ヴィンテージカー(希少なクラシックカー)の愛好家は世界中に存在するが、アメリカほどヴィンテージカーが市民権を得ている国はないし、また同時に『現役』のヴィンテージカーが数多く存在する国はないだろう。
日本にしろヨーロッパにしろ、ヴィンテージカーというのはエンジンをかけて走らせられる機会はほとんどないのが普通。自動車博物館のようなミュージアムに飾られている車両はもちろん、マニアが個人所有する車両に関しても、せいぜいミッレミリアの様なイベントで年に1~2回走らせるだけで、あとはガレージの奥に大切に仕舞っているというパターンがほとんどだろう。
しかし、アメリカにおいてアメリカ車のヴィンテージカーを所有する人々の中には、普段の足とまでは言わなくても、頻繁にエンジンをかけて乗っているという人が大勢いるし、西海岸などでは60年代や70年代のマッスルカーでモーニングクルーズやドラッグレースなどに参加している個人オーナーも少なくない。
アメリカという世界一の自動車大国において、自国生産のヴィンテージカーは、と言えどもクルマ本来の使い方をされている『現役』の車両が数多く存在するのである。
330,000円
AUDIO&VISUAL
あとづけ屋
283,800円
AUDIO&VISUAL
あとづけ屋