AMESHA-WORLD
HOME > 連載 > 逆輸入車特集 > トヨタカムリ (TOYOTA CAMRY)
連載 REGULAR ARTICLES トヨタカムリ (TOYOTA CAMRY)日本仕様にはないグレードに乗る優越感

トヨタカムリ (TOYOTA CAMRY)

これも逆輸入車の魅力です!

アメリカに出張に言った際にカムリのレンタカーを借りた事があるが、実に使い勝手のいいモデルだった。大人4人が普通に乗れてトランクも広く、実用性は十分。広いアメリカのフリーウェイを人と荷物を載せて走ってもストレスなし。そんなUSカムリに日本で乗ることができた。

更新日:2015.06.19文/田中享(Tanaka Susumu) 写真/古閑章郎(Koga Fumio)

取材協力

クワッドドライブ
TEL 048-281-5853 [ホームページ] [詳細情報]

アメリカ本国ではごく一般的なセダン

 トヨタカムリは、アメリカで最も売れている『セダン』である。ニッサンアルティマ、ホンダアコードと並んでアメリカで最もポピュラーなミッドサイズセダン。実際にアメリカ(西海岸、カリフォルニア)に行くと、新旧モデルがたくさん走ってる。

 アメリカは地方に行けば行くほどピックアップトラックなどの大型車が多く走っているが、都市部で足に使われるのはセダンが多い。とくにカムリ、アコード、アルティマはよく見かける。そういう意味ではアメリカの都市部では最もポピュラーなクルマのひとつと言っていいだろう。

 ちなみにセダンといえばクルマのパッケージングとしては基本中の基本。ミニバンほど物は積めないし、SUVみたいに悪路は走れないし、クーペほどスポーティには走れないが、クルマに求められる要素を高次元でバランスしている存在。というか、使い勝手の良さはやっぱり一番じゃないかと思う。

 で、このカムリ。2011年型でTRDのマフラーが付く以外フルノーマル。ホイールがブラックペイントされているが、足もノーマル。

 このノーマルの足の当たりはわりと柔らかめ。これは路面の悪いアメリカの道路事情を考慮したセッティングだと思うが、そうかといって昔のカプリスとかクラウンビクトリアとかといった昔ながらのビッグスリーのドメスティックモデルのようなものとは全然違う。

 でも、日本で人気のフォルクスワーゲンとかメルセデスとかBMWといったドイツ車みたいな硬さはない。また、最近のキャデラックATSやCTSなどのスポーティセダンよりは十分にソフト。
エクステリアは普通のカムリ。トヨタ的王道スタイルを踏襲している。ただ、このUSカムリは、ところどころブラックアウトされているので、雰囲気がどこかクールである。
リアスタイルもトヨタ的。このまま走っていれば北米仕様車ということはわからないかもしれない。だが、左ハンドルを見て認識。ドライバー的にはここに優越感を感じる。
ノーマルホイールをブラックにペイントしている。これだけでもスポーティな印象になっている。足回りもノーマルであり、ショックとタイヤに手をいれるだけにで、かなりキビキビした仕様に生まれ変わる素質を感じる。
搭載されるエンジンは、3.5リッターV6 DOHC 4バルブで最高出力268hp、最大トルク248lbs-ftを発生させる。日本仕様ではあり得ない大排気量のV6エンジン。日本には2.4リッター直4エンジンとハイブリッドが存在していた。
TRDのマフラーに換装されている。ノーマルとは異なる心地よい野太いサウンドを響かせる。
乗ると確かに北米仕様とわかる。ある意味いい具合に柔らかい。だから普通に走っていればトルク感のある乗り心地に優しいセダン。このパワーを活かす走りをするなら、足回りに手をいれると良いかも。

パワーにゆとりがある俊足ぶり

 外装、エクステリアはごくごく普通。良く言えば万人受けするスタイル。悪く言えばザ・トヨタ的スタイル。インテリアも極めてシンプル。日本仕様よりもいくぶんあっさり系でまとめられている。豪華ではないが、下手に加飾されていないから、飽きが来なくていいかもしれない。

 ちなみに、日本で言うところのカムリは、クラウンなどより下に位置し、マークXよりも少し下。カローラよりは上という感じだがろう、だが、このカムリの場合、そういったトヨタ的ヒエラルキーで見ていると大きな勘違いだとすぐにわかる。

 このカムリに搭載されるエンジンは、日本仕様には絶対にあり得ない3.5リッターV6 DOHC 4バルブで最高出力は268hp、最大トルクは248lbs-ftを発生させる。現地のサイトのデータでは、0-60mphが6.50秒、1/4mileが14.84秒という俊足ぶり。

 実際に約100km/hまでの加速はそうでもないが、0-400が15秒切るのは相当に速い。実際に乗ってても一人乗車時にその気になってアクセルを踏めばかなり速い。しかも取材車両はマフラーをTRD製に交換していたから、サウンドが若干野太くなって心地よい。

 基本、そんなに飛ばすクルマじゃないが、でもイザという時に瞬間的に加速できるパワーは重要。パワーにゆとりがあれば長距離運転が楽だし、自然吸気で3リッター以上の排気量があるクルマはやっぱり運転が楽。カムリは車重も割と軽いからなおさら。

日本仕様にない北米仕様のみの装備車両

 この3.5リッターV6というのは、日本であればクラウンなどに搭載されるユニット。当然ながら日本で発売中のカムリには設定されていない。というか、今の日本のカムリはハイブリッド専用車になってるし。『日本仕様にない北米仕様のみの装備』というのは間違いなく逆輸入車の魅力のひとつ。当然ながら左ハンドルでその気になれば高速道路などではかなり速い。

 これこそがユーザーの優越感をくすぐるポイントになるのだろう。あるいは見る人に「あれ?あれってトヨタ車?でも左ハンドルだよね」と、地味に目立つというか。

 トヨタ車に限らず、逆輸入車の世界でポピュラーなのは日本では売っていない北米専用モデル。トヨタで言えばタンドラ、タコマ、セコイアとか。ニッサン系で言えばインフィニティFXとかQXとか。逆輸入車の世界の王道は北米専用モデル。

 でも、このカムリのように日本でも売ってるモデルだけど、日本にはないグレード。昔で言えばニッサンの180SXに対して、北米仕様の240SXとか。あるいは初期のS30時代のフェアレディZの北米向け240Zとか。三菱のスタリオンの2.6リッター直4の2600GSR-VRとか。分かる人には分かる系のマニアックなモデルの格好良さ。

 万人受けする選択肢ではないかもしれないが、筆者は好き。職業的にも「へー、面白いクルマ乗ってるんですね!」と感心されること請け合い(笑)。最近のアメ車には身近なセダンがないだけにUSカムリは魅力的。久々真剣に欲しいと思ったクルマだった。

 ちなみにこの車両は、クワッドドライブが新車で直輸入して売られたもの。管理ユーザー車ということで素性も良く、マフラー以外フルノーマルであるということも次のオーナーにはきっと朗報だろう。思っている以上に速いクルマだけに、足を固めてタイヤを変えてやれば、かなりキビキビ走るUSカムリになるに違いない。
インテリアはシンプルにまとめられている。決して豪華ではないが、下手に加飾されていないぶん飽きが来なくていいかもしれない。左ハンドルで「日本仕様にない北米仕様のみの装備」というのは間違いなく逆輸入車の魅力のひとつだろう。
ワンオーナーカーとして多少の使用感はあるが、1台の中古車と見れば非常にコンディションの良いカムリ。レアな北米仕様車として価値は高い。
実用セダンとしては十分な広さを備えるトランクルーム。

連載一覧に戻る 逆輸入車特集に戻る

日本カリフォルニアカスタム_キャデラックエスカレードQUAD DRIVE(クワッドドライブ)ジープ横浜港北DODGE MAGNUM by KIBAマグナフローマフラー

アメ車検索

アメ車検索詳細

株式会社アイダックデザインワイルドスタイル 車検対応 ヘッドライトバルブオートクロス アメ車走行会BUBU ミツオカ アメ車祭り!WEST CLUB/ウエストクラブ
PAGE TOP

利用規約特定商取引法に基づく表記個人情報保護方針会社概要ニュース&お知らせ広告掲載サイトマップ

AMESHA-WORLD © 2011 PROSTAFF Inc. All Rights Reserved.