改善内容とアフターサービスの内容を確認すべし
Q:表示金額の違いにはそういったカラクリがあるわけですね。ところで価格以外の部分で現行マスタングを購入する際に注意すべきポイントを教えてください。
A:「大きなポイントは2つあると思います。まずはきちんと『日本仕様』に改善されているか否か。アメリカと日本では法律が違いますから、アメリカで国内向けに製造&販売された車両はそのままでは日本の公道は走れません。
ヘッドライトのカットラインを左側通行用に変更したり、リアウインカーとブレーキランプを独立型にして灯火色を変更したりといった適切な『改善』が施された車両でなければ車検に通りませんし、車検に通らない車両で公道を走るのは『道路運送車両法違反』となります」
「二つ目は購入後の『アフターサービス』を確認することです。定期メンテナンスや車検、故障修理などに対応できるショップなのか?を事前に確認しておかないと、いざという時に困ることになります。
また、仮に何もトラブルがなくても、現代の車両はECU(車両を制御しているコンピューター)のプログラムを定期的にアップデートする必要があります。車両を購入するショップがアフターサービスに対応出来るか否かを判断するためには、現代のフォード車の修理や整備に必要不可欠な『IDS』や『VCM2』といったメーカー純正スキャンツールやインターフェースを完備しているかどうか? を確認すれば良いと思います」
なるほど『日本仕様への改善』と『アフターサービス』ですね。それは確かに重要なポイントですね。参考になりました。本日はありがとうございました。
車両購入時に「少しでも安く」と考えるのは自然なことだろう。
だがしかし、表示価格の安さのみにとらわれて販売店をチョイスすると、購入後に後悔することになる可能性もあるので、マスタングを新車で購入しようと考えている方は、一度立ち止まって、その店舗をシッカリと見極めることが必要だろう。
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購入後に必ず必要になるアフターメンテ。現代のフォード車の修理や整備には『IDS』や『VCM2』といったメーカー純正スキャンツールやインターフェースが必要であり、しかもそれらを使いこなせる能力も必要になる。元ディーラーだったアイエーシーだけに、そういった電子デバイスを使いこなす能力にも長けているため、安心感がぜんぜん違うわけである。

日本の道路を走るには、ヘッドライトのカットラインを左側通行用に変更したり、リアウインカーとブレーキランプを独立型にして灯火色を変更したりといった適切な『改善』が施されなければならない。

前フォードディーラーという「安心感」はどこのショップよりも心強い。