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直4DOHC+5MT+カスタム=走りが楽しいHHRが登場!!

シボレー HHR は現代版ホットロッドのベース車に最適?_Part3

サンコーエアポート大阪がシボレーHHRのイメージを一新!!

外観をホットロッドライクなテイストに仕上げるだけでも楽しいけど、
足周りや吸排気を軽くファインチューンするだけで走行性能が劇的に向上します!
さすがに『羊の皮を被った狼』とまではいかないけど、その実力は侮り難し!
いや、このHHRに乗ったら、走り好きな人はちょっとビックリすると思いますよ(笑)

更新日:2011.06.07

文/田中享 写真/田中享

取材協力/サンコーエアポート大阪(GMシボレー箕面) TEL 0727307202 [ホームページ] [詳細情報]

元々の素材自体が良いという部分も大きい?

 ここで紹介しているHHRの何がそんなに良かったのか? もちろんサンコーエアポート大阪の施したカスタムが良かったというのもあります。でも、たぶんそれ以上にHHRというクルマが素材として優れていたというのもあるんですよね、きっと。

 まず、今まで雑誌などの試乗記ではほとんど触れられていないんですが、HHRというクルマは車重がかなり軽いんですよね。ボディサイズ自体がコンパクトということもあるんですが、AT車でも1,430kgしかないんです。これは非常に大きい。チューニング業界では「軽量化に勝るチューンはない」と言われるくらいですから。この軽さが走り系のカスタムをする時には凄いアドバンテージになる。

 そして先に書いたMT。ストロークについては現代のスポーツカーほど短いわけではないんですが、スティックに遊びが少なく、1速から5速、バックに至るまで、どのギアにも"コックン"という感じで確実に入る。硬質感があるというのかな? 重からず軽からずでフィーリングが実に良好。一昔前のアメ車では考えられなかったほどです。

車高を下げてタイヤ&ホイールを交換するだけで目ための印象は大きく変わります。

吹け上がり&排気音はまるで国産NAのチューニングカー!?

 次にエンジン。HHRに搭載されている2.2L直4DOHCユニットは、軽い車種とも相まって、ノーマルでも必要十分なパワー&トルクを発揮する優等生的なエンジンなんですが、エンコーエアポート大阪では、このエンジンのトップカバーを外し、パワーフィルター&サクションパイプ方式のCGSエアインテークシステムを装着。パワーだけでなくフィーリングも劇的に向上させることに成功。この吸気系ファインチューンがMTと絶妙にマッチしてる感じで、アクセルに対してタイムラグなしに"フォーンフォォーンッ"と吹け上がる様はまさしくスポーツカー!メッチャ気持ち良い仕様になってたんですよね。
 
 不思議なのは排気音で、試乗車はマフラーカッターを装着しただけでセンターパイプやタイコなど、エキゾースト系はノーマルのままなんですが、「吸気を変更しただけでここまで音が変わるかな?」というくらいレーシーな音質に変わってるんですよね。ちょっと変な例えになりますが、トヨタの3S-Gとか日産のSR20とかに近い感じの排気音になってる気がします。
 あと、これはあくまでも私個人の想像ですが、もしかしたら排気系をノーマルのままにしたことで、低速域のトルクを犠牲にすることなくパワーアップ出来たってこともあるかもしれません。マフラーをもっと抜けの良いスポーツタイプに変更すれば、ピークパワーはもっと上がると思いますが、おそらく中低速域では逆にトルクがいくぶん細くなってしまうんじゃないかな?と思います。ま、この変はホントに素人の想像ですが。

 最後に足回り。取材車両はアイバッハのローダウンコイルで若干ローダウンすると同時に、20インチのディアブロ『ANGEL』×ダンロップの225/35ZR20というAW&タイヤを装着していますが、当然ながらこれがかなり利いています。
 HHRの純正装着タイヤはP215/55R16ですからね。サスペンションのストロークもノーマルよりも約1インチ程度は短くなってるし、取材車の乗り心地がとくに悪いとも思いませんが、乗り心地に関してはノーマルが上です。しかしその分、コーナリング時の安定感は確実に向上しており、ノーマル状態では考えられないような速度でも安心してコーナーに入って行ける感じです。ま、もちろん20インチAWや扁平タイヤというのはビジュアル的な意味合いも大きいので、無理に頑張って走る必要はないんですけどね(笑)。

 タイヤ&ホイールについては、大径AW&扁平タイヤの組み合わせも悪くないんですが、私の個人的な好みで言えば、スチールのバセットホイールやデイトナホイールにホワイトレターの60タイヤあたりを組み合わせてもかなり似合うんじゃないかと思います。

20インチのディアブロ『ANGEL』とダンロップの225/35ZR20の組み合わせ。タイヤやホイールについては、各人の好みでチョイスすればいいと思います。

パワーフィルター&サクションパイプで構成されるCGSエアインテークシステムを装着。カバーを外すだけでもエンジンルームの印象は大きく変わるんですよね。

マフラーカッターを装着。よりパワーを求める人は排気効率の良いスポーツタイプのマフラーに交換したりコンピューターのプログラムを変更してもいいと思いますが、現状でもパワー的な不足は感じません。

お世辞抜きでホントにお買い得だと思いますよ

 現在サンコーエアポート大阪では、上記のカスタム内容を『パフォーマンスパッケージ』として販売していいますが、エアインテークシステム、マフラーカッター、ローダウン、20インチAW&タイヤのセットが何と30万円!。これはかなりお得だと思うんですよね。ちなみにAW&タイヤについては、オーナーの好みに応じて先に私が書いた15インチや16インチのスチールホイールやホワイトレーターへの変更も可能とのことですから、詳細を知りたい方はぜひお店に問い合わせてみてください。

 最後にHHRのMT車なんですが、台数限定ながらまだ若干在庫が残っているそうです。また、今回取材対応してくれたサンコーエアポート大阪の大垣さんいわく「MT車の場合、新車並行輸入車扱いにはなりますが、三井の正規輸入車と同じ3年または6万kmの保証を付けて販売していますから安心して購入していただけます。また、価格も車両本体価格238万円と、AT車よりかなり安く設定してありますので、メッチャお買い得ですよ!」とのこと。しかも今なら2台限定ながら車両本体価格198万円という車両を展示販売しているそうなので、興味のある人はお早めに!
 と、なんか広告ページみたいな原稿を書いてしまいましたが、実際お買い得なのは間違いないし、それだけ私自身が良いと思ったんで正直に書いたまで。いわゆる『PR』じゃないのでご安心を(笑)。


HHRは現代版ホットロッドのベース車に最適?_Part1

HHRは現代版ホットロッドのベース車に最適?_Part2

今回の取材に対応してくれたサンコーエアポート大阪の大垣氏。長時間の取材にもかかわらず、最後まで丁寧な対応をしていただきました。

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