2013年型キャデラックSRXはフェイスリフト

　キャデラックは、4日に開幕するニューヨークモーターショー12において、2013年型キャデラックSRX公開すると発表した。

　この2013年型には、キャデラックの新世代車載インフォテインメントシステム、CUEを採用し、ダッシュボード中央に配置された8インチの大型スクリーンモニターを指の動きにて操作する。

　またフロントグリルの形状が変わるなど、若干のフェイスリストも行われている。

　SRXは、FWDとAWDの駆動方式を採用し、搭載されるエンジンは2012年同様の3.6リッター直噴V型6気筒を搭載する。


※CUEとは、キャデラック・ユーザー・エクスペリエンスの略。競合する高級車ブランドよりも優位に立つべく、最も先進的で使いやすいインフォテインメントシステムを目指す。

　システムの核となるのが、ダッシュボード中央に配置された8インチの大型スクリーンモニター。モニター横のスイッチは4個と少ない。これは、タッチパネル方式での操作をメインとしているからだ。

　そのタッチパネルだが、最新のスマートフォンのように、近接センサーを内蔵。画面に触れることなく、タップ、フリック、スワイプ、スプレッドといった指の動きで、表示内容を切り替えることもできる。

　もちろん、インターネットへの接続、ナビゲーション、音声認識など、機能は豊富。スクリーンモニターの表示の一部機能を、ドライバー正面のメーター内に映し出すことも可能だ。ステアリングホイールのスイッチでの操作にも対応する。

　キャデラックは、「CUEはビギナーからヘビーユーザーまで、車載インフォテインメントを必要とするあらゆる顧客を満足させるシステム」と説明している。