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[試乗記]

シェルビーGT500の最強バージョン!

フォード シェルビー GT500KR

FORD SHERBY GT 500KR

シェルビーGT500の最強バージョン、GT500KRに試乗できた。この最強バージョンとはいかに? ちなみにKRとは、「キングオブロード」を意味している。

更新日:2012.03.01

文/石山英次 写真/バーナーイメージズ

取材協力/ウイングオート(ヨーロピアンショールーム) TEL 052-400-5554 [ホームページ] [詳細情報]

伝説のKRをまとった史上最強のマスタング

 1968年に発売されたシェルビーコブラGT500KR。その生誕40周年を記念したアニバーサリーモデルが、シェルビーGT500KRである。フォードの高性能モデル開発部門であるSVTとシェルビーオートモビルズが共同開発したこの史上最強のマスタング。ちなみに「KR」とは「キング・オブ・ロード」を意味している。
 このシェルビーGT500KRが最初に登場したのが2008年。そしてシェルビーGT500がマイナーチェンジされた2010年型にも引き続きKRが登場していた。フロント、リアのエアロパーツやフードピン付きカーボンフード、またブレーキクーリング用エアダクト等、基本的な味付けは2009年と変わらずだが、ベースとなるGT500のマイナーチェンジによりオールアルミとなったV8スーパーチャージャーユニット等は着実に進化している。

 最高出力540hp、最大トルク70.5kg-mを発生させる5.4リッタースーパーチャージャー付きV8エンジンは、専用の制御マップを採用したほか、インタークーラーの強化や電子制御スロットル、コールドエアーシステムの採用、フォードレーシングが手掛けたエグゾーストシステムの装着により、抜群のスロットルレスポンスを実現している。またトランスミッションにはショートストロークタイプの6MTが組み合わされ、ファイナルを下げたことで加速向上とその際のシフトフィーリングに劇的変化をもたらしている。

 足回りにも専用にチューニングが施され、フロント/マクファーソンストラット、リア/3リンクのサスペンションは、スプリング、ショックアブソーバー、スタビライザー、ストラットタワーバー等が専用に開発された。フロントブレーキにはブレンボ社製キャリパーを備えたベンチレーテッドディスクを採用し、18インチの鍛造アルミホイールが装着されている。

硬派なシルバーカラーにポップなブルーのレーシングストライプが似合うのは、マスタングしかあり得ない。モパーとはまた違った雰囲気とオーラである。

フロントグリルにコブラの紋章が貼られ、グリル下部にはブレーキクーリング用のエアダクトが見える。

小振りなリアウイングが装着されている。

最強バージョンとしてのオーラ

 もう幾度となくシェルビーGT500を見ているが、その度に思うこと、それは「レーシングストライプが世界一似合うクルマ」だなぁということ。このKRの第一印象もまさしくそれだった。KRと聞けば、伝説の○○とか最強○○とか、巷ではいろいろな紹介がなされているが、個人的にインパクトがあったのがボディカラーとレーシングストライプ! メカニカルなシルバーカラーにポップなブルーのレーシングストライプ。こんなカラーリングが似合うのは、アメ車しかあり得ない。
 正直、マスタングベースでいいから、このカラーリングにカスタムしたいとか、KRじゃなくて素のGT500でこのカラーリングが欲しいなどと、いろいろ妄想してしまうほど、このKRのカラーリングはまとまりがあり洗練されている! 稚拙な表現しかできずに申し訳ないのだが、めちゃめちゃカッコいい。

 これまた余談なのだが、カマロ、チャレンジャー、マスタングという新世代マッスルカーの中で、一番速いのがカマロ、一番カッコいいのがチャレンジャー、そして一番楽しいのがマスタング、というのが個人的な評価だ。これに関しては異論反論あるとは思うが、あらゆる体験を通じて個人的にはそう思っている。そしてこのマスタングの延長線上にあるシェルビーGT500は、----これまた個人的だがいつか手に入れたい愛車候補ナンバーワン車でもある---- 楽しいクルマ率がさらに向上しており、魅力的×3倍くらいのクルマに仕上がっている。

 この大変貴重な新車を軽く試乗させてもらったのだが、非常に良い経験となった。ホントに軽くなので、持てる性能の10%も体感できてはいなと思うが、それでもKRの持つオーラというかなんとか、とにかくその凄さの片鱗は感じられた。インテリアの雰囲気や操作系は、GT500とは明らかに異なっており、エンジンの吹け上がりも明らかに軽い。そして感覚的な話しかできなくて申し訳ないが、クルマとしての動きも二回りくらい軽く感じるほど、全体的に締まっている。
 
 2014年はマスタング自身の生誕50周年となり、次期モデルが登場すると言われているが、そうなればシェルビーGT500の存在も、今とは明確に変化することが予想される。パワーはいくらあってもいいとは思うが、いまのレベルでもまったく少ないとは思わないし、バランスという意味では現状のシャシーにおいて最適とも思えるだけに、この型の新車シェルビーを手に入れるなら、あと少しの時間しかない! 個人的にはもちろん中古車を狙っているが…。

最高出力540hp、最大トルク70.5kg-mを発生させる5.4リッタースーパーチャージャー付きV8エンジンは、専用のCPUを採用したほか、インタークーラーの強化や電子制御スロットル、コールドエアーシステムの採用により、抜群のレスポンスを示す。

質感の高いインテリアは、3スポークのステアリング、ホワイトボールのシフトノブといったものが組み合わされる。センターコンソールには、シリアルナンバー入りのオーナーズプレートが貼られている。

ホールド性良好のレーザーシートのヘッドレストには、「シェルビー」の刺繍が施され、バックレストにはコブラの紋章が刻まれている。

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