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ダッジの輝かしいコンセプトカーたち

2006 ダッジ ランページ コンセプト

ひょっとするとヘルキャットベースのランページが誕生するかも?

本国でも圧倒的人気を誇るチャレンジャーヘルキャット。その707hpの衝撃は今なお続き、そのエンジンを搭載した他モデルたちの登場が期待されている。そんななか、次なる期待の候補にランページが挙がった。ということで、ランページとはいかなるものかをまとめた。

更新日:2019.06.07

文/椙内洋輔 写真/FCA

チャレンジャーヘルキャットベースのランページ復活が熱望される

 ダッジランページとは?。正直、名前は知っているし、なんとなくだがスタイルも分かる、が、そのモノの詳細な成り立ちはまったく分からない。いわゆるセダンタイプのピックアップ。エルカミーノやランチェロのような存在。ただし、ランページはFFだったから、そこが前述の二台とは明確に違う。しかも短命。その程度。

 だが、いまこの名前の復活が本国で熱望されているという。流れはこうだ。

 例の707hpマシンの登場によって、そのエンジンが他のモデルに搭載されたマシンが続々と開発されている。直近ではグランドチェロキーに搭載されたトラックホークがあり、コンセプトではジープラングラーにも搭載されている。

 さらにはラムトラックにも搭載された新型車が正式に発売されるとの話もあり、とにかくこのエンジンの魅力を生かしたマシンの登場が熱望されているということである。

 で、次なる候補に名が挙がったのがランページ。過去のランページは、その名が示す「rampage = 荒くれ者」とはかけ離れた大人しい存在だっただけに、707hpエンジンの搭載によって文字通りの暴れん坊的存在を望んでいるということか。

 スタイルは、ダッジチャレンジャーのクーペスタイルを前席のみで切り落とし、リア部分からを荷台したセダンタイプのピックアップ。

 まあ、発想的には面白いし、アメリカ的だし、セマショーあたりに出展されそうだが、果たしてどうか? 

 実際の話でいえば、現行型チャレンジャーにオープンカーが存在しないのは、屋根を切り落とした際のボディ剛性がまったく確保できないからという理由であるから、チャレンジャーを使用したランページの復活は微妙と言わざるを得ないが…。

 そんななか、まったくの余談なのだが、ランページつながりで、一台のコンセプトカーを発見した。2006年に発表されたダッジ ランページコンセプト。

 この2006年当時、というかその前後はクライスラー&ダッジがイケイケの時代だった時であり、矢継ぎ早にコンセプトモデルが発表されていた時代。

もともとのランページとは82年~84年に存在したセダンピックアップ。ただし、FFの2.2リッターエンジン搭載だったこともあり、名前通りの暴れん坊にはなれず。

 さらに実際の市販車にも魅力的なデザイン車がどんどん発売されていた時代だけに(ptクルーザー、クロスファイア、マグナム、300、チャージャー、チャレンジャーに続く)、今この時代のコンセプトカーを見ると非常に新鮮。「出すのが10年早かった」なんて思わせるものもある。

 いまはチャレンジャーのサブネームになっている「デーモン」も、当時はコンセプトカーとして「ダッジ デーモン」の名で発表されていたわけだし。

 で、このランページコンセプトは、当時のホンダリッジライン対策のモデルだった。だからベースはFFのモノコック。だが搭載エンジンは5.7リッターV8で340hp。顔は当時のダッジのダコタ、ラムあたりのデザインで、ボディはピックアップスタイルで、ドアは観音開き。ただし、リアドアはスライドだから、乗降性は格段にいい。

 当時の写真を見る限り、まんまダッジ版リッジラインの様相だが、ひとつ言えることはカッコイイ。

 まあそれでも、当時のイケイケどんどんな時代であっても市販されなかったのは、あまりにニッチなモデルであったからだろう。

 ということで、話はずれたが、ランページの本格的デビューはありうるのか? 707hpエンジンの派生モデルの登場に期待する。

一時、ランページの名を冠したコンセプトカーが登場。その時は「打倒リッジライン」的なモデルであり、市販には至らなかった。

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