更新日:2018.01.30
文/編集部 写真/編集部
世界中の自動車メーカーを見渡しても、フォードほど多岐にわたるラインナップを保持しているメーカーはない。小型車、MPV、SUVといったファミリーカーからスポーティカー、スポーツカー、さらにはレーシングマシン。極めつけはピックアップ。
近い感じではトヨタが挙がるが、彼らには生粋のスポーツカーは存在しないし、メルセデスベンツも近いが、彼らにはピックアップが存在しない(近々Xクラスが登場するらしいが)。
ということで、そんなフォードが公開した動画。フォードが製造している8車のサーキット走行動画である。
参加車は、ラプター、フィエスタST×2台(年式違い)、フォーカスRS、マスタングGT、マスタングGT350R、フォードGT、フォードGTレースカー。場所はスペイン郊外のモーターランドでドライバーはすべてレーシングドライバー。
それぞれの性能調整は行わずに、タイムのハンディキャップのみをつけ、1ラップトライアル走行のスタートである。
<スタート順>
1:F150ラプター (ハンディキャップタイム:0秒)
2:フィエスタST 2017年モデル (ハンディキャップタイム:11秒)
3:フィエスタST 2018年モデル (ハンディキャップタイム:13秒)
4:フォーカスRS (ハンディキャップタイム:18秒)
5:マスタングGT (ハンディキャップタイム:21秒)
6:マスタングGT350R (ハンディキャップタイム:31秒)
7:フォードGT (ハンディキャップタイム:38秒)
8:フォードGTレースカー (ハンディキャップタイム:48秒)
※このハンディキャップタイムは、恐らくワンラップタイムの数値から割り出したハンデだと思われます。逆に、そのタイム差が性能差と言っても良いでしょう(たとえば、マスタングGTと350Rとでは10秒の性能があるが、マスタングGTとフォーカスRSとでは3秒しかないことに驚きでした!)。ただし、排気量も車体形状も異なる異種格闘技戦ですから、勝ち負けはあまり気にしない方がいいと思います。
ということで、走行結果は、スタート順位の真逆の結果に。まあ、分かりきってたことですが(笑)、見ていて非常に面白い。それにフォードにはファントゥドライブの車両が多いことがわかります。
最近では、世の中動画好いていて、結構中身のないものが数多く出回っておりますが、この動画のようにたった3分半の動画に凝縮している中身のある動画がもっと増えて欲しいものです。この動画でフォード社のある一面の魅力が一瞬にして伝わりますから。
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