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[試乗記]

TRDオフロードパッケージ装着のワンオーナー車

2014 トヨタタンドラ SR5 vol.1

ベンチシート&コラムシフトのザ・ピックアップ

USトヨタガレージにて2代目タンドラの前期型&後期型を取材してきた。

更新日:2023.04.18

文/田中享 写真/田中享

取材協力/FLEX USトヨタガレージ店 TEL 0120-914-377 [ホームページ] [詳細情報]

前期&後期型で主要メカニズムの違いはない

 今、トヨタタンドラを購入するなら、『新車』であれば言うことない。というのも、あの巨大な北米トヨタの最新ピックアップを慣らし運転から味わえ、自分色に染めることができるから。

 だが。2022年型以降の新車には、いくつかの問題点がある。まずはエンジン。それ以前の5.7リッターV8から3.5リッターV6ツインターボエンジンに変わっている。

 それは日本で販売されるトヨタランクル300と同じエンジンである。もちろん本国にはハイブリッドモデルもあるからそれに乗れれば言うことなしだが、現状日本に北米車のハイブリッドモデルを並行輸入することができない。だからランクルと同じV6ツインターボで我慢するしかない。

 もう一つ。一時期のウクライナ問題ゆえのプレミアム価格からは脱しているが、それでもざっくり1000万円以上はかかる。いわゆる「SR5」でそのくらい。仮に「リミテッド」や「1794エディション」ともなればプラス100万円以上は確実である。

 それでも買える、という方なら全く問題はないのだが、そうじゃない方、すなわち「少しでも安い方がいい。だが程度は確実に良くないダメ」というならフレックスのUSトヨタガレージの車両がお勧めである。

▲2014年型6.4万キロ走行車のワンオーナー車。新車並行車であり、カーファックスとオートチェックでの確認も行なっている。

▲TRDオフロードパッケージ、純正アルミホイール、トノカバーが装着されている。人気のブラックカラー。

 正直、安けりゃいい、というだけならUSトヨタガレージ以外の日本国内のショップにいくらでもあると言えるだろう。だが、そうしたタンドラの場合、それ以前の履歴がわからないことは言うまでもなく、またそれ以前に適切な整備を受けたかどうかも不明である。

 例えば、どことは言わないが、タンドラのメーター内にチェックランプが点灯していたにもかかわらず、そのまま放置し、そして最終的には点灯理由を解明せずにランプを消去していた販売店があるのだが、そうした「後のオーナーに負担がかかりそうなことを押し付けた」ような車両が結構な数が出回っている。

 というのもこの数年、タンドラの日本国内での買い取り価格が異常に高いから。そしてタンドラ自体が非常に頑丈であるから。

 で、それに乗じて「整備の不安要素を消してしまい、その隙に売る」的な行動がかなりの数あったと言われており(もちろん適切な整備を受けた車両がほとんどだと信じたい)、その個体が知らず知らずのうちに出回り、それを購入したユーザーが「買った途端にトラブルが起こった」と泣いているという。

▲搭載されるエンジンは5.7リッターV8。381hp、最大トルク401lb-ftを発生させる。

▲後期型のインテリア。そしてフロアではなくコラムシフトがポイント。

▲タコメーターとスピードメーターが大きく描かれたアナログメーター。

 だがUSトヨタガレージの場合、まずはフレックスグループであるということ=トヨタ車関連で超有名な企業のグループ会社であるから、トヨタ車に精通している。またそうした企業であるからヘタな個体は売れない。

 なので扱うタンドラは、基本新車並行車として日本に持ち込まれたものがベースになっており、日本にて初回、もしくはその後2年に一度の車検や定期点検を受けた車両となっている。

 加えて自社点検から整備に至るまで、独自ノウハウを駆使した取り扱いを行なっているからこその安定した車両販売を行なっているのである。

 ということで、2代目モデルの前期型&後期型の違いと実車の状態を取材した。

 まず2代目タンドラであるが、2008年にデビューし、2014年に一度マイナーチェンジを行っているから、2013年までを前期型、2014年以降を後期型と表すことが多い。

 USトヨタガレージでは比較的購入しやすい価格帯を中心に品揃えをしていることもあり、前期型は2012年前後、そして後期型に至っては現状2017年から2018年程度までの車両が多い(もちろん2019年型以降のモデルを扱うことも多々ある)。

 ということで、取材車は2012年の前期型、もう一台が2014年の後期型である。

▲フリップダウンモニターのモニターが設置されている。

▲ベンチシートが装着される。シートの状態は使用感はあるものの状態は悪くない。

▲リアシートも同じく使用感はあるが状態は全く悪くない。

 まずは2013年までの前期型と2014年以降の後期型との違いであるが、デザインの変更、グレードの追加、各種装備の追加および簡素化であり、車体の大ききやエンジン&足回り等のメカニズムの変化はほとんどない(カタログ値が変化するような内容のものはない)。だから中古車を選ぶ場合、前期&後期のメカニズム的な違いで悩む必要は全くないのが嬉しい。

 この時点では3種類のエンジンが存在しており、以下の通り。タンドラを購入しようとした場合、5.7リッターV8搭載モデルという選択肢を中心に考えるなら、変化がないから前期&後期とで悩む必要は全くないのである。

■5.7リッターV8/381hp、トルク401lb-ft
■4.6リッターV8/310hp、トルク327lb-ft(のちに消滅)
■4.0リッターV6/270hp、トルク278lb-ft

▲トノカバーが装着されているから日本の気候での使い勝手も悪くない。

▲2012年型と2014年型が並ぶとフロントマスク周辺の違いが明確。

▲ホイールはともに純正品。個人的には純正が好み。

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