V8エンジンを搭載したタンドラの人気が止まらない。しかもコロナ禍で米国からの直輸入車も止まりほぼほぼ国内市場だけで回っている状態が続いているから、どんどん売れていく。
だが、上記理由により仕入れが続かない。だから在庫数は減る一方で、当然値段も上がる一方で…。
こんな状態時に起きやすい一例が粗悪な中古車が混ざってくるということ。売れているがために、商売優先で、なんとかごまかして…。
トヨタタンドラを積極的にUSトヨタガレージ店に聞けば、「弊社は仕入れ時に、事前にその車両を調べた上で仕入れているのですが、距離数がおかしい車両が結構あります。いわゆるメーター巻き戻しです。もちろん弊社ではそう言った車両は扱っておりません」
USトヨタガレージ店とは、かの有名なFLEXのグループ企業。であるからトヨタ車に強くノウハウもあり、当然粗悪な中古車を扱う理由がない。
だが、そんなUSトヨタガレージ店とはいえ、個体数は不足気味ということであるから、適切な車両を素早く購入するのがタンドラ入手の近道であるのは間違いない。
で、そんなUSトヨタガレージ店に入荷した個体がこちら。2012年型タンドラ。グレードはプラチナム。
タンドラといえば、『SR5』が多く、『プラチナム』となると中古車市場ではなかなか出会えない上級グレード。しかも走行2.3万キロというローマイル車であるのも嬉しい。
この車両は2012年ということだからタンドラ史でいえば前期型。それでいて2.3万キロというから一瞬「怪しい」と思うかもしれない。が、もちろん履歴を調べているから全く問題ないことを確認した上で入手されている。
だが、この車両は新車並行で日本に上陸しており、その後カスタマイズを楽しみつつ長期保存されていた可能性が高く、約10年で2.3万キロだから年平均2300キロ。実際には市場に出回っていた時期もあるから年平均としてはもうちょい走っているだろうが、それにしてもどんだけ走っていないのか。
実際、インテリアや室内空間は非常にクリーンであり、前オーナーの使用歴をあまり感じさせないのが好感。プラチナムだからレザーシートがおごられているが、レザー特有のシワすらほとんど刻まれていない状態である。
プラスして使用されているマテリアルも上質で、特にシートはデザイン自体がサイズ感&ホールド性がいいし、レザーだし、しかも使用歴もさほど感じさせないから期待以上の個体と言える。
また、前期型ということでインパネ全体の雰囲気が旧時代を感じさせ、最新の液晶インパネがもたらす世界観とはかけ離れているからこその趣みたいなものを感じせるから、「古いものに価値を感じる」方にはもってこいではないか。
さらにクルーマックスだから、リアの室内空間が広大で前席とあわせ大人4人がセダン&SUV以上に快適に過ごせるし、リアにの持つは乗せられるしで、今流行りのアウトドアにもこのまま使用できるだろう。
一方でカスタマイズであるが、リフトアップされ、プロコンプのショックを使用し、FUELのクロームアルミホイールを組み合わせた足回りにオーバーフェンダーを装備。フロントにはグリルガードを装着して硬派なオフロードスタイルを構築している。
これらカスタマイズの効果は絶大であり、ご覧のような迫力倍増のスタイルが手に入る一方で、定番パーツを使用した比較的堅実なカスタマイズでもあるから長く乗るには最適なスタイルではないかと考える。
再び聞けば「ご覧のカスタマイズを購入後に自分で行えば、軽く70〜80万円程度はかかります。今回の車両は、2012年型ですがローマイルでありカスタマイズ車両であることのメリットが大きいと思います」
USトヨタガレージ店の特徴の一つであるのだが、彼らは仕入れ後に車両を精査し自社スタジオ内で車両を撮影して、それら車両を自社HPに掲載する。それによって実車を見に来れなくても車両の状態がある程度わかるような工夫をされている。
今回記事内で使用している写真はその一部であり、こうした企業努力が多くのユーザーを引きつけ販売に結びついているのだと思う。当然、車両の状態が良い、という前提あってのものだが。
330,000円
AUDIO&VISUAL
あとづけ屋
283,800円
AUDIO&VISUAL
あとづけ屋
183,250円
AUDIO&VISUAL
あとづけ屋
272,800円
AUDIO&VISUAL
あとづけ屋