更新日:2026.02.24
文/石山英次 写真/USトヨタ
前エントリーで掲載した米国製乗用車の認定制度創設の追加取材で分かったことは、リコール対応ができるメーカーのみ、というものだった。
すなわち、トヨタやホンダ、日産といったメーカー対応が可能なモデルのみ適応ということで=これから始まるトヨタ逆輸入への救済措置のようなものだった。
トヨタは、カムリ、ハイランダー、タンドラの逆輸入を予定していると言われ、すでにハイランダーが経済産業省に導入されている。これから一般車としての販売が徐々に始まっていくはずだが、一つの懸念材料がタンドラであった。
前記したカムリとハイランダーは右ハンドル車であるから車検対応もある程度の範囲で通過させることが可能であったが、タンドラに関しては、純粋なアメリカ製の左ハンドル車。
日本の車検制度は基本ヨーロッパ基準であるから、純粋なアメリカ製車両の車検通過を行うには、事細かな改善対応を行う必要がある。
一方で、トランプ関税に関する日米間の合意を実施する際、一番最初に手を挙げた国内企業がトヨタだった。政府に対して恩を売ったわけではないだろうが、逆輸入するタンドラの改善に苦しむトヨタに手を差し伸べたのが今回の認定制度。
この認定制度により、国土交通大臣の認定を受ければ保安基準に適合するものとみなされ、日本国内で販売するための追加試験なしで販売することが可能になる。
もちろん、トヨタによって安全性の確保及び公害の防止に係る措置が講じられることにより保安上及び支障がないレベルの改善は必要であるが、それでも認定制度がない状況と比較すれば天と地の差があるほどタンドラの輸入&販売が楽になる。
よって、USトヨタが生産する左ハンドルのトヨタタンドラの逆輸入(正規導入)が、これで確実になった。また、トヨタに続くホンダ等のアメリカ製左ハンドルモデルの輸入にもめどが立つのではないか。
くわえて、GMやジープといった国内正規ディーラーにおいても、これまで車検対応が難しいからと却下されていたモデルたちの輸入が可能になるのではないか? 例えばGMではコルベットC8ZL1とか、ジープではダッジやクライスラーの復活とか。
いずれにせよ、日本国内にアメリカ製車両が増えることが確実である。

▲14年ぶりのフルモデルチェンジで2022年に登場した現行型。こいつの正規輸入が始まる可能性が高まった。

▲搭載されるエンジンは3.5リッターV6ツインターボエンジン。389hp、最大トルク479lb−ftを発生させる。V8を捨て、排気量を落とし、過給器でパワー&トルクを補うことで旧V8パフォーマンスを上回る。

▲どのグレードが輸入されるかは不明だが、クルーマックスはどうしても欲しい! 何れにしても内外装ともに大きさが醍醐味である。
18,900円
EXTERIOR
ウエストクラブインターナショナル
132,000円
PERFORMANCE
ウエストクラブインターナショナル
3,300円
OTHERS
ウエストクラブインターナショナル
3,300円
OTHERS
ウエストクラブインターナショナル