だからカスタムはやめられない

最近、某チューンング作業の取材時に、エンジン内部の写真を撮った。
クルマはPTクルーザーなのだが、
これまでにもブロアー、へダースetcなどいろいろ手が入っている。
それでも、同クラスの日本車とは厳しい戦いになるという。

だから…。今度はカムの交換。その作業を取材した。

アメリカのアフターマーケットというのは、　
ノーマルでは、スタイリングとパッケージ勝負の凡庸なパワーの持ち主に
チャンスを与えてくれる。

並のエンジンに、研ぎすまされた牙という武器をもたらしてくれるのだ。

この作業によって果たしてどのくらいの変化が起こるのか？
400馬力のクルマを500馬力にするのとは訳が違う、
130馬力を160馬力にする快感
（イメージであって、この数字は実馬力とは関係ないです）。

非力なクルマが、ライバルたちを颯爽と蹴散らす姿。
そこに至までのプロセス……。

これこそが、カスタムの醍醐味。魅力と面白さ。

だからカスタムはやめられない。