更新日:2013.09.26
文/椙内洋輔 写真/兵藤冬樹
見事な着地を見せる力也さんのダッジ・ラム1500。ベッドの上に据えられたエアサスのタンクやガソリンタンクなどを移植したと思しきボックスの数々が、カスタムの規模の大きさをうかがわせる。ボディワークが映えるフルサイズピックアップトラックだけに、ここまで来たらぜひまっさらなボディにも手を加えて欲しいところ。今後の進化にもぜひ期待したい。
ゴールドともブロンズとも取れるボディカラーが渋い中栄さんのラム1500。ガッツリとタイヤにフェンダーが被ったチャネリングも見事で、完成度の良さを感じさせる。面白いのがホイール。ブランドはジオバンナで共通なのだが、左右で異なる銘柄を履いているのだ。ペイントも片やボディ同色、かたやメッキと好対照。撮影時は着地していたから目立たなかったが、起き上がった時には、左右でまったく異なる印象を見せる事だろう。
佐藤さんの愛車は、往年のマッスルカーのテイストを随所に感じさせるダッジ・チャレンジャー。純正オプションと思われるストライプに描かれた「T/A」とは、1970年代初頭の名車「ダッジ・チャレンジャーT/A」のこと。エアダクトの突き出たボンネットフードも、それを模したものとなっている。足回りは、マットブラックの大径ホイールにAPレーシングのブレーキ、ニットーのスポーツタイヤINVOの組み合わせ。ルックスだけでなく、走りに関しても抜かりはないようだ。
クオリティが増し、スーパースポーツへと進化した最新モデルももちろんカッコイイが、見てくれのゴージャスさなどをかなぐり捨てて、ただ走る事だけに特化していた初代バイパーにも断然憧れる。藤井さんのマシンはそんな初代のダッジ・バイパーGTS、450psを発揮するクーペモデルだ。足回りはiFORGEDの20インチホイールにAPレーシングのブレーキ、ニットーINVOの組み合わせ。
ゴツいGTウィングにワイドタイヤを履くためのオーバーフェンダー、ボンネットフードに無数にあけられた放熱用のエアアウトレット……と、タダ者ではない走りの雰囲気を周囲にまき散らしていた佐伯さんのシボレー・コルベット。足もとは、フロントはホイールがレイズのTE37、タイヤがブリヂストン・ポテンザの組み合わせ。リアは同じくZ06の純正ホイールに、スミトモHRT Z IIの組み合わせだ。
大きく張り出したワイドなリアタイヤでドラッグレーサー風に仕上げた西野さんのカマロ。センターラインの深リムホイール(特にリアの深さに注目!)に、BFグッドリッチのホワイトレタータイヤが、何とも言えない雰囲気を醸し出している。このカマロは、かつて当HPにてステアリング関係のリフレッシュ企画を紹介した車輌。アストロ同様、旧車の域に入りつつあるサードカマロだが、現役当時の姿を知るファンを中心に、未だに根強い人気を博している。
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