRTよりも0.9秒速い)、1/4マイル加速を11.5秒というタイムで走り切る。

 さらにサーキットでも、同コースを走るデュランゴSRTよりも1.5秒速くラップするというから、加速、ハンドリングといったあらゆる部分において進化しているのである。

 インテリア全体では、デュランゴSRTから大きく印象が変わり、センターコンソールがドライバー側に7度傾けられ、ドライバーを囲む、いわゆるチャレンジャーのようなドライバー中心のコックピットを構築し、同時に既存のデュランゴとは異なるボタン配置を行うことで、新鮮さもうかがえる。
ボディカラーによる印象の違いが明白。白黒が多いデュランゴだからこそ、この原色のデストロイヤーグレーはよく目立つし、ワインレッドのインテリアとも抜群に合う。
インテリアも大きく変わっている。センターコンソールがドライバー側に7度傾けられ、ドライバー中心のコックピットを構築。センターコンソールのデザインも全く新しくなっている。
ミッションは8速ATだが、2018年に限定登場したチャレンジャーSRTデーモンと同機のミッションを搭載し変速スピードの速さを求めている。
パドルシフトもチャレンジャーヘルキャットと同機が装着されている。操作性は良好。
タコメーターを中心に添えたメーター類は非常に好感。スピードメーターは300キロ超まで刻まれている。
オプションの最高級レザーシートを装備。ワインレッドのカラーリングがデストロイヤーグレーと非常によくマッチしている。めちゃくちゃお洒落だ。
セカンドキャプテンシートの7人乗り仕様。セカンドシートの足元スペースは広く、日本だとデュランゴクラスのサイズ感でもミニバン並みの室内空間サイズが手に入る。

ボディカラーと固有の内装色の組み合わせでさらなる魅力増

 というか、全体の質感が一段上がった印象であり、トップグレードに相応しい内容を得たと言えるだろう。

 あわせて、チャージャーやチャレンジャーのような楕円形のステアリングを採用し、パドルも両車と同様のものが装備されているから操作性は抜群である。

 そんなデュランゴヘルキャットの実車が早々に上陸した。スペース横浜では、これまでにデュランゴに関してR/TやSRTを積極的に直輸入させてきた経緯もあり、ヘルキャットも情報が出た早期の段階からFCAにオーダーを入れていたということで、2台抑えることに成功している。

 そのうちの1台を取材。ボディカラーはデストロイヤーグレーで、これまでにホワイト、ブラックといったデュランゴを見てきたが、個人的には最高にカッコいいカラーだと思う。

 デュランゴの不気味さを一段増すカラーであり、くわえて内装にチョイスされた最高級レザーのワインレッドのシートが抜群に似合っている。
キャデラックエスカレードやリンカーンナビゲーター等のフルサイズラグジュアリーとは一線を画すミッドサイズのマッスルSUV。走行性能は圧倒的。

スペース横浜は本国ディーラーと同様の整備体制を用意する

 このデュランゴヘルキャットは、一年間の限定モデル。2018年にチャレンジャーデーモンが1年間限定で発売されたが、このデュランゴヘルキャットも、そうした特別モデルとしての存在価値があると考えていいだろうから、こうした固有のカラーリングと内装色を備えたことで、さらなる魅力と価値を備えたと言っていいだろう。

 アメリカンSUVには、ラグジュアリーなフルサイズSUVを筆頭にマッチョな性能を備えたミディアムSUVがあり、地味だが実用性を高めたミディアム&スモールSUVがあり、とにかくSUVに関しては選び放題といってもいいほどの数が存在する。

 そんな中でのデュランゴヘルキャットは、世界的にも稀有な710hp + 3列シートのミディアムSUVであり、1年間限定モデルであるだけに、人と違うものを求める方には最適な存在ではないだろうか。

 なお、この車両の販売を行うスペース横浜は、最新機器を備えた、本国ディーラーと同様の整備体制を敷いており、最新マシンに対応した整備やECUのアップグレードを行っている。

 当然最新のデュランゴヘルキャットにも対応しているから、販売のみを重視するその他大勢の他店とは納車の段階から差が出ており個体の安心感が全く異なるのである。

 ちなみに余談だが、スペース横浜には、このデュランゴヘルキャットの他に、チャージャーヘルキャットレッドアイワイドボディ、チャレンジャーヘルキャットワイドボディ、シボレーコルベットC8、キャデラックエスカレード、リンカーンナビゲーター、ブロンコスポーツ等の新車が展示されていた。
走りの性能は圧倒的だが、SUVとして実力も折紙付。同クラスのグラチェロは2列5人乗車だが、デュランゴは3列シートを備える。
リアには3列シート+荷室が用意される。大きさの割合はさほど高くないが、走りの性能を優先するSUVとしては悪くない。

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