エクスプローラー、一部改良で安全性と快適性をさらに向上

　フォード・ジャパン・リミテッドは、フォード・エクスプローラーの仕様を一部改良し7月から発売、4月23日から全国のフォード販売会社を通じて予約注文の受付を開始すると発表した。

　今回の仕様変更では、助手席乗員の下肢を保護する「助手席ニーエアバッグ」を全機種に追加し、さらにリミテッドには、走行中、車両斜め後方のドライバーの死角となる位置に、別の車両を認識するとドライバーに警告する「BLISTM（ブラインドスポット・インフォメーション・システム）」を採用するなど安全性を向上させた。

　またリミテッドにステアリングヒーターや、XLTに助手席6wayのパワーシートを装備するなど快適性も向上させ、価格は、現行モデルに対して、リミテッドは5万円アップの535万円、XLT、XLT EcoBoostTMは3万円アップの443万円とした。

＜主な変更点＞
●助手席ニーエアバッグを全機種に装備。
前面衝突時に、助手席のフロントエアバッグと同時にグローブボックス下部に収納されているエアバッグが展開、助手席乗員の下肢の負傷を軽減する。

●BLISTM（ブラインドスポット・インフォメーション・システム）をリミテッドに装備。
走行中、ドアミラーからリアバンパー、さらにリアバンパーから後方約3ｍまでのドライバーにとって死角となりやすいゾーンに車両がいる場合、ドアミラーのインジケーターでドライバーに警告する。
また後退時にはCTA（クロス・トラフィック・アラート）として作動、左右から接近する車両があるとドアミラーのインジケーターでドライバーに警告する。

●ステアリングヒーターをリミテッドに装備。
ステアリングの革巻部分にヒーターが内蔵されており、32度まで暖められる。またリモートスタートシステム利用時には、空調と共に自動で作動するように設定することが可能。

●助手席6wayパワーシートをXLTに標準装備。

●ボディカラーを一部変更。
ボディカラーはルビーレッド、ディープインパクトブルー、コディアックブラック、グリーンジェムの4色をそれぞれに新色として追加している。