面白いクルマが完成した! 今までありそうでなかった、そして、あったらいいだろうなぁと思っていたクルマである。もしもメーカーが作っていたら、このクルマは「グランドワゴニアSUT」としてまさにこの形で販売されていたことだろう。もちろん、ワゴニアにSUTなどというグレードは存在しない。このクルマを製作したのは、「ジーパーズ」というジープ専門店で、オーナーが遊びで書いたイラストを元に、実際にデモカーとして製作してしまったのである。
トラック大国であるアメリカにはアバランチやエスカレードEXTなど、多くのSUVにSUTグレードが存在している。ただし、これらはすべてフルサイズで、日本で乗るのには大きすぎる。その点、このワゴニアベースのSUTであれば、狭い街中でも難なく走れるし、遊びのクルマとして最高の相棒となってくれるだろう。そして完成度も非常にレベルが高い。荷台には強度を保つために厚いU字型の鉄板が入れられ、リアゲートの開閉はまったく問題ない。ウッディー仕様を強く意識して、ベットにはスノコ状に板を張りつめ、シートは濃いめのブラウンをチョイスした。ルーフレールにまでウッドを張るといったこだわりようだ。エンジンは401ciに換装されているので、ボディはミドルサイズでも走りのパフォーマンスはフルサイズのビックパワーを楽しむことができる。非常にアメ車濃度の濃い1台といえる。
本来、ワゴニアのエンジンは5.9リッター(360ci)だが、このクルマにはビックジープの401ciエンジンに換装し、キャブもエーデルブロックの650に変更している。
ワゴニアは91年で生産終了した旧いクルマだが、内張りからシートに至るまですべて新品に張り替えられている。それでいて、シートは旧車を意識してあえてローバックを選択。オーディオなどの装備も充実している。
SUVをSUTに変更するといっても、ただ屋根を切って荷台を作ればいいというものでもない。ワゴニアはボディの両サイドの鉄板が荷台にするためには薄く、しかもリアゲートに向かってハの字に開いてしまっているので、そのままでは荷台としての強度を保つことはできない。そこでリアゲートに対してU字型に厚い鉄板を入れることで対応。重いリアゲートがしっかりと開閉できるようになった。また、リアウインドーについてもシートスペースを広めに取りながら位置決めされている。荷台造りはまさしく試行錯誤の連続であった!
まるで純正のような造り。
ベットにはスノコ状に板を張りつめた。
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES