更新日:2020.01.23
文/椙内洋輔 写真/レクサス
USレクサスが製作したスペシャルコンセプトモデル「GX460オーバーランド」が世界初公開されている。
このコンセプトカーは、3月に開催されるカナダモントリオールオートショー2020に出展される1台。あくまでコンセプトカーであり発売される予定はないとのことだが、使用されているパーツ等はすべて購入可能というから、かなり親しみやすいコンセプトカーになっている(車両詳細の全貌は3月公開以降になる)。
で、そのポイントがGX460をベースにオフ仕様にしたこと。くわえてルーフにはオーバートップテントを装備し、いわゆるグランピングと呼ばれる高級キャンプのごとき体験が可能な車両を提案している。
われわれ的にオフといえば、ジープを代表するオフロードチックな車両を連想させるが、レクサスが製作したコイツは高級SUVをベースにしているところが新しい。
ごく最近行われたオートサロンでは、ジープレネゲードが多数出展されていたし、国産車ではジムニーが人気を博していたが、今現在こういったオフ仕様はそれなりのベース車両が使われている。
だが、こういった高級SUVをオフ仕様にすることで、また新たなブームが発信されるだろうし、現実的にメルセデスのGクラスやBMW、ポルシェ、ローバーといった高級SUVベースのキャンプ仕様車が世界中で流行ってきており、そうした中でのレクサスのコンセプトカーだったのである。
搭載されるエンジンは、4.6リッターV8で301hpを発生させるノーマルエンジンだが、それ以外はかなりの手が加えられている。
まずボディ。スカイブルーにペイントされたレクサスGX460がまず新しい。それに足回りが変更され、リフトアップされ、大口径タイヤ&ホイールが組み合わされる。さらにフロントグリル下にはスキッドプレート等のアクセサリーが装備されているから、雰囲気がアクティブな印象になっている。
これだけでも、何やら世界中を走り回れそうな完全なるオフ仕様に様変わり。さらにルーフにはテントが装備され、スペアタイヤの取り付けユニットがベンチ代わりになるというまさしくキャンプ仕様であり、大陸横断の冒険車のような風情を醸し出している。
一方で、インテリアは赤いレザーを使用するレクサスそのものだから、豪華絢爛かつ快適空間を有しており、まさしくグランピング車とでも言える存在なのである。
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