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連載 REGULAR ARTICLES 2014年型シボレーカマロZ28 新車並行7リッターV8 LS7エンジンを搭載した歴代シボレーカマロ最速モデル

2014年型シボレーカマロZ28 新車並行

走行わずか400km!ほとんど新車の5代目カマロZ28が1080万円!

2017年に発表される新型カマロZ28のエンジンがV6ターボになるのではないかと言われているが、その噂が広まったことによって俄然注目を集める事になったのが7リッターV8のLS7ユニットを搭載した先代5代目カマロのZ28。今回は現時点で日本で唯一売り出されている5代目カマロZ28の新車並行輸入車を取材した。

更新日:2016.07.01文/田中 享(Tanaka Susumu) 写真/プロスタッフ

取材協力

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新型カマロZ28の登場で、先代カマロZ28の価値が上がる?

 来春にはワールドプレミアとなるのでは?と言われている6代目シボレーカマロのZ28であるが、新型のZ28はどうやら3.6リッターV6ツインターボになる可能性が高そうだ。つまり、キャデラックATS-Vに搭載されている最高出力470ps&最大トルク61.5kg-mの『ツインターボ付き3.6リッター直噴V型6気筒DOHCエンジン(長っ!w)』が搭載されると噂されているのである。

 2リッター直4ターボや3.6リッターV6など、6代目カマロとキャデラックATSは同様のエンジンを搭載しているし、カマロでは既に『SS 1LE』という6.2リッターV8自然吸気のピュアスポーツモデルと、旧モデルに続き、6.2リッターV8スパーチャージャーを搭載したハイパワーな『ZL1』を発表している。
 また、兄貴分であるシボレーコルベットは、C7になってからC6時代のZ06とZR1を統合する形で7リッターV8自然吸気のLS7ユニットを廃止している。といった諸々の状況を考えれば、新型カマロのZ28がV6ターボになっても何の不思議もないのだが、そこで再注目を集めているのが5代目カマロのZ28だ。
先代C6コルベットのZ06と同じ7リッターV8 OHVのLS7エンジンは、最高出力505hp&最大トルク66.5kg-mを発揮。スーパーチャージャーやターボといった過給器付エンジンとはひと味違う、大排気量NAならではの気持ちの良いフィーリングは、一度味わうと病みつきになる?
低重心化とバネ下重量の軽減を目指してホイールサイズを19インチに抑えた事で、ロー&ワイド感が強調。20インチホイールを履いたZL1よりも遥かにレーシーな雰囲気を醸し出している。

5代目カマロZ28のターゲットはサーキット?

 2009年に2010年モデルとしてデビューした5代目カマロは、当初は3.6リッターV6(LT)と6.2リッターV8(LS3&L99)の2モデルだけであったが、2012年に6.2リッターV8スージャーチャージャー(LSA)を搭載したZL1を追加。そして2014年にはC6コルベットZ06譲りの7リッターV8(LS7)を搭載したZ28が追加された。
 面白いのは過給器付で歴代カマロ最強スペックを誇るZL1よりも、パワーで劣るZ28の方が高価だったこと。最高出力580hp&最大トルク76.8kg-mを誇るZL1が、ガチンコのライバルであるフォードマスタングのシェルビーGT500と同程度の5万6000ドルで販売されたのに対し、505hp&66.5kg-mのZ28はそれよりも2万ドル近くも高い7万5000ドルで販売されたのだ。

 5代目カマロのZ28が、他グレードと比べて極端に高いプライスとなったのにはもちろん理由がある。簡単に言えば色んな部分がスペシャルな仕様だったのである。
 兄貴分であるC6コルベットZ06にも搭載された7リッターV8 OHVのLS7ユニットは、チタン製のインテーク・バルブやコネクティング・ロッド、マーレ社製のピストンを組み込むなど、同じ『LS』というシリーズ名は付いていても、LS1、LS2、LS3とは中身は別物。単に排気量の大きなLSエンジンというわけではないのだ。

 さらには、Z28はカマロでは初となるオイルパンを持たないドライサンプ式の潤滑方式を採用しているが、これは強いGが掛かるコーナリング時にも油圧を一定に保つのが目的で、一般公道ではまず必要のないシステム。
 また、高回転高負荷な走行を続けた際にも油温を適正に保つために、ミッションやデフにまで水冷式の冷却システムを装備しているのだが、これだって普通の乗用車にはまず必要のないシステムであり、要するにこれらのスペシャルな装備は、Z28というモデルが公道ではなくサーキットをターゲットにしている事を意味している。

第5世代カマロのZ28はスペシャルパーツのオンパレード!!

 もちろんZ28のスペシャルな部分はエンジンだけではない。
 先ずはブレーキ。Z28は、これまたカマロ初となるドリルド・カーボン・セラミックローターを採用。Z28のロゴが鮮やかに刻印されたブレンボ製のモノブロック合金製キャリパーは、フロントが6ピストンでリアは4ピストン。アンチロック・ブレーキ・システムはコーナーリング時のレイト・ブレーキングに対応するために、専用のプログラムが組まれるなど、それまでのカマロではちょっと考えられないほどの強力な制動力を実現している。

 お次は足回り。Z28には当初、当時のシボレーの最強モデルであったC6コルベットZR1も採用していた、磁気流体機構により路面状況に合わせて減衰力をオートマチックに制御する『マグネティック・セレクティブ・ライド・コントロール・ダンパー』を採用するという案もあったようなのだが、最終的には固定比率式の『スペシャル・トリック・マルチマティック・ダンパー』を採用。これは軽量化とメンテナンスのし易さが目的であったと思われるのだが、その根底にあるのは「一般公道での乗り心地が多少悪くなっても、速く走れるなら問題ない」といった割り切った考え方であり、この辺にもZ28の特殊性が伺われる。

 こういった開発者の割り切った考え方はトランスミッションにも現れており、Z28のミッションはクロス・レシオのギア比に設定されたトレメック製「TR6060」6速マニュアル・ギアボックスの一択。ZL1には用意されていたATの設定がないのである。
カマロ初の『ドリルド・カーボン・セラミックローター』は、フロントがフロントが394mm、リアが390mmという大径サイズ。キャリパーは高性能ブレーキのアイコンとも言えるブレンボで、フロントが6ピストン。リアが4ピストンとなっている。
タイヤは前後とも305/30ZR19だが、ホイールの幅が前後で異なっており、リアはフロントよりも12mmほどワイドになっているのでタイヤのローテーションは出来ない。
スポイラー類は全てエアロダイナミクスを追求した装備であり、それぞれに明確な役割があるのだが、見た目もレーシーで格好良い。

Z28は、SSやZL1とは根本的に異なるモデル?

 とにかく、Z28というモデルは専用装備のオンパレード。3.91対1と、排気量を考えるとかなりローギアードに設定された最終減速比。ヘリカルギアを使ったトルセンLSD。肩の部分に4点式シートベルトを通すための穴が開けられたレカロ製バケットシート。軽量化のためにZL1よりも装備が簡素化されたインパネ。etc。
 特徴的なエクステリアにしても、フロント・ロアースプリッター、エンジンフード中央のベント、フェンダー・アーチのガーニー・リップ、調整式のリアスポイラーなどはエアロダイナミクスを追求した結果の装備であり、その根底にあるのは言うまでもなく『走り』に対するこだわりだ。
 ストイックなまでに走行性能を追求したZ28は、同じカマロというモデル名を付けてはいても、ベースモデルであるSSやZL1とは明らかに異なる仕上がりとなっているのだ。

 カマロを本来のGTカーとして購入したい人にとっては無用の長物かもしれないが、本気で速く走りたい人にとっては、「ここまで徹底的に改良されていれば、それは多少金額が高くなっても仕方ないよな」と思えるのが先代カマロのZ28というクルマと言える。

希少価値の高さはC6コルベットZ06以上!?

 ここで紹介しているのは2014年型シボレーカマロZ28の中古車だが、走行距離は僅か400km。つまり、ほぼ新車に近い状態なのだが、それでいて車両本体価格は1080万円(車両本体価格1000万円+消費税)。歴代カマロ随一の走行性能と日本における希少性を考えれば、お世辞抜きで『超お買い得』と言っても過言ではない1台である。

 カマロの兄貴分であるコルベットでは、C7になってZ06が過給器付ユニットに変更された事もあり、このZ28と同じLS7ユニットを搭載する旧C6時代のZ06の中古車相場は高騰した。2006年型などの初期のモデルでも500万円前後。2010年以降の後期モデルの中には700万円を超えるプライスを付けている車両もある。アメ車の中では飛び抜けてリセールバリューの高いコルベットとはいえ、C6 Z06の中古車マーケーットにおける高値安定度は異常なほどで、それだけLS7というエンジンの人気が高いという事だろう。

 そんなZ06と同じLS7を搭載し、しかもZ06以上に希少価値が高いZ28は、将来的にプレミアが付く事は確実であり、それが現行C7コルベットのZ51よりも安い金額で買えるのだから、筆者がこのZ28が『超お買い得』と言った意味がお分かりいただけるのではないだろうか?

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