2005年に登場した現行(6代目)フォード・マスタングは、2010にマイナーチェンジを行いフロントフェイスなどが変更されましたが、この時にエレノアのボディキットも一部リニューアルされました。このマイナーチェンジ後のエレノアを日本に導入したのがASDNです。
ちなみに、マスタングは2010年のマイナーチェンジ時にエクステリア&インテリアを変更。翌2011年からはエンジンとミッションが変更されていますが、注意したいのは『年式』に関する表記。フォードの場合、生産ラインの切り替えがかなり早いので、2010年モデルは実際には2009年の春から発売されていますし、2011年モデルは2010年の春には発売されています。
しかし、正規輸入のディーラー車の場合、アメリカで既に生産ラインが切り替わっていたとしても、国内ではマイナーチェンジ前のモデルを継続販売している場合もあます。また、アメ車特有の先にエクステリアやインテリアのデザインを変更し、後追いでエンジンやミッションなどのパワートレーンを変更するといった2段階のマイナーチェンジに慣れていない日本のマスコミでは、こういったモデルチェンジに関する情報が誤解されている事も多く、情報に誤りがある場合もあるのでご注意下さい。ま、余談ですが。
話を元に戻します。
マスタングのマイナーチェンジに伴いリニューアルされたエレノアですが、実は大きく変わったのはフロントバンパースポイラーとボンネットフードくらいで、サイドやリアのボディキットにはほとんど変更はありませんでした。
これはある意味当然と言えば当然で、エレノアというのは明確なデザインモチーフがあって制作されたボディキットなわけですから、ベースモデルが変更されたからといって、わざわざ手を加える必要のない箇所まで変更する必要はないわけです。というよりも、どちらかと言えば、デザイナーは可能な限りのキープコンセプトを目指したと思われます。
現行フォード・マスタングは2013年に最後のマイナーチェンジを行い、フロントマスクが変更されました。したがって、ASDNが導入した新車のエレノアは2010〜2012年の3年間に発売されてモデルのみとなります。はっきりとしたデータが残っているわけではありませんが、2010〜2012年の3年間に発売されたエレノアは、台数的にはサリーン・ジャパンが導入した2007〜2009年モデルベースの旧エレノアよりも少ないのではないかと思います。
一度は絶版となった(有力ディーラーによる日本への新車並行輸入が途絶えた)エレノアですが、ファンの間での人気は高く、新車での輸入が途絶えたことにより、中古車市場での人気が急上昇しました。
マスタングというのは、シェルビーGT500のようなプレミアムモデル以外の通常のV6やV8のモデルは、年式が古くなるに従って販売価格も下がるという一般的な中古車相場を形成する車種なんですが、エレノアだけは例外。車両の状態にもよりますが、常に高値安定の相場を形成していました。つまり、需要と供給のバランスが崩れていたわけです。
そんなエレノアの中古車市場での動向もあって、ASDNが取扱いを開始したのが、『認定中古車』という形での2011〜2012年型のエレノアの中古車販売です。
>> フォード・マスタング・エレノア 購入ガイド_その1
12,810円
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