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フォードジャパン撤退後の整備事情

フォード正規ディーラー車を救え

フォード中古車のセカンドユーザー&サードユーザーも安心して乗れる状況の確立

2016年年明け早々にアナウンスされた「フォード、日本市場からの撤退」の衝撃はアメリカ車を愛する多くの人たちに悲しみと不安、そして焦燥感をもたらした。しかしその後、我々の前に現れたのが「ピーシーアイ」という企業だった。ここではフォード車オーナーの代わりに彼らの存在と業務内容を聞いてみた。

更新日:2020.12.08

文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力/フォードお客様相談室 TEL 0120125175 [ホームページ]

フォード車オーナーの救世主となるか

 2014年後半から発売が開始された2015年型フォードマスタングの衝撃はかなり凄まじかった。まるで二世代分一気に進化したような高い完成度。手に触れる部分の上質感も増し、だから多くの人々に一気に受け入れられた。

 その当時は、どこのフォードディーラーに行っても売り切れ、納車は数ヶ月待ち、といった懐かしい記憶が蘇るが、しかしその2年後に起こったもっと大きな悲劇をも同時に思い出す。そう、フォードの日本市場撤退である。

 正確には2016年1月に撤退のアナウンスがあり、同年9月末日をもって完全撤退というもの。「その後のフォード車ユーザーってどうなるのだろう」「ディーラー難民かな」と多くの方々が急激な不安に駆られたに違いない。が、そんな時に現れたピーシーアイだった。

 ピーシーアイとは、2016年10月1日から日本国内でのフォード車の部品供給、車両保証継承、リコールおよびユーザーへのアフターサービス業務を提供し、フォードの日本事業撤退後の国内ユーザーに安心をもたらすために、日本全国に配置されるフォード認定サービス拠点を整備する業務を行う機関である。ある意味フォード車乗りの救世主と言えるだろう。

 今回はそんなピーシーアイのサービスエンジニアリング部門に在籍する石川氏、北島氏に話を伺った。

ピーシーアイ株式会社サービスエンジニアリング部の石川雅章部長(左)と、北島宏紀マネージャー。お二人はフォード・ジャパンの技術サービス部門に在籍し、ピーシーアイへの業務移管に合わせ移籍。

 石川氏、北島氏の両名は、もとはフォードジャパンの技術サービス部門に属していた方であり、ピーシーアイがアフターサービス業務継承時に移籍し、フォードジャパンなき後のフォード車関連の技術問題に対応している。

 「ピーシーアイによってフォード認定サービス拠点が日本全国に配置されていますが、その各拠点に対して技術継承するのが我々の役割です。技術的な内容を伝え教え込むというのは非常に難しいところではあるのですが、可能な限り各拠点の修理のお手伝いができるよう注力しております」

 いま現在のピーシーアイの大きな役割はリコール情報の告知。タカタのエアバッグ問題が記憶に新しいが、そうしたリコール情報を素早く開示して各ユーザーに整備対応を誘導すると同時に、フォード各車のパーツの手配なども行っている。

 ちなみにピーシーアイは日本で唯一、米国フォード本社に直接パーツ発注することが可能な組織といっていいだろう。

 「基本的にフォードジャパン時代に納車された各車のパーツ対応は100%可能です。また、フォード認定サービス拠点にてフォード車の並行輸入車を取り扱っている店舗があるのですが、そういった車両に対してもパーツ対応は可能です。

石川氏、北島氏は、まさに“フォードひと筋”のエンジニア。現在は全国のフォード認定サービスディーラーへ向けた技術指導などをとおし、フォード車の安心・安全をサポートし続けている。

 我々はフォード本社に直接パーツ発注が可能ですから、フォード車であればどんな車両のパーツも対応可能なんです。

 が、それはあくまでフォード認定サービス拠点として活動している店舗からの依頼に限ります。また、フォード本社に技術的な問題に対する問い合わせも可能ですから、トラブルで困っている拠点があれば、フォード本社に問い合わせをして問題解消に導くことも可能です」

 そういった意味では、近々日本国内にも上陸するであろう21年注目の新型フォードブロンコも、もちろんその対象となるはずだ。日本仕様への改善やパーツ供給、整備情報等といったさまざまな技術サポートは、フォード本社からピーシーアイの各拠点を通じて継承されることになるはずだ。

 フォード認定サービス拠点は現在、日本全国に69店舗存在する(2020年11月11日現在HP掲載店舗数)。

 ちなみに2016年9月時点での全国フォード正規ディーラー数が31販社52店舗。新車販売を行わないサービスのみを行うサービス指定工場が20店舗の計72店舗だったことを鑑みると、現在もその当時と同程度の拠点を確保しており、実はフォードの日本撤退以降もほぼ同様のサービスが受けられる状況にあることは知られていない。

 しかも、ピーシーアイには当時の技術サービス部門の方が在籍しており、引き続き技術問題の対応を行っているというのだから、この先、フォードジャパン当時の中古車を購入したとしても安心して楽しむことが可能なのである。

フォード認定サービス拠点として活動している店舗からであれば、フォードジャパン時代に納車された各車のパーツ対応は100%可能であり、並行輸入車のパーツも対応可能。

 「我々としてはフォード車両のセカンドユーザー&サードユーザーの方にも安心して乗っていただけるような環境の確立が最大の目標です」

 フォードジャパン当時の最終16年モデルとして日本導入されていたのは、エクスプローラー、フェイスタ、クーガ、フォーカス。15年モデルとしてはマスタング、エコスポーツ、リンカーンMKX、ナビゲーターなどがリリースされていた。

 つまり、これら魅力的なフォードの中古車は、今も数多く日本市場に流通していることになる。だからこそピーシーアイの活動は、フォード車を愛する多くの人々にとって非常に価値あるものといっていい。


※すでにご存知の方も多いと思うが、今般のリコールの不具合内容は、エアバッグのインフレータが、高い湿度の環境下で劣化することに起因し、展開時にインフレータ容器が破損して構成部品が飛散するおそれがあるというもの。対象となるマスタングは、2006年7月25日から2014年5月16日に製造された2467台。すでに対策がなされた車種も多いようだが、まだ済んでいない車両にお乗りのオーナーは全国のフォード認定サービスディーラーまでお問い合わせを!

これから当時のフォード車の中古車を購入した場合でも安心して乗れるよう、パーツやメカニカルトラブルの対応を行うためにピーシーアイは存在するのである。

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