TEST RIDE

[試乗記]

ACコブラのリプロダクションカーを製作するスーパフォーマンス

スーパフォーマンス・マーク3

日本の交通事情にも即応する走りの信頼性

Superformance 社の車両を日本に輸入&販売している「スーパフォーマンス・ジャパン」にて302 V8エンジンを搭載したマーク3を取材した。

更新日:2019.07.11

文/田中享(Tanaka Susumu) 写真/小関一尚(Ozeki Kazunao)

取材協力/スーパフォーマンス・ジャパン TEL 0120-920-170 [ホームページ]
     UGアーバンガレージ TEL 072-638-5579 [ホームページ] [詳細情報]

シフトは意外にもスムーズ、でもステアリングは重め、だがエンジンフィールは最高。

現代の交通事情に耐えうる旧車フィールの持ち主

 ACコブラをモチーフにした「MK3」や「MK2」をはじめ、GT40、デイトナ・クーペ、コルベットといった様々な名車のリプロダクション・カーを制作しているSuperformance(スーパフォーマンス)社。

 そんな Superformance 社の車両を日本に輸入&販売しているのが「スーパフォーマンス・ジャパン」である。

 で、今回取材させてもらった車両が「Superformance MK3(スーパフォーマンス・マーク3)」。このSuperformance MK3は、ACコブラをモチーフにした「リプロダクション・カー」であるのだが、その他多数のコブラのレプリカ車と一線を画すのは、Superformance社が「Carroll Shelby Licensing, Inc., 」の認可を受けた公認ボディを使用し製作されていること。

 ただし、名称やエンブレムに「Shelby」や「Cobra」は使用しておらず、「本物」のコブラであるShelby Americanが販売するCSXシリーズとは異なるのだが、オーダーで搭載するエンジンやミッションの内容によっては、Superformance MK3を限りなく本物に近づけることは可能である。

 もっとも、Superformance MK3の最大の魅力は、オプションでフォードの最新エンジンである5リッターV8「コヨーテ」(もちろんインジェクション仕様)と10ATを組み合わせ、エアコンもパワステも搭載して最新のマスタングGTと変わらない仕様で気軽に所有することも可能だということ。

 その気になれば2.3リッター直4エコブーストを搭載することも可能ということだから驚きである。

 そんななか今回取材したのは、スーパフォーマンス・ジャパンが輸入するマーク3の中では最もベーシックな302キュービックインチのV8エンジン&5MTを組み合わせたモデル。

 ベーシックとは言うものの、これはこれでいかにも往年のキャブ車らしいビートを刻み、この年代のアメ車特有の感動的なフィールが味わえるのである。

今回の取材車ではないが、写真の427cu. in.(約7000cc)のV8エンジンも搭載可能。だが、今回302 cu. inのV8を試乗したが、それでも340hpあって十分にパワフルだった。

 ちなみに、ちょっとばかり試乗させてもらったのだが、フィールは抜群に素晴らしく、パワー的にもこれで十分という感じ。この上にはシェルビー アメリカンが発売するCSXシリーズと同等の427cu. in.(約7000cc)のエンジンや現代の最新ユニットも用意されるというが、日本の公道を走る限りにおいては302 cu. in.で十分というか、「これでも持て余すんじゃないか」と感じるほどのパワー感だった。

 こういった、ホイールベースが短くて車高が低くて軽量で電子制御のアシストのないクラシカルなリアルスポーツカーというのは、体感速度が半端ではなし、法定速度で走っているだけでも十二分に楽しい。

 とはいえ、昔ながらのマニュアルミッションで、ハンドルもブレーキも重く、エアコンも付いてなく、居住環境によっては年に2回くらいのキャブレター調整も必要だしと、現代のスポーツカーとは比べものにならないくらい「面倒」な部分もあるに違いないが、それででも、あえて「これが良い」と本気で思えるほど刺激的。

 それって「誰もが乗れるクルマじゃないよ」的な優越感もあるし、アメ車の旧車好きであるなら、ボディデザインからエンジンフィール、ステアリングフィール、ブレーキフィールにおいて、当時の面影を如実に感じることができるのだから、飾り用のフルレストア済みのC2コルベットも良いが、このスーパフォーマンス・マーク3は現代の交通事情にも即応するだけに、走りを楽しむ相棒として、購入候補にあげても良いと思うのである。

過去に数度ACコブラのリプロ車の取材をしたことがあるが、そのどれもに通じるコブラらしいインテリア。ステアリングのフィールやミッション、ブレーキでは何とも言えない重みが味わえる。


スーパフォーマンスとは? について話を伺いました。

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