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下位グレードで現実的カスタム!

ダッジ マグナム RT & SE

DODGE MAGNUM RT & SE

比類なきスタイリングとパフォーマンスを併せ持つダッジ マグナム。しかし、本格的なカスタムを施すとなるとHEMIエンジン搭載のRTではどうしても非現実的な価格になってしまう。ところが、2.7リッターモデルのSEであればカスタムで完全武装してもRTよりも安く乗り出せてしまう。シャインストリートが製作したこの2台のマグナム。どちらがRTで、どちらがSEか、あなたは判別がつきますか?

更新日:2011.03.07

文/細村智明 写真/編集部

取材協力/SHINE STREET JAPAN TEL 045-625-6211 [ホームページ]

憧れを一度にすべて満たしてしまう選択肢

 2004年から2008年まで存在したダッジ・マグナムというクルマは、クルマとしての完成度もさることながら、カスタムのベースとして考えたときにも非常にいい素材であるといえる。アメ車のカスタムブランドとして長年の実績・経験を兼ね備えたシャインストリートをして、当時「これほどまでプッシュできるクルマもそうはない!」と言わしめたくらいである。

 そのシャインストリートが、2台のデモカーを製作し新たなる提案を行っている。1台は5.7リッターのHEMIを搭載したRTをベースに、正統派カスタムで仕上げた本物志向のカスタムカーであり、もう一方は、2.7リッターV6SEモデルのをベースにした超リアリティのある価格で実現したカスタムカーである。

 RTの方は、いわば背伸びの1台である。V8HEMIエンジンから繰り出される圧倒的なパフォーマンスは他を圧倒する迫力で、それをさらにDUBのエアインテークシステムとボーラのエキゾーストでチューンナップしている。
 
 足回りはアイバッハでロワリングし、ホイールはゼネティの22インチをチョイス。ボディ全体はシャインストリートオリジナルのスポイラーで身を包み、ポイントでクロームのモールディングやドアミラーなどがエッジを効かせている。

 他にも、シートの背もたれの内部にウーファーを埋め込んだボディソニックなど、内装面も至れり尽くせりのクルマなのだが、ここまで仕上げたR/Tとなると値段もかなり非現実的なものとなってしまう。

シャインストリートオリジナルのスポイラーで全体のフォルムをグッと引き締め、ビレットのグリル、クロームのドアノブ、サイドミラー、モールディングをワンポイント的に使用して上品に仕上げている。

ホイールはZENETTI・SPARTANの22インチに、タイヤはNITTOのNT420S。

内装はシルバーカーボンのステアリングやロゴ入りのマット、イルミネーションプレートなどアイテム数はやや少なめだが、要所はしっかりと押さえている。

ブラックボディにクロームパーツをあしらう定番スタイルをまとい、RTのお手本ともいうべき仕上がりである。

ツボを押さえながらR/Tよりも安いリアリティのある1台

2006 DODGE MAGNUM SE

 そこでシャインストリートでは、SEをベースに、見た目だけは完璧にカスタムアップした車両を製作したのである。
 サイドミラーとマフラーはRT用に変更してフルスポイラーも付け、ホイールもゼネティの22インチブラックホイールで完全武装した。そればかりか、内装にはアルカンターラ張りのレザーシートまでが奢られている。ここまで仕上がってノーマルのRTよりも断然安いとなれば、グッと現実感が高まるはずである。

 確かにパフォーマンス的にはRTと比べようもないが、2.7リッターでも何不自由なくキビキビと走れるし、自動車税やガソリン代などの維持費を考えたら断然経済的である。さらに当然ながら中古車価格にも反映されているから、現実的な選択肢としてオススメなのである。

 シャインストリートへの問い合わせも、実はこうしたV6オーナーから多く寄せられており、そうしたオーナーの願いをかなえる形で今回このデモカーが完成したのである。

 「狼の皮を被った羊」と思うかもしれないが、維持するだけで精一杯になるよりかは、これだけの内容が詰め込まれたカスタムカーで楽しめた方が満足度は高いと思う。

ダッシュパネルは助手席まですべてリアルカーボンのパネルに変更されていて、派手さはないが、エクステリアの雰囲気と調和が取れた印象となっている。

シートはアルカンターラが張られた質感の高いレザーシートに張り替えられている。これだけでもインテリアのラグジュアリー感は10倍増しだ。

マグナム、グレードミニ解説

 ダッジ マグナムの基本グレードはRT(340馬力)、SXT(250馬力)、SE(190馬力)の3種類。

このうちRTとSEとでは100万円からの新車価格差がついてしまう。その差額分を今回のデモカーのようにカスタム費用として充てることができれば、満足感は断然SEの方が高いだろう。

問題となるのはパフォーマンス面の差であるが、確かに中〜高回転域での加速の伸びはもの足りなく感じるだろうが、日本車ほどのかったるさは全然ないから、V6でもさほど気にはならない。予算が整えば、次はチューニングに向かうという選択肢もあるので、現実的な速度域で遊べる範囲が残されている分、長く楽しめる存在とも言えるだろう。

もちろんRTが買えるなら、最初からRTを買えばよろしいと思いますが。

ZENETTI/HEIRの22インチホイールのセンターブラックをセレクトしている。

RT用のパーツをうまく組み込んでいるので、見た目からはSEだとはまったく分からないだろう。若者やアメ車初心者という人にはマジで現実的な1台である。

ボンネットフードを開けると、その違いは明確だが…。

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