ASDNオリジナルのダウンサスはノーマル比でフロントで3.3cm、リアで約3.8cmほど車高を下げることが可能。一般的なローダウンサスを装着すると若干リア上がりのスタイルになるが、このサスの場合は前後で水平になるように調整されている。バネレートはサリーン・マスタングと同程度に調整しているとのこと。
エレノアの足回りは『走り(主にコーナーリング性能)』という観点で言えば確実にノーマルよりも高性能である。ただし、唯一『乗り心地』という観点で言えばノーマルの方が上。もちろん乗り心地に対する考え方は人それぞれ違うので、中にはエレノアの方が好みだという人もいるとは思う。しかし、ホイール径を大きくしてノーマルよりも薄くてワイドなタイヤを履いているだけに、どうしても路面の凹凸を敏感に拾ってしまうし、ノーマルよりも多少はゴツゴツした感じがするのは否めない。ASDNオリジナルのダウンサス自体はそれほど『固い』という感じは受けなかったので、この乗り心地に関する感覚は多分にタイヤによるところが大きいと思う。
もっとも、これはあくまでも『ノーマルと比べれば』というレベルの話であって、エレノアの乗り心地が特別に悪いという話ではない。また、そもそもスタイルや走行性能を追求するということは、その分何処かに弊害が出るのは当然だし、その辺はコンプリートカーやチューニングカー、カスタムカーといったタイプのクルマ達の宿命とも言えるだろう。
クルマの乗り心地に最も影響を及ぼすのがタイヤである。エレノアの標準タイヤはフロントが255/35/20、リアが285/30/20とかなりワイド&ローに設定されているので、ノーマルよりもやや固めの乗り心地となっている。
エレノアの『ロワーリングアップグレードPKG1』として用意されているテイン製複筒式車高調整サスペンションキットは16段階で伸縮同時減衰力調整ができる。
エレノアの『ロワーリングアップグレードPKG2』として用意されているペダース製エクストリームA車高調セットは30段階で減衰力調整ができる。日本ではまだ知名度は低いが、ペダースはサリーンやSMSの車両制作にも使用されているオーストラリアの大手メーカーだ。
ASDNオリジナルの『アジャスタブル・パンハード・バー』を装着することで、リジッドアクスルの左右のズレを調整することができる。
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES