更新日:2020.03.06
文/椙内洋輔 写真/FCA / motor.1
2020年モデルとしてデビューしたチャージャーのワイドボディ仕様である。チャレンジャーのワイドボディが登場してから一年、チャージャーにもワイドボディが登場している。
ベースとなるのは、チャージャーSRTヘルキャット。さらにスキャットパックはオプションでワイドボディのみチョイスが可能である。
ワイドボディは、通常ボディに幅3.5インチのフェンダーを装着するから太いタイヤが装着できる。よって、サスペンションを同時に締め上げることでコーナリングの限界値が高くなり、スピードも高くなる。当然、直線加速時のトラクションも上がるから、エンジンパワーのある車両であればあるほど有効に働く。
もちろん、ワイドフェンダー装着による視覚的な効果も高く、ハイパフォーマンスカーならではのオラオラ感が一層強くなる。
チャージャーSRTヘルキャットには6.2リッタースーパーチャージャーエンジンが搭載され、707hp、最大トルク650lb-ftという暴力的なパワーを発生させるから、ワイドボディ仕様となることでそのエンジンパワーをより一層有効に使うことが可能になるのである。
だが。ひとつ気になることがある。そう、今回のワイドボディはある意味チャレンジャーの後追いである。であるならば、チャレンジャーヘルキャットには「レッドアイ」というさらなるパワーアップモデルが存在する。となれば…。
調べていけば案の定、テスト車両のスパイショットが数多く見られる。その車両は恐くワイドボディのチャージャーに797hpのエンジンを搭載したモデルであり、それによってボンネットフードが一層盛り上がっているように見える…。
チャレンジャーのレッドアイには、ツインのダクトを備えたデュアルシュノーケルフードが装備されていたから、チャージャーの場合も市販車には同様の措置が取られる可能性はあるだろう。
ただし、馬力数値に関しては未定である。というのも、チャレンジャーのヘルキャットは717hpにアップされており、一方でチャージャーのヘルキャットは707hpと変わらず。ということで、チャレンジャーのヘルキャットレッドアイは797hpであるが、チャージャーヘルキャットレッドアイは一体何馬力になるか。
とはいえ、チャージャーヘルキャットワイドボディに続き、レッドアイの登場が確実視されるだけに、今後ももまだまだ目が離せないチャージャーなのである。
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