更新日:2011.04.08
文/九島辰也 写真/編集部
ハンバーガーをガブリ! ハリウッド制作のアメリカ映画を観ていると、当たり前のようにそんなシーンに出会う。ハンバーガーを持つ手がデカイからソレ自体の大きさに気づかないが、日本のハンバーガーとはサイズが違う。バンズも中身もふたまわり以上はあるだろう。彼の地でファーストフード店に入るたびに、サイズ感のギャップに日本とアメリカの距離を感じてしまう。
と同時に、アメリカ人の合理的なセンスにも感心させられる。ハンバーガーはいわゆるハンバーグステーキセットをひとつにまとめたもの。パン皿のパンとメインディッシュのハンバーグとサラダボールのサラダを合体させてつくられる。そしてそれを皿やナイフ&フォークを使うことなく食べられるのだから凄い。なんて合理的なんだ! 物事をシンプル化することに関して、彼らは天才的である。
で、こいつをガブリ! これが彼らのエネルギーの源。持ち運びできて、いつでもどこでも食せるからアウトドアでもOK。いっぱい食って、いっぱいしゃべって、いっぱい遊ぶ。そんなアメリカンライフにハンバーガーは欠かせない一品。
アメ車のパワーの源がV8なら、アメリカ人のパワーの源は言わずもがなハンバーガーに違いない!
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