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特集 SPECIAL ARTICLES ハーツライジング【ショップinfo】九州熊本を中心に90年代以前のアメ車を展開する

ハーツライジング【ショップinfo】

時代の流行り廃りに関係ないアメ車の味わい深かさにこだわるショップ

時代の流行り廃りに関係なく、味わい深いアメ車の味を提供してくれるハーツライジングを取材した。

更新日:2018.11.12文/椙内洋輔 写真/田中享(Tanaka Susumu)

取材協力

ハーツライジング
TEL 0963490073 [ホームページ] [詳細情報]

日常的に使用でき味わい深い90年代を中心とした品揃え

 熊本県熊本市東区に位置するハーツライジング。主にアメ車のピックアップトラックやSUV、バンを展開するコダワリのショップである。

 そのコダワリとは、「惚れ込んだアメ車をとことん愛する。モノとしてではなく、まるで生き物のように」

 そういうコダワリを持つショップだけに、そこに並んでいるアメ車たちも、それこそ最新の車両というよりは今となっては懐かしさを感じさせる90年代、80年代の車両が多い。

 「弊社は元々は80年代のK5ブレイザーとかサバーバンなどがメインの車種だったんです。が、最近は少しずつ90年代のモデルにシフトしています。70年代や80年代のアメ車って独特の雰囲気があってカッコいいんですが、遊びの道具として使うには少し古い。日常的に使えないわけではないんですが、どうしても気を使う。

 ですが、90年代のモデルであれば細かいことは気にせずにガンガン使えますから。仮に壊れてもわりと簡単に修理出来ますしね。
ログハウス、といわんばかりのショップ店舗内には、アウトドア趣味好きが集まりそうな雰囲気で満たされている。もちろん、アメ車が似合う。
今となっては「どこへ行っちゃったの?」と多くの方に言われている90年代の車両たちが所狭しと並んでいる。こういった車両を、充実した整備力で仕上げ、時にはオーナーの希望するカスタマイズを施し、キッチリ走れる状態で納車してくれる。
70年代や80年代の輝かしいデザインを持つSUVたちも展開しているが、より気を使わない90年代が最近のイチオシという。もちろん、希望があれば80年代系もこれまで通りに手がける。
キャブレターモデルたちの調整から電子制御系マシンの整備に至るまで、またパーツ調達までをしっかりこなすことで、ユーザーの不安を最大限解消することに務めている。
ハーツライジング代表山本氏が常々語る「人生を変えるほどの魅力あるアメ車を提案したい。そして道具として、また遊びの相棒として使い込まれるよう、シッカリ走ることができる状態で収めたい」というポリシー。
室内キャンプが可能なほど、充実している店舗内。
こちらは山本代表の趣味。

「走らないと意味がない」からシッカリとした車両を展開する

 『旧車の所有しているだけで満足』という楽しみ方を否定するつもりはありませんが、弊社としてはアメ車は『遊びの道具』であって欲しいと考えているので、車両本体価格的にも、維持費的にもリーズナブルで、それなりに『味』のある90年代のバンやSUVも最近は勧めております」

 これまでの経験的に、こういったショップは二つに分類される。ひとつが「とにかく値段勝負」の売りっぱなし。一方で、自社で面倒をみることができる整備やパーツ体制を整えており、シッカリとした付き合いのできるショップ。

 もちろん、ハーツライジングは後者である。で、何より心強いのが代表の山本氏自身が常にそういった年代のアメ車を愛車として使用している点である。くわえて道具として、または遊び相手として使いこなすために、クルマの整備状態を重視していることであって、いたずらにカスタマイズを勧めない部分も好感である。

 「私自身もそうですが、アメ車に出会って人生が変わりました。ライフスタイルが一変しました。そういう力があるのがこの年代たちのアメ車たちです。

 また、こういった年代たちのアメ車にとことん惚れ込んで欲しいですね。まるでペットのように。そして長い年月をかけて愛情を注いで欲しいと思います。われわれも微力ながら、そういった方々を全力でサポートできればと、常々考えています」

 ショップへ行くと分かるが、店舗内はまるでキャンプ場? ログハウス? といった風情である。だが決して敷居の高いショップではないので、初めてのアメ車をチョイスする場としても有効なショップと言えるだろう。

こういった80年代も積極的に展開している

 ちなみに、下記で紹介しているブレイザーは最終型となる1991年型のシボレーK5ブレイザーである。タイヤ&ホイール以外はフルノーマルで希少なヤナセもの。今まさに販売車両として展示されている個体である。

 第二世代のK5ブレイザーは91年型まで存在したが、実質的には80年代のモデル。実際、メカニズム的にはキャブレター時代の旧車と、電子制御が発達した現代的なモデルとの過渡期のモデルである。

 それだけに90年代の代表的なモデルと比較するとメカニズム的な古さは若干否めないのだが、でもそれが絶妙な『味』となっており、アメ車感は現代的なモデルの比ではない。

 それでも70年代のような旧車ほどに気を使う必要はないので、セカンドカー的な意味で購入するには最適のモデルかもしれない。もちろんファーストカーとして使用することも可能である。

 とにかく一度見て欲しい。現代のアメ車たちがなくしてしまった無骨さ全開のデザインを! 「これぞアメ車」だと思うに違いない。
ザ・アメ車といわんばかりの風情を漂わせるK5ブレイザー。「これこそアメ車だよ」と多くの方が頷くに違いない。
現代のアメ車たちがなくしてしまった無骨さ全開のブレイザー。
シンプルだが、90年代のそれとはまた違うデザインテイストが味わえる。素晴らしく趣き深い。
第二世代のK5ブレイザーは91年型までなので90年代のモデルと言えなくもないが、実質的には80年代のモデル。実際、メカニズム的にはキャブレター時代の旧車と、電子制御が発達した現代的なモデルとの過渡期のモデルとなる。だが、味わい深い。

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