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これまでの伝統を変えることなく進化

新型ジープラングラー JL

軽量化やダウンサイジングモデルも登場する

FCAジャパンは、11年ぶりに全面改良が施されたラングラーを、2018年11月23日(金)から発売を開始することを発表した。

更新日:2018.10.29

文/椙内洋輔 写真/FCA

まずは3モデルを販売開始

 日本市場に導入されるモデル現状で3つ。新設計の2リッターターボエンジンを搭載する4ドアの「アンリミテッドスポーツ」、改良型3.6リッターエンジンを搭載する4ドアの「アンリミテッド サハラ ローンチエディション」、ならびに同3.6リッターエンジン搭載の2ドア「スポーツ」(受注生産)

 なお、「アンリミテッド サハラ ローンチエディション」は、通常ではオプション設定となるレザーシート、フロントシートヒーター、ヒーテッドステアリングホイール、革巻きシフトノブを標準装備した発売記念仕様車となる。


 価格は以下のとおり

■スポーツ:459万円 (受注生産)
■アンリミテッド スポーツ:494万円
■アンリミテッド サハラ ローンチエディション:530万円

新型の特徴は、これまでのラングラーの世界観を崩すことなく、現代の最新SUVに求められる快適性や安全性、さらに燃費性能等を向上させたことである。ダウンサイジングエンジンモデルにも興味がそそられる。

一転、インテリアの世界観は激変と言えるかもしれない。二眼式のアナログメーターや7インチのフルカラーディスプレイが旧型ラングラーとの変化を物語る。

ドアパネルやフェンダー、ウインドシールドフレームにはアルミニウムを、スイングゲートの骨格部分や内側パネルにはマグネシウムを用いることで、車両重量の大幅な軽量化を実現している。

アクティブな活動にラングラーはピッタリ。それでいて最新SUV的な走りや質感、操作性を得たのだから、これまで以上にユーザーの間口が広がるだろう。

ダウンサイジングの2リッター直4モデル登場

 ということで最新ラングラーのまとめ。まず最大のポイントは、これまでのラングラーの世界観を崩すことなく、現代の最新SUVに求められる快適性や安全性、さらに燃費性能等を向上させたこと。

 その最たる象徴が2リッター直4エンジンモデルの登場。ターボエンジンとしながらもレギュラーガソリン仕様とし、それでも最大272ps、最大トルク40.8kg-mを発生させ8速ATと組み合わされる。

 それは上級モデルの3.6リッターV6エンジンの284psに迫り、最大トルク35.4kg-mを越える存在となっている。

 くわえてボディには、ドアパネルやフェンダー、ウインドシールドフレームにはアルミニウムを、スイングゲートの骨格部分や内側パネルにはマグネシウムを用いることで、車両重量の大幅な軽量化を実現している=ボディ強度が上がり、軽量化により加速性能が上がり、同時に軽いからこそ燃費にも有効ということになる。

脱着式のハードトップ・フリーダムトップだが、構造の見直しを行い、脱着の簡易化に成功、さらには雨漏れ対策を施し万全の状態になっている。

アンリミテッド サハラ ローンチエディションには、フロントパークアシストと、ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクションが標準装備される。

後退時の後方確認を補助するリアバックアップカメラ全車に標準装備している。

これまで以上の走りの軽快感がもたらされているに違いない。

インテリアの変化はボディ以上

 ちなみにボディサイズは、全長×全幅×全高=4870×1895×1845ミリ(アンリミテッド)、ホイールベース=3010ミリ。現行型比では、全長が165ミリ、全幅が15ミリ、ホイールベースが65ミリ拡大しているから室内空間の拡大に繋がり、旧モデルでの不満のひとつであった後席の背もたれの角度も改善され、旧モデルを知る者からすれば格段の進化を得ているのである。

 ちなみに、もうひとつの難点、脱着式のハードトップ・フリーダムトップだが、構造の見直しを行い、脱着の簡易化に成功、さらには雨漏れ対策を施し万全の状態になっているという。

 それでいて、ラングラー初のフルタイム四駆となった足により過酷な運転状況による走行性能はこれまで以上を堅持しているのだから、誰も文句は言えまい。

 一方インテリアも当然ながらリファインを受けており、この部分に関しては旧モデルからの意匠の継承はほぼないといっていい。二眼式のアナログメーターや7インチのフルカラーディスプレイに最新世代の「Uconnect」を採用し、スマートフォンの各種機能を車載機器で操作できるようにする、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応しているから、もはやナビ等で困ることは一切ないだろう。

 最後に、ポイントとなるエンジンについては、これまで旧モデルにも搭載されていた3.6リッターV6 DOHCエンジンに加え、新開発の2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載する。

 V6が284ps/6400rpm、最大トルク35.4kg-m/4100rpmであり、直4ターボは272ps/5250rpm、最大トルク40.8kg-m/3000rpmとなっている。これらには全車8段ATが組み合わされ、全車レギュラーガソリン仕様となっている。

 現段階では、新型モデルの発表のみということで、実際の発売は11月23日からとなる。まずは是非とも実車を見ていただき、ボディやインテリア等の変化を見て欲しい。そして新旧どちらのラングラーが好みか、ぜひ見極めて欲しい。

新型ラングラーのデザインは、1955年に誕生した民間用ジープ「CJ-5」のデザインを色濃く反映しているという。特に、ヘッドライトの内側が7スロットグリルにまで食い込んだデザインや、台形のフロントフェイシアは、その面影を色濃く反映している。

ヘッドライトおよびフォグライト、テールランプ、デイタイムランニングライトのすべてをLED化し、ラングラー史上初のLEDライト搭載モデルとなった。

ボディ、ホイールベースの大きさは、室内空間の拡大に繋がり、旧モデルでの不満のひとつであった後席の背もたれの角度も改善され、居住性が大幅に改善されている。

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