更新日:2022.09.12
文/石山英次 写真/ステランティス
ジープは2025年までに北米と欧州で4台の新しいEV車(電気自動車)を発表するという。そして今回、この2年で生産を開始する新型のEVを3台発表している。ということは、2025年までに発表を予定している新型は残り1台ということになる。
ちなみにジープは、欧州においては2030年までに100%、米国においては50%をEV車にする予定という。
で、今回発表された3台のEV車の中で、直近で発売開始が予定されているのが「アベンジャー」。欧州では2023年に発売が開始され、もちろん日本にも導入される予定という。
アベンジャーは、現行「レネゲード」よりも下位に位置づけられるモデルであり、最大航続距離は約400km。クラス最高の最低地上高とブレークオーバーアングル、アプローチアングルを実現しているという。
一方で残りの2台が「リーコン」と「ワゴニアS」である。
「リーコン」は、2023年に一般公開が予定され2024年に生産が開始されるというジープをイメージするオフロードモデル。
一目見てジープとわかるスクエアなボディデザインと電動ルーフ、脱着式ドア等が採用され、ジープの名に恥じない悪路走破性を備えたEV。
また「ワゴニアS」も「リーコン」同様に2023年に一般公開が予定され2024年に生産が開始される予定であるが、「ワゴニアS」は、現行ワゴニアの一員としてラインナップに加わるという。
いわゆるプレミアムSUVのEV車となり、一回の充電で400マイルの航続距離を実現する、最高出力600hpのパワートレインを搭載。0-60mph加速3.5秒を誇るという。
現行ジープオーナーやジープファンにしてみれば、すぐには頭が切り替わらないかもしれないが、ジープも確実にEV方向へ動いている。今後も要注目である!
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES