更新日:2026.03.12
文/石山英次 写真/USホンダ
ホンダ逆輸入の話題が盛んになっている。取材に行っても「どうなの?」と聞かれることが非常に多く、トヨタの逆輸入はなんとなく想像がつくけど、ホンダは不明。同時に「でも期待している」と答えるショップの方が非常に多い。
とはいえ、上記の通り「不明」とUSホンダについての知識があまりない方が多く、インテグラに関しても「結局シビックと同じなんでしょ」と考えている方が非常に多かった。
筆者も「うん?」とは思いつつも「ですね」と答えはしたが、不明な点が多かったので調べてみた。すると、インテグラとシビックは「同じでいて同じではない存在」ということだった。
まず、同じところは基本ベースの骨格やホイールベース、エンジン、ミッションetcで、エクステリアのデザインやボディサイズには明確な違いがあった。

▲アキュラインテグラのどの仕様が日本に導入されるかは不明だが、明確に言えるのが左ハンドルのまま導入されるということ。

▲「シビックの左ハンドル版」と思っている方も多いが否。写真はシビックだが、基本ベースとエンジン以外は大きく異なる。
なので、「シビックと同じでしょ」もしくは「シビックの左ハンドル版よね?」は全く当てはまらない。インテグラの方がわずかに大きく設計されているし。
インテグラ:全長:4719ミリ×全幅:1829ミリ×全高:1410ミリ ホイールベース:2735ミリ
シビック:全長:4550ミリ×全幅:1800ミリ×全高:1415ミリ ホイールベース:2735ミリ
インテグラは、5ドアハッチバックのみで、前後オーバーハングの長い流麗なシルエットを形成しているが、シビックは、セダンとハッチバックが存在し、Type-Rのような過激なモデルも存在する。
一方インテグラは、ダイヤモンドペンタゴングリルや鋭角なヘッドライトを有し、洗練された高級感を演出している=大人のスポーツセダンとしての風格を備えている。最新のインテグラにもType-Sと呼ばれるパフォーマンスモデルが存在するが、それでもシビックType-Rのような過激さは抑えられているという。

▲インテグラにはType-Sと呼ばれるパフォーマンスモデルが存在する。これが導入されるかどうかは未定。

▲シビックを代表するType-R。インテグラType-Sとは目指す方向性が異なる。
そして最大の違いがブランド。アキュラは北米で展開を開始した高級車ブランドで、いわゆるトヨタに対するレクサスのような存在。とはいえ、アキュラは今まで日本市場に導入されたことはなく、海外市場のみで展開されていたから、今回のアキュラインテグラはブランド初の日本展開となる。
ちなみに、USホンダとアキュラに関して同じプラットフォームを使用した車種でも、アキュラの方が数千ドルから1万ドル以上高く現地価格が設定されているから、日本においてもそれなりの差が生じるはずである。
直近の現地価格例をあげれば、シビックType-Rが4万5895ドル(720万5515円)からで、インテグラType-Sが5万2900ドル(830万5300円)からということだから、両者には約7000ドルの差が生じている。1ドル157円で計算すれば109万9000円の差になる。
ということで、インテグラとシビックは似て非なる存在であり、日本初展開となるアキュラ、そして左ハンドルのまま6速MTが味わえるインテグラには期待しかないのである。

▲日本初展開となるアキュラ、そして左ハンドルのまま6速MTが味わえるインテグラには期待しかない。
18,900円
EXTERIOR
ウエストクラブインターナショナル
132,000円
PERFORMANCE
ウエストクラブインターナショナル
3,300円
OTHERS
ウエストクラブインターナショナル
3,300円
OTHERS
ウエストクラブインターナショナル