キャロル・シェルビー氏、死去

　アメリカ自動車業界の伝説的人物、キャロル・シェルビー氏が10日、米国テキサス州ダラスの病院で死去した。享年89歳。

　名車中の名車、ACコブラの生みの親として知られるキャロル・シェルビー氏は、F1に参戦したのを皮切りに数々のレースに参戦。そして1959年のルマン24時間耐久レースでは、見事に優勝を果たすなど、大きな功績を残している。

　そんな彼がレース引退後、シェルビーアメリカンを設立し、名車と言われるACコブラを発表する。それ以降も、数々の市販車発売を手がけ、最近ではシェルビーGT500など、ハイパワースポーティカーの火付け役として、また自動車業界の伝説的人物として、多くのファンを魅了し続けた。

　なお、キャロル・シェルビー氏の死去のニュースは、米国のメディアで大きく取り上げられているという。