アメリカ製フルオーダー最高級鍛造ホイール

HRE パフォーマンス ホイール (HRE PERFOMANCE WHEELS)

常に一歩先を行くデザインで高剛性&軽量なホイールをリリース

HRE パフォーマンス ホイールは、アメリカ本国で34年の歴史を誇るホイールメーカー。フルオーダーの鍛造ホイールを得意とし、高剛性&軽量ホイールをリリースする。今や高性能自動車には欠かせない、世界有数の最高級ホイールなのである。

シェルビーGT500にP43SC装着して、さらなるシャープさを

　バネ下重量を軽減することは、車体全体を軽量化するより何倍も走行性能の向上に寄与する、ということはよく言われることだが、まさにそれを体現したシェルビーGT500が現れた。

　バネ下が軽いとサスペンションがスムーズにストロークしてくれ、フットワークが軽快になるだけでなく、乗り心地やブレーキの効きにも良い傾向をもたらす。いたずらにバネレートを高くした固い足回りにしなくてもコーナリング性能を向上させてくれるのだ。また加速性能が向上し、実際には燃費の向上にも寄与すると言われている。
　
　この2010年型シェルビーGT500は、ペダースサスペンション、エクストリームXA 車高調整キット、ASDNオリジナルパンハードロッドを組み込んだ足回りにHRE1ピースモノブロック P43SCの20インチを装着した。

　このP43SCは、HRE 2012年のニューモデルであり、これまでのシリーズからさらに軽量、高剛性を実現したシリーズである（サイズは19／20インチからセレクト可能）。
　HREの基本デザイン・コンセプトを崩すことなく、現在人気のコニカルデザインを取り入れたP43SCには多彩なデザインラインナップが存在し、他にP40SC／P44SC／P45SC／P47SCがラインナップされるという。

　HREは、すべてパウダーコート塗装になるため、通常のアクリル塗装との違いも明白で、キレイで強い塗装になるという。なお、HREはフルオーダーのため、一台一台に合わせてフィットメントが可能である。J数は0.5ごと、オフセットは設定範囲であれば1mm単位にて変更が可能なオンリーワンホイールになるため、このシェルビーのように全調整式車高調で好みの車高をセッティングし、それに合わせたホイールの出ズラを決めることが可能になり、まさしく自分だけの1台が製作可能であるのである。

ブラックボディにサテンブラックのホイールの組み合わせ。高性能な動力性能に、さらなるシャープさが加わった。

HRE 1ピースモノブロック P43SCは、2012年の最新作となる。フロント9.5J×20インチ、リア11.0J×20インチのサテンブラックカラー。

ニュー300Cには、22インチの大口径ホイールを

　ニュー300に装着されたP93Lは、ラグジー＆SUVにも対応するように設計された1ピースモデルで、20／21／22インチからセレクト可能なホイールである。つまり、22インチの大口径ホイールも製作可能な1ピースのフルオーダーホイールとなる。

　アイバッハのコイルで車高調整されたニュー300Cにフィットさせるための22インチホイール。まさにラグジュアリーなスタイルの完成である。このP93Lには、他に P90L／ P95Lといったデザインバリエーションがあり、フィニッシュはHREのパウダーコート仕上げと、最上級のものとなる。

　HREホイールに関しては、両モデルとも、アメリカ製最高級ホイールになるが、さらにジャパンクオリティを保つために、本国HREのクオリティチェック後に、日本での最終チェックを終え、1年間の品質保証書が添付され出荷される。正規販売元として、ホイールごとにシリアル管理しているということで、販売後のパーツ供給も可能となっているという。

　少々言葉が過ぎるかもしれないが、カッコだけのデザインホイールが乱立する中、パフォーマンス、クオリティ、デザイン共に満足させる最高級のHREホイールは、高性能車には欠かせない、まさに最高のアイテムである。

ビレットグリルとビレットロアグリルを装着した300Cに、グロスチャコールのHRE 1ピースモノブロック P93Lを装着。

全体的にシンプルだが、ホイールから漂うオーラが、ニュー300Cの高性能化に一役買っている。

アメリカ製最高級ホイールの称号となるこのホイールキャップが、高性能車の足元を支えるのだ。