TEST RIDE

[試乗記]

圧倒的存在感のマッスル仕様+4ドアセダン

2017 ダッジチャージャー デイトナ

チャージャーの魅力をワンランクアップさせるデイトナをBCDにてレポ

V8サウンドを轟かすチャージャーをワンランクアップさせるデイトナをBCDにて試乗した。

更新日:2018.12.17

文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力/BUBU / ミツオカ TEL 0120-17-2290 [ホームページ] [詳細情報]
     BUBU横浜 TEL 045-923-0077 [ホームページ] [詳細情報]
     BUBUさいたま・シボレーさいたま南 TEL 048-710-6226 [ホームページ] [詳細情報]

よりマッスル仕様と化したチャージャー

 ダッジにおける2017から2018年のモデルラインナップは、ここ数年の中でかなり気合の入ったものだった。デーモンが登場しヘルキャットにワイドボディが誕生して、チャレンジャーにはT/A、そしてチャージャーにはデイトナが用意されたからである。

 で、そんな複数の派生モデルの中から、チャージャーデイトナをピックアップ。BUBUのBCDが直輸入した1台である。

 ボディは流行りのグレーカラー(デストロイヤーグレーという)で、マスタング系にもあるグレーとはちょっと異なり、このデストロイヤーグレーの方が色が濃いので、グレーの主張がより強い。個人的にも、こちらのグレーの方が好みである。くわえてボンネットフードのブラックデカールとのマッチングも良く、グレーの良さが際立っていた。

 チャージャーは4ドアセダンであるから、どちらかというと大人しい仕様に見えてしまうことが多い。だが、このグレーボディをまとい「DAYTONA」ロゴを張り巡らすだけで、さらにワンランク硬派仕様に近づいた感じである。

 ちなみに、このデイトナだが、BCDではグレーボディの他にイエローやレッド、ブラックを取り扱っていた経緯もあり、筆者的には非常に迷う。好みで言えば断然グレーなのだが、ヤンチャっぽさを際立たせるならレッドもオススメかもしれない。

 さてこのデイトナだが、ベースモデルは5.7リッターV8モデルと6.4リッターV8であり、5.7リッターは「デイトナ」、6.4リッターは「デイトナ 392」と表記されるから、今回の仕様は5.7リッターV8モデルがベースとなっている。

 くわえてフードやフェンダー部分にブラックのグラフィックアクセントが入れられ、同様にルーフもブラックにコーディネートされている。20インチのハイパーブラックフォージドホイールとのコンビネーションもいい具合にキマっている。

 ネーミングソースとなっている1969年型のチャージャーデイトナが装備していた、あの巨大なリアウイングは付いていないものの、現代のチャージャーをワンランクアップさせる魔法のコーディネートによって4ドアセダンでありながらも生粋のマッスルカーたらしめる。

2015年にフルモデルチェンジを受けグリル、ヘッドライト、バンパー、フェンダー、ボンネット、フロントドアといったほとんどのパーツが更新された現行モデル。

そのデイトナモデルでボディカラーはデストロイヤーグレー。単なるセダンには収まらない独特の雰囲気を発生させるカラーリングである。

今回の「DAYTONA」仕様には、ネーミングソースとなっている1969年型のチャージャーデイトナが装備していた巨大なリアウイングは付いていないものの、現代のチャージャーをワンランクアップさせる魔法のコーディネートによって、4ドアモデルでありながらも生粋のマッスルカーたらしめる。

ダッジならではの雰囲気とセダンらしからぬ高性能

 目前にあるチャージャーデイトナは、ドアの開閉から「ガチ」っとした硬質な印象を与えてくれ、シフトを「D」レンジに入れた瞬間のギアの入りの精度も感じさせるし、チャージャー自体の改良が年々進み品質感が高まっていることを教えてくれる。

 シートの着座位置も素晴らしく、4ドアセダンらしいちょっと安楽な運転姿勢が特徴である。チャレンジャーはその点息苦しいくらい閉所感(スポーティ)が強く、すべてがタイトな雰囲気だけに「疲れている時は乗りたくないな」と、個人的には思ってしまうこともあるのだが、チャージャーならその心配は全くない(笑)

 組み合わされる5.7リッターV8ヘミエンジンは370hpを発生させ、それを8速ATで駆動する。カタログ的には、上に6.4リッターV8や6.2リッターV8スーパーチャージャーエンジンが存在しているだけに、R/Tの5.7を下に見る印象も否めないが、そうはいっても370hpである。

 ひと昔前のアメ車でいえば超ハイパフォーマンスの部類であり、最新モデルにおいてすらNAエンジンで400hp近いパフォーマンスを示す車両は数えるほどしかあり得ないのである。

 またそのエンジンのV8の咆哮が素晴らしい。車外で聞いても「アメ車だな」と思わせるほど独特のエキゾーストにも痺れてしまう。

搭載される5.7リッターV8ヘミエンジンは370hpを発生させ、それを8速ATで駆動する。むき出しのエアクリーナーも雰囲気を高めてくれる。

20インチのハイパーブラックフォージドホイールとボディカラーとのマッチングも良好だ。

「DAYTONA」デカールにリアスポイラーもブラックカラーにペイントされる。

2017年にチャレンジャーには「T/A]が、チャージャーには「DAYTONA」が同時に発表されている。

8速ATと5.7Lエンジンのマッチングは6.4Lを越える

 そのエンジンに組み合わされる8速ATの制御も緻密であり、このミッションはパワーの大きい6.4Lエンジンと組み合わされるよりも、5.7Lエンジンとのマッチングの方がより合っていると思うし(エンジン自体の力をより引き出しているように思う)、パドルを使用すればそれこそ素早い変速とあわせて使えるATとして楽しめるのである。

 筆者は、現行チャージャーはノーマル状態で、まるで国産セダンに乗るような感じでシレっと乗って欲しいという印象を常に抱いていた。それでも十分にカッコイイし、今や世界中の4ドアセダンは大人しくなり、その座をSUVに奪われているからこそ、「あえてチャージャーがいい」とそこらじゅう中に喧伝していた。

 だが、こういったマッスル仕様のモデルを見るたびに、「やっぱり硬派なチャージャーがいいな」と心が揺れる。実際には、派手といってもラグジュアリー系カスタマイズの派手さではなく、いわゆるマッスル仕様の男前モデルである。

 このデイトナモデルなら、ノーマルで乗っても十分に迫力があるし、街行くクラウンやメルセデス、BMWやアウディなんかは歯牙にもかけず、唯我独尊のアメ車ライフが可能なはずである。 なんせV8エンジン搭載のセダンですら数少ないわけだから。

 また、この型のチャージャーは日本では扱うショップが少なく、その分個体数が非常に少ない。だからこそ目立つし、デイトナならちょっとマニアックだし、よりカッコイイと思うのである。

インテリアは基本、ノーマルモデルと同様のデザインを用いているが、部分部分にスチールヘアラインのプレートが貼られているのが特徴。

デジタルとアナログを融合させたメーター類の視認性も良く、デザイン的な満足度も高い。タコメーターの動きが気になるセダンはそうはない。

2015年から新たに搭載されている8速ATは、新時代のアメ車らしく積極的なシフトアップとダウンを実現してくれる。パドルでの操作も可能。

セダンらしい安楽な着座位置で昔ながらのゆったりしたドライブを可能にする一方で、一瞬にして狼のごき鋭い圧倒的加速感をも発揮させる。370hpと8速ATとの組み合わせは、十分なスポーツ性を与えてくれるから5.7Lでも満足度は高い。

BCDならではの「買う安心感から売るお買い得感」

 なお、BCDには「B.C.D 50プラン(フィフティプラン)」という購入プランがあり、購入時にすでに3年後の買取価格50%を保証してくれる。すなわち、仮に500万円の車両の場合、半額の250万円を保証してくれるということだから、また一歩夢の実現に近づけるということになる。

<BUBUだけの3年後50%保証システム 「B.C.D 50プラン」>
1:3年後の買取価格50%保証いたします。
2:1年間の長期保証(新車は3年間)
3:メンテナンスパック(1年点検2回とオイル、フィルター2回交換)
etc(対象車種等による詳細はBUBU横浜にお問合せ下さい)

 あくまで机上の計算に過ぎないが、今回紹介しているチャージャーデイトナの548万円(諸費用含まず)なら、3年後に274万円は保証されるということである。もちろん、その時点での程度問題はあるはずだし、購入時点での契約内容によるところはあるのだが、事前に売却価格が保証されるメリットはかなり大きいはずだ。

 同行してくれたスタッフの坂本氏によれば、「このフィフティプランを使用する方が断然多いですね。また、3年後に50%以上の買取価格を提示する車両もありますし、こういった購入から売却に至るすべての流れは、BCD車両ならでのは特徴だと思います」

 BCDによる徹底的に管理され輸入された車両であること、さらに購入後のシッカリしたアフターフォローを受けた車両だからこそ、三年後の買取価格50%を実現できるのだろう。直輸入車購入におけるユーザーの不安を徹底的に解消してくれるBCDは、まさしくアメ車ユーザーの救世主である。

質感や使い勝手は悪くなく、洗練度も高い。国産車的高級感とはまた別の趣がある。

乗るたびに毎度思うが、アメ車全般のシートのレベルは格段に高い。座り心地とホールド性が高いレベルで両立されている。

後席のスペースは、最新国産セダンには劣るものの、スポーティセダンと思えば納得のレベル。大人4人でも移動可能だし、お子さん二人の4人家族なら十二分に使える。

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