更新日:2012.02.16
文/石山英次(ishiyama eiji) 写真/ゼネラルモーターズ
2009年12月に再び正規輸入が始まった現行カマロ。デビュー当初から新世代のアメリカンスポーツカーとして高い評価を受けたカマロは、年々改良が加えられ充実度を増している。2012年モデルは、主にV6エンジンに手が加えられ、新たに搭載される3.6リッター直噴V6エンジンは、新設計のシリンダーヘッドなどにより約10kgの軽量化を果たし、エンジンの最高出力をこれまでの308psから327psへと、約20psのパワーアップに成功している。
また、インパネやステアリングホイールのデザインが一新されたほか、パークアシストセンサー付リアビューカメラ、リアビューモニター付自動防眩ルームミラーの新採用、助手席へのパワーシートの装備、さらにパフォーマンス サスペンションの導入(V8モデル)など、性能及び実用面での改良が加えられている。
一方で、カマロ生誕45周年を迎える今年、新たにシボレー カマロ生誕45周年記念限定車が設定され、これはシボレー カマロ クーペLT RS(V6)、シボレー カマロ クーペSS RS(V8)、さらにシボレー カマロ コンバーチブル(V6)のすべてのモデルに用意される。装備内容は以下の通り。
・カーボンフラッシュメタリックの専用ボディカラー
・レッド/チャコールの専用ストライプ
・20インチ ディープシルバーペインテッドアルミホイール
・45周年記念刺繍入りレザーシート
・専用ステッチ入りシート、ヘッドレスト、ステアリングホイール、シフトノブ
・専用エンブレム
なお、今年本国導入されるカマロの最強モデル、カマロZL1の正規販売は今のところない。