不特定多数の人を集めることの色々な難しさを痛感!

第一回アメ車オーナーミーティングを終えて

今回の貴重な経験を必ず次回に生かしますので、来年もよろしくお願いいたします!

好天に恵まれたことは何よりでした。どれほど人事を尽くしても、天候だけはどうにもなりませんからね。また、会場で事故がなかったのも良かった。あれほどの台数が集まって、接触事故などのトラブルが皆無だったのは、これまた幸運だったと思います。今回、「成功か失敗か?」と聞かれたら「成功です!」と答えます。失敗だったなどと答えれば、集まってくれたオーナーさんやショップさんに失礼です。でも、「何も問題はなかったか?」と聞かれたら、正直に「問題は多々ありました」と答えます。色んなことを考えさせられました。また、同時に次に対するファイトも湧いてきました。そんな第一回でした。

参加してくれた方に心からお礼を申し上げます

　まず最初に、『アメ車オーナーミーティング vol.1 in 田園プラザ川場』にご来場いただいたアメ車＆逆輸入車のオーナー様、協賛していただいたショップの皆様、会場を無料で提供していただいた道の駅のスタッフの皆様にお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。また同時に、不愉快な思いをさせてしまったオーナー様、ご迷惑をおかけした一般の来場者の皆様、会場付近の住民の皆様には、心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。

　今回のアメ車オーナーミーティングを、主催者兼運営責任者として振り返ると、非常に複雑な気分になります。
　正直言って、当初の予想以上にオーナーさんが集まってくれたことは素直に嬉しく思っていますし、心底感謝しています。
　こういったイベントというのは、結局のところは「どれだけ集客出来るか？」にかかっていると言っても過言ではありません。どんなに内容の充実したイベントでも、人が来てくれなければ、あるいは人に見てもらえなければ意味がありません。『人を集める』『人が集まる』、この２点をクリアしなければ、次に繋げることすら出来ないのです。そういう意味では、たくさんのオーナーさんとショップさんが集まってくれた今回のアメ車オーナーミーティングは、間違いなく次に繋げることが出来るし、成功と言えなくもありません。
　ただし、だからと言って「集まらないより集まった方が良い」と単純に手放しで喜べるかと言えば、当然ながらそんな事はありません。主催者の予想を越えて人が集まるということは、それだけ運営に不備が出てしまい、サービスが行き届かない可能性が高くなるからです。そして、実際に今回のアメ車オーナーミーティングでは、トラブルが多発してしまいました。

子供ジャンケン大会は良かったと思います。入場関連のトラブルが続々と報告されていた時間帯だったので、子供の笑顔に癒されました。ただ、お菓子の用意が足りなかったことが悔やまれます。お子さん連れの方があれほど多いとは。次回は今回の３倍くらいのお菓子や玩具を用意します！

たくさんのショップさんが商品を協賛してくれたお陰で、ビンゴ大会は盛り上がりました。協賛各社の詳細については、近日中にご紹介します。

来年もアメ車オーナーミーティングをよろしくお願いします!

　今回のアメ車オーナーミーティングは、雑誌時代に主催したイベントの経験を元に、運営スタッフや取材スタッフの数を調整しました。事前登録の必要がない完全フリー参加にした事で、「どれだけ集まるのか？は、蓋を開けてみないことには分からない」という状況でしたので、交通誘導員をはじめ、かなり多めにスタッフを用意したつもりでした。しかし、全然足りなかった。というか、正確には交通誘導に対する考え方を間違ってしまいました。結果、数多くのオーナーさんに不愉快な思いをさせてしまった。これについては、悔やんでも悔やみ切れません。せっかく来場していただきながらご迷惑をかけてしまったオーナーさんに対しては、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
　ただ、この失敗については、次回は必ず是正します。失敗の内容と原因は現時点でも十分に認識しておりますが、さらに分析し、万全の対策を考え実行するつもりです。

　アメ車オーナーミーティングというのは、愛車を披露する場であり、オーナー同士の交流の場であり、メディアの取材の場であり、ショップの技術や商品の紹介の場であり、ショップ同士の情報交換の場であり、etc。アメ車＆逆輸入車をもっと楽しんでもらいたいという思いや、広く一般に知ってもらいたいという思いで発案した、もの凄く欲張りなイベントです。
　キャパ（会場）は広ければ広いほどいい。大都市圏の方が集客はしやすい。クルマでのアクセスが便利な場所であることはマスト。でも、大都市圏でアクセス便利な広い会場を借りるためには莫大なお金が必要になります。しかし、なるべくオーナーさんやショップさんに負担はかけたくない。高いエントリーフィーや入場料を設定したくはない。ただでさえ休日に燃料代や高速代を使って参加してもらうのに、また、通常業務を休んでまで出展してもらうのに、さらにお金を出してくれとは言いたくない。開催場所の選定と確保はメチャメチャ難しい問題です。
　また、交通誘導や案内を円滑に行うためには、大勢のスタッフを用意して、さらには入念な打合せをする必要があります。しかし、運営スタッフを増やせば増やすだけ、コストは膨らんでしまう。看板、ポスター、エントリー用紙、ステッカー、腕章、etc。材料代だって印刷代だってタダではありません。さらにはステージ、マイク、スピーカー、MC（司会進行）、受付のお姉さん、etc。
　不備をひとつずつ潰していくためには、どうしてもお金がかかります。でも、編集部としては、これ以上持ち出しを増やすわけにもいきません。問題は山積みです。が、やっぱりアメ車が好きだし、アメ車に乗ってるオーナーさんも好きだし、アメ車業界の人達が好きですからね。なんとか上手いこと考えてみます。

　ま、そんなわけで、編集部一同、出来る限り頑張って、なるべくお金よりも頭を使って、ちょっとずつでもより良いイベントにしていくつもりなので、どうか来年もアメ車オーナーミーティングをよろしくお願いいたします！

今回、駐車場への誘導と受付が一番の失敗でした。とくに駐車誘導については反省点だらけ。一番の失敗は、交通誘導を専門のプロにお願いしたこと。必要だったのは、警備員ではなくアメ車や逆輸入車に明るいスタッフでした。また、来場したオーナーさんの誘導開始時間も遅過ぎました。本当に申し訳ありませんでした。

舗装された駐車スペースと砂利の駐車場、さらにはメインステージから離れた駐車場と、オーナーさんの駐車場所が分かれたことも問題でした。ただ、これについては開催場所を決定した時点で決まっていたことなので、どうしようもなかったのですが…

会場が広い道の駅ということもあり、何処がアメ車オーナーミーティングの会場で、何処が一般来場者用の駐車場で、どこが取材禁止エリアなのか？といったことが完全に事前のアナウンス不足でした。