フォード・ジャパンが5月24日に発表した新型「エクスプローラー」は、新開発の3.5リッターV6エンジン搭載が注目のポイントだが、早ければ年末に、さらなる小型エンジン、2.0リッター・エコブーストが導入されることが明らかになった。
先に導入される3.5リッターV6エンジンは、従来の4.6リッターV8エンジンに替わるダウンサイジング・エンジン。排気量を縮小したことで燃費性能を20%向上しながらも、出力はV8相当の294psを発生。これに対し、従来の4.0リッターV6エンジンに相当するのが、この新開発の直噴2.0リッター直4ターボ「エコブースト」だ。
2.0リッター・エコブーストの最高出力は237ps(米国仕様)。最大トルクは34.6kg-mで1700回転からその威力を発揮し、本格SUVならではの力強い走りを実現するという。また、新開発の直噴システムや6速ATとの組み合わせにより、従来のV6比で30%以上の燃費改善を果たした。
3.5リッターV6エンジンを搭載する「リミテッド」と「XLT」は、9月から納車を開始、2.0リッター・エコブーストは早ければ年内、遅くとも2012年初頭には導入される。
2.0リッター・エコブーストの日本仕様の詳細はまだ明らかにされていないが、価格は従来のV6モデルとほぼ同じか、若干上昇すると見られている。6月2日には、フォード初の3気筒エンジン、1.0リッター・エコブーストも発表されたばかり。フォードは、小排気量+ターボのエコブーストエンジンを次世代パワートレインの主力としてラインナップを拡充し、グローバルに展開していく。
12,810円
PERFORMANCE
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17,298円
PERFORMANCE
6DEGREES
18,420円
PERFORMANCE
6DEGREES
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