昨年末に『モダン・マッスル・ジャパン』によって日本への正規輸入が開始された『ストリートファイターGT』が、ASDNでも販売されることになったという連絡が入ったので早速取材してきた。
ストリートファイターGTは、現行マスタングのGTファストバックにラウシュ製スーパーチャージャーキットを装着し、足回りを適度に固めたコンプリートカーで、フロリダ州オカラに拠点を置く『モダン・マッスル・カーズ(Modern Muscle Cars)』が製作している。
ストリートファイターGTの670hpという最高出力は、スペック的には先代マスタングのシェルビーGT500とほぼ同じである。つまり、排気量こそ異なるが、ストリートファイターGTというのは、チューニングファクトリーが独自製作した現行モデルベースの疑似シェルビーGT500といった感じのモデルなのである。
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今回の取材で試乗させていただいのは、モダン・マッスル・ジャパンが日本に輸入した第一号車であり、ベースモデルは2017年型フォード マスタングGTファストバックの6AT車。
先にスペック的には先代のシェルビーGT500と同等という書き方をしたが、シェルビーGT500がMTモデルの設定しかなかったことを考えると、ATの設定があるストリートファイターは、それだけでもかなりのアドバンテージがあると言える。
今回の取材では高速道路と一般道の両方を試乗することができたのだが、驚いたのはその扱いやすさ。
エキゾーストノートこそ「いかにも大排気量V8ユニット+スーパーチャージャー」といった感じの大迫力だが、乗り味自体は想像以上に洗練されており、メーカー純正モデルながら、チューンドカー並みの荒々しさが特徴であった2013ー2014年型シェルビーGT500よりもよほどジェントルに仕上げられていた。
ストリートファイターGTの車両としての完成度が高いのは、おそらく現行モデルとなって大幅に進化したベースモデルのシャシーや足回りの素材の良さが影響しているのだと思う。
モダン・マッスル・カーズが発表しているカタログスペックが670HP(同社がシングルローラータイプのシャシーダイナモメーターでテストした際のリアホイール計測値は584HP)。これだけのパワーを発揮しながら、トータルバランス的には普通レベルのオーナーが緊張感なくドライブできる仕上がりを実現したストリートファイターGTが、車両本体価格789万円〜で購入できるのは、かなりお買い得だと思うのだが、どうだろうか?
【Package Consists】
・ Base Mode:'17 Ford Mustang GT Fastback
・ Roush Supercharger
・ Eibach performance and handling suspension kit
・ 20" custom KMC rims
・ Nitto NT 555 tires for that extra traction
・ High performance axle back exhaust
・ Custom striping
・ Custom leather seats
・ Japan special ECU programming
・ Japan special Headlight
・ Japan special Tail lamp
・ Japan price ¥7,890,000
12,810円
PERFORMANCE
6DEGREES
17,298円
PERFORMANCE
6DEGREES
18,420円
PERFORMANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES