開口一番「大学生の頃に見た光景が忘れられなかったんです。先輩が乗っていたマスタングコンバーチブルなんですが、当時めちゃくちゃカッコ良かったんですね」
その時以来、古嶋さんには「いつかはマスタング」という目標ができた。
古嶋さんはご家族と同居されており、父親が大のアメリカ好きで(プレスリー時代)、とにかくアメリカ贔屓の家庭に育った。だからいとも簡単に「マスタング購入」と思いきや、「自分には高嶺の花」という思いがずっとあったという。
だから愛車は三菱ギャランのMT車で、20万キロ走破していた。
だが、そんな古嶋さんに転機がやってくる。2016年の「フォード撤退ニュース」がそれだった。
「それまでは、『いつかは買えるだろう(自分には高嶺の花)』、という意識がどこかにあり先延ばしにしていましたが、撤退が決まり『もう買えないじゃん(乗れなくなっちゃう)』に変わった瞬間、心に火がついたんです。『独身だし、マジで買うか』と」
2017年マスタングGT カリフォルニアスペシャル 6速MTを新車で輸入。「マスタング、V8、MT、ボディカラー白」という古嶋さんの希望を叶えた1台。
高速走行中に後ろから後続車が勢い良く走ってきても道を譲る必要はなく、ちょっとアクセルペダルを踏み込めば、後続車と同じ勢いで走ることができるようなパワー感が好き。
さて、気持ちは動き始めたものの、古嶋さんは、クルマ関係には全く詳しくはなく、だから「どこの販売店で購入する」といった希望も特になかった。ただはっきりとわかっていたことは、すでにディーラー車は買えないということだった。
そんなある日、毎日の通勤時に通る国道沿いの大きなショールームを思い出した。いつも通過する時に見てはいるが高級車がいっぱいの印象がありやっぱり気が引ける。が、迷いに迷った挙句一大決心でマスタングについて聞くために入ってみた。それが「ロッキー」であった。
その時点でロッキーのことは全く知らず、その他のアメ車販売店についての情報もない古嶋さんだったが、その日の店員の対応が古嶋さんにかなり刺さった。見積もりからローンシミュレーション、そして車両検索。帰り際にはすでに買う気満々だったという。
そしてやってきたのが上記のマスタング。2017年マスタングV8GTカリフォルニアスペシャルの6速MT車の新車。その当時、2018年車がデビューしていたこともあり、2017年、2018年どちらの新車もチョイス可能だったが、古嶋さんはあえての旧型マスクとなる2017年車を選んでいる。
一番最初に運転した時にV8エンジンのサウンドに「おー、いい音だな」と「これがアメリカンV8か」と。もともとMT車乗りのため左ハンドル、MT車には苦戦せず。
イメージとしてはアメリカ映画に出てくるように「ガンガン使い倒したい」が、実車はそれとは正反対のめちゃめちゃ綺麗(笑)。室内にはレーシングシューズもあり。
「このクルマは乗りつぶしたい」と思う一方で、あと数年してローンを完済したら、「シェルビーに乗り換えたいな」なんてことも考えたりするんですよ」(笑)
長年の夢を叶えた古嶋さん。このマスタングのデザインは全般的に好きだが、特にリアスタイルが好きという。
契約印を押して二ヶ月後、新車のカリフォルニアスペシャルがやってきた。が、同居しているご両親はクルマを購入したことは知っていたが、それが「マスタング」ということは知らなかった。だから、納車当日のお披露目第一声は「なんてクルマ買ったんだ、返してきなさい」だったという(笑)。
新車で購入したマスタングは、今年3年目の車検を終え、4年目に突入。現在の走行距離1万7000キロ。数ヶ月に一度長距離ドライブを行い、時にサーフィンにも行くという。さらに毎日3、4キロの通勤の足にも使用している。だが、それでいて全く古びた印象を与えない。
「基本的には、ロッキーさんにお任せです。車両の状態は良く、この3年数ヶ月の間にトラブルは一度もないです。半年ごとのオイル交換と定期点検のみですね」
マスタング購入時には、ロッキーの詳細を知らず、ロッキーがフォード認定サービス拠点であることも古嶋さんは知らなかった。「フォードオーソライズド」の看板を後で見て知ったという。
その時に初めて「なるほど、だからそれまでにも不安を感じることなく過ごせたんだ。俺はいいとこで買ったんだ」と認識したという。
国道17号線新大宮バイパス沿いにあるるロッキー。大宮バイパスを通った方なら誰もが一度は目にする巨大なショールーム。中には超高級車がいっぱい並ぶ。
昔から輸入車の総合ディーラーとして活動していただけあって、アメリカ、ドイツ、イタリアといった有名車両の多くを手がけている。
フォード認定サービス拠点として活躍している印。もともと独自にフォード車を取り扱っていたが、認定拠点の認可取得後には一段と取り扱いが増えている。
不満点はなく、ちょっとずつ手を入れたりしているが、「ナビが欲しい」と語る古嶋さん。したらロッキー岩本氏に「スマホにしてくださいよ」と切り返される(笑)。なんと古嶋さん、いまだにガラケーだったりして笑いを誘う。
そう、購入先となったロッキーは、フォード撤退後にPCIから認証を取得し、フォード認定サービス拠点として活動していたのだ。
「ロッキーにはそれまでの輸入車への対応力がもともとありましたらから、フォード認定サービス拠点としての活動にプラスして独自で車両販売が行えるというメリットがありますので、総合力で独自性が出せると考えていました」とロッキーの岩本氏は言う。
1978年に創業したロッキーは、今年で43年目となるいわゆる老舗ディーラー。創業当時から輸入車全般を扱い、独自仕上げによる輸入車総合ディーラーとして活躍。
我々アメ車ファンの知るところでは、90年代前半から三井のスタークラフトで始まった三井ディーラーの中心的存在であり、輸入された全車がロッキーの工場にて予備検査と日本仕様への改善作業を受けていたほど、当時から輸入車に対するノウハウの持ち主だった。
ロッキー本社ショールームから50メートル程度離れたところにある巨大な工場。かつて三井系のディーラー車対応を全て行っていたロッキーだけあって、その整備ノウハウは特筆もの。
改善を待つリンカーンナビゲーターや整備を待つ各種車両たち。こうしたメーカーを問わず整備対応ができるのがロッキーの特徴。
工場には全6基のリフトがあり、熟練したメカニックたちによる正確な作業が行われる。
2017年のマスタングにはすでにアップルCarPlayが装備されているから、「アイフォーンにすればスマホ上のナビを取り込めるんですよ」と説得を受ける(笑)
スタークラフトに続きハマーH2、H3、キャデラックエスカレードと続き、三井オートモーティブは累計1万2000台を輸入&販売してきたが、そのすべてがロッキーの工場を通過していたのである。
こうしたGM車中心の時代からリンカーンナビゲーターの登場によりフォード車への扱いが増え、次第にマスタングへと進んでいく。そんな頃のフォードジャパン撤退だった。
「当然と言いますか、撤退終了後からリコールに関する問い合わせが何本も入るようになったのです。その頃には弊社独自でマスタングV8を中心とした直輸入車の販売を行っていましたから、そうした情報を見た方から、『リコール対応の可否』について問われるようになったのです」
そしてフォード認定サービス拠点としての認可取得。それによりフォード車専用の電子デバイスを購入し、純正パーツの入手が可能に。またリコール情報等の共有がなされ、積極的なユーザー対応が始まった。
「もともと独自で輸入していた頃からノウハウがありましたが、新たにフォード認定サービス拠点となり、新規のお客様への信用、安心感に繋がっていると思います」
現在でもマスタングV8を中心にリンカーンナビゲーター等のフォード車の取り扱いを積極的に行っているロッキー。今後はリンカーンブランドのミディアムSUVの積極的な導入を検討しているというから楽しみである。
総合ディーラーとしてどんな車種にも対応できるのがロッキーの強みであるが、認定サービス拠点として活躍することで、フォード車への対応が確実に増えていることから、古嶋さんのようにフォード車の購入から整備等に至る全てを安心して任せることが可能なのである。
ROKKEY
■住所:埼玉県さいたま市南区曲本1-18-1
■電話:048-862-6411
■営業時間:10:00〜19:00(日曜、祝祭日は18時まで)
■定休日:木曜日
古嶋さんの接客を行った営業の岩本氏。とにかく丁寧かつクルマに詳しく、新車情報からアメリカ事情、また整備事情やカスタマイズ情報にも詳しいから、とにかく色々な相談が可能な頼れる営業マンである。
偶然の出会いだったロッキー岩本氏と古嶋さん。古嶋さんは当初ロッキーのことは全く知らず、たまたま通り道にあったショールームに入ってマスタングについて聞いたのが始まり。それ以来約4年の付き合い。
室内エアコン吹き出し口を一つ殺し追加メーターを入れたり、ブレーキキャリパーを赤に塗ったり、リア「GT」エンブレムにカリフォルニアカスタムのレタリングを行ったり、ちょこちょこアレンジを加えている古嶋さんのマスタング。
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES