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エスカレード から始まる新型モデル攻勢

2020年に登場予定の新型車たち【まとめ】

外車の中でもとりわけ面白いアメ車がもっと活気づく

2020年に登場予定のアメ車たちをまとめました。

更新日:2020.01.06

文/椙内洋輔 写真/ゼネラルモーターズ

二大巨頭以外のアメ車の動向が活発になる

 2020年になりました。早速ですが、年明け企画として今年登場予定の新型車情報をまとめます。

 その前に、直近ではC8コルベットの直輸入車がそろそろ日本にやってくるでしょうか。筆者が知っている限りでざっと11台。すでに4台販売しているショップさんもありますし、なんやかんやで11台が日本各地のショップに納車されるのが1月後半から2月にかけてでしょうか。

 それと、ニュース掲載していますが、ディーラー車のC8がオートサロンに展示されるようです。その後、国内販売の予約も始まるとか。すでに価格等の詳細も煮詰められているということなので、そちらも期待です。ちなみに国内正規販売車は右ハンドル。

 それ以外では、チャージャーヘルキャットのワイドボディがやってくるでしょうし、FRに原点回帰したフォードエクスプローラーもやってきます。もちろん、これらはすべて直輸入車。FRのエクスプローラーは、「かなりの問い合わせがあるんですよ」と某ショップスタッフが言っておりましたから、是非取材したいものです。

 一方、だいぶ前に発表が済んでいながらも販売が開始されていなかったシェルビーGT500もそろそろ登場するでしょう。当然ですが、C8コルベットよりも本国販売価格は高いです。

新型には、一体どのエンジンが搭載されるのか。どのエンジンにしろ、500hp超が絶対に期待される。


 それ以外ではキャデラックXT6の正規販売も開始されていますから、2020年は、これまでのチャレンジャー&マスタングといった二大巨頭以外のアメ車の動向が活発になる年だと思われます。

 さて、2020年に発表予定の新型車、すなわち2021年モデルということになるのでしょうが、登場予定は以下の通り。

 まず2月に登場予定の新型キャデラックエスカレード。ポイントは搭載エンジンといわれており、これまでの426hpからどれだけパフォーマンスアップするか。世界にアピールするのに足りないパフォーマンスをどう補うのか。

 V8パワーで500hp、600hpとするのか。それともリンカーンナビゲーターのようにダウンサイジングし、V6ツインターボと軽量化でパフォーマンスアップするのか、非常に興味深い。もしV8エンジン搭載のままであれば、ナビゲーターとはまったく別の道を歩むことになり、それはそれで良いことだと思います。

 続いて4月には、フォードブロンコが登場予定です。現状、ミッドサイズのSUVという情報は確定しておりますが、ポイントとなるデザインがどうなるのか? ブロンコと言えば、ファンは通称「チビブロ」を思い起こすのでしょうが、ブロンコの歴史にはチビブロ以外のブロンコもありますから(笑)

 かつては「チビブロ」復活とも言われておりましたが、果たしてどうでしょう。もし復刻デザインの丸目&2ドアSUVとなるなら、かなり面白い存在になる気はします。

 同時に4月は、逆輸入車のトヨタシエナの新型がデビューすると言われています。またトヨタタンドラも2020年中に新型モデルの発表があると言われており、タンドラに関して言えば、V8廃止で「V6ターボ」に変更されるとの情報も。となれば、既存モデルのV8の中古車は、ゆくゆくは貴重な存在になりそうです。

ブロンコは、ジープラングラーのようなオフもこなせる本格派を目指しているという。それに旧チビブロ復刻となれば、マスタングのような人気車になる可能性を秘めてはいるが。果たして。

 で、最後に。チャレンジャーですが、すでに発表されているチャレンジャー50周年モデルにプラスして、隠し球の存在が取り沙汰されています。50周年モデルはスキャットパック以下のモデルにのみ対応されているわけで、ヘルキャット以上のモデルはまだ発表されていない。

 そこに登場するのが、チャレンジャーACR。かつてバイパーに存在した「ACR」をチャレンジャーにて復刻するという話。大型リアGTウイングに軽量化とサーキットスペシャル的な足回りを装備した限定モデル。

 2018年に登場した「デーモン」がドラッグレース専用マシンだっただけに、今度の「ACR」はトラックベースのスペシャルマシンという話です。この「ACR」に関しては、上記モデルたちのような確定話ではありませんので、まだ未確定情報ですが、そういった話が各方面から伝わってきますので、確率はかなり高いですが。

 ということで、今年前半、6月あたりまでには上記情報の実車が閲覧可能になると思われますので、2020年も引き続きアメ車人気が活気づくと思われます。

かつてのバイパーACRはニュルブルクリンクサーキットでのラップタイムが驚異的な速さだった。チャレンジャーにもサーキットスペシャルが登場する可能性が高い。

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