更新日:2023.11.20
文/田中享 写真/キャデラック
キャデラックの電気自動車三本の柱と言われる「リリック」「セレスティック」「エスカレードIQ」。そのうちのリリックに右ハンドル仕様が発表された。
リリックは、2021年に発表され2022年に発売が開始されているたキャデラック初のEVであり、全長×全幅×全高:4996×1977×1623ミリ、ホイールベース:3094ミリのボディに12個のモジュールによる蓄電容量100kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載したモデル。
今回、右ハンドル仕様が発表され、2025年からオーストラリア、ニュージーランドで発売が開始、日本にも同年の導入が予定されている。
グローバル・キャデラックのバイス・プレジデントであるジョン・ロスは、スイスとスウェーデンでの全車電動化に向けた新規事業の立ち上げに続き、オーストラリアとニュージーランドへのキャデラックのEVビジネス拡大を明らかにした。
「キャデラックは、強力な製品ポートフォリオにより、非常に好調なセールスを記録。そして世界規模で事業を展開しています。この右ハンドルの『リリック』の導入は、EVの普及が進んでいる重要な市場において、新たなビジネスチャンスとなることでしょう」と語っている。
上記の柔軟性の高いモジュールバッテリーにより、右ハンドル車の開発が効率的に進められ、新たな市場開拓が可能になったのだろう。
同時に、オーストラリアとニュージーランドは EVへの移行形成期にあり、キャデラックに新たなビジネスチャンスをもたらすことになるのだろう。
2025年に日本への導入も予定されている。期待は高まるばかりである。
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